新型コロナウィルス感染症で重症化しやすい人

新型コロナウィルス感染症

 新型コロナウィルスに感染し重症化する人の傾向が分かってきています。
 ウィルスに感染し、家族との面会もできず、お別れの言葉もかけることなくお亡くなりになることはあまりにも悲惨です。「新型コロナウィルスに感染し重症化する可能性のある方」に該当する方が、ご家族でいらっしゃるようでしたら、「新しい生活様式」をいかに実践するかを話し合ってください。

 新型コロナウィルスに感染したら重症化する恐れのある方は、命を守るために徹底して「新しい生活様式」を手に入れる必要があります。

 

新型コロナには様々な症状がある

 新型コロナに感染しても、様々な症状があることが分かってきました。陽性者の中の2割程度は全く無症状ですみます。全体の、8割の人は風邪症状がダラダラと続きますが自然治癒します。

感染した人の2割程度の人が肺炎症状が重症化して入院が必要となります。

そして約5%の人が集中治療を必要とするほど重症になると言われています。感染者の統計を取ることで、重症化する可能性のある人の傾向ははっきり分かってきています。

次に、重症化する可能性のある人の傾向について説明します。

・新型コロナに感染しても全く症状の出ない人もいます。
・8割の人は軽症ですみます。全く症状がでない人もいます。
・重症化する人の傾向は分かってきています。

高齢化した人は重症化しやすい

 年齢とともに成長ホルモンが少なくなり、体力も落ちてきます。年齢が感染症に限らず健康への最大のリスクであることは誰でも知っていることです。

 新型コロナウィルスのクラスター発生のニュースを見ると高齢者が非常に多いに驚きます。高齢者は、時間が持て余すぐらいあり、お金も困らないので、人生をエンジョイするためにジムに通ったり、習い事を始める人も多くいるからです。海外国外旅行、イベント、ライブ、習い事など若者に負けずとばかり人生を楽しんでいることが、新型コロナウィルスの登場で大きな落とし穴となりました。

 このグラフは、新型コロナウィルスによる年齢別死亡者数を表したものです。年齢とともに加速度的に死亡者が増えていることがよく分かります。実際に治療の現場でも、年齢が上がるに従って集中治療室に入室する患者や死亡者が増えていきます。
 60を過ぎれば、感染すると重症化し死亡する率が高いです。新型コロナウィルスが蔓延している時期は、絶対にウィルスに感染したない対策を徹底して行う必要があります。

 また、決して若い人は安全というわけでなく、20代の世代でも頻度は高くないものの亡くなっている方がいます。

・高齢になるほど重症化するリスクが高くなります。
・新型コロナウィルスの感染拡大がすすんでいる間は、重症化したり、死亡したりするリスクを避けるため高齢者は自主的にウィルスから自分自身を隔離する生活スタイルを身に付けるようにしましょう。

 

持病を持つ方も死亡リスクが高い

 高齢化に続いて重症化リスクが高いのは基礎疾患、つまり持病がある人です。

 持病がない人の死亡率は0.9%なのに対し、心血管疾患(心臓病や動脈硬化など血管の疾患)のある人の死亡率は10%を超えています。持病がある人の死亡リスクが、突出して高いことがグラフから分かります。

 持病を持つ人の死亡率が高いのは、新型コロナウィルスに限っただけではなく、すべての感染症に共通しています。他のウィルスと違う点は、呼吸器系の持病がある人の重症化、死亡率が高い点です。これが、このウイルスの特徴の一つでもあります。
 中国のデータだと、がん、高血圧、慢性呼吸器疾患、糖尿病、心血管疾患の患者では致死率が高いことが分かっています。
 イタリアの場合、死亡した人には虚血性心疾患、糖尿病、活動性のがん、心房細動、脳卒中等の既往症があったとのことです。

・糖尿病など持病を持つ人は、死亡率が高いです。
・呼吸器系の持病がある人の重症化、死亡率が高いのもこのウイルスの特徴の一つです。
・がん、高血圧、慢性呼吸器疾患、糖尿病、心血管疾患、虚血性心疾患、心房細動、脳卒中等のある方は、自主的にウィルスから自分自身を隔離する生活スタイルを身に付けるようにしましょう。

 

重篤患者の3人に1人が糖尿病

 アメリカでの死亡者が多いことで注目されるようになったのが肥満です。アメリカは、肥満が多く、それが死亡者が多い大きな原因になっているからです。疾病対策センター(CDC)が基礎疾患の有る人のデータを分析したところ、最も多かった基礎疾患は糖尿病で全体の10.9%でした。

 集中治療室(ICU)に運び込まれた重篤な患者だけのデーターを分析すると糖尿病の感染者が32%と突出していることが分かりました。

アメリカのCDCが発表した、集計期間は2020年2月12日〜3月28日の初期のデーターでは、新型コロナウィルスに感染した糖尿病患者のうち30%が重体になり入院しています。新型コロナウィルスに感染した糖尿病患者のうち6%が入院後さらに病状が悪化しICUが必要となっています。糖尿病があると重症化するリスクがあることが明らかになりました。さらに、若者であっても糖尿病の患者は、重症化するリスクが高いです。

 肥満は、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの持病の原因でもあります。運動不足・食べすぎなどの積み重ねが肥満の原因である場合が多く、生活習慣を改善する事により将来的に重篤な病気を予防することに繋がります。

  日本人は欧米人よりもインスリンの分泌量が少ないとされています。ですから、少し肥満になっただけで糖尿病になるリスクが高まります。定期健診で、肥満やメタボと指摘された人は、今すぐに生活習慣を改善に取り組むようにしましょう。でも、体質改善はそんなに簡単にできるものではありません。肥満気味の方は、ウィルスに絶対に遭遇しないように自主的にウィルスから自分自身を隔離する生活スタイルを身に付けるようにしましょう。

・肥満は、糖尿病などの持病の原因です。
・新型コロナウィルスに感染した糖尿病患者のうち30%が重体になります。
・若者であっても糖尿病の患者は、重症化するリスクが高いです。
・糖尿病の方は、ウィルスに絶対に遭遇しないように自主的にウィルスから自分自身を隔離する生活スタイルを身に付けるようにしましょう。

 

新型コロナウイルス感染症の死亡率は、男性のほうが高い

 新型コロナウイルス感染症の死亡率を男女で比べたところ、男性のほうが死亡率が高いことが中国やイタリアのデータから分かってきました。

 武漢市の2019年末から2月11日までの44,672件の確定症例を分析したところ、男性の死亡率が2.8パーセントだったのに対して、女性は1.7パーセントだったことが判明しています。イタリアでも、同じような傾向が出ています。イタリアの国立保健研究所によると、感染者の致死率は男性が10.6パーセント、女性は6パーセントとなっています。

俗に「男性の方が喫煙率が高い」「女性ホルモンの影響ではないか」とは言われているが、男性の方が致死率が高いことを証明する証拠は見つかっていません。

 でも、「男性の方が新型コロナウィルスで死ぬ率が高い」と聞いたとしても私たちは何も驚きません。男性の方が女性よりも寿命が短いですし、感染症にも弱いことは誰でも知っていることですから。

まとめ
・男性のほうが死亡率が高い


・高齢になるほど重症化するリスクが高くなります。
・持病を持つ人は、死亡率が高いです。

・新型コロナウィルスに感染した糖尿病患者のうち30%が重体になります。
・新型コロナウィルスの感染拡大がすすんでいる間は、重症化したり、死亡したりするリスクを避けるため高齢者や持病のある方は、自主的にウィルスから自分自身を隔離する生活スタイルを身に付けるようにしましょう。

高齢者やハイリスク群への対策

緊急事態を解除するのではなく、「高リスク群」と「低リスク群」で時期を分けるべきとの意見がある。緊急事態宣言が解除を「低リスク群」から始めることで、感染者が出たとしても入院を必要とする患者の増加をおさえることができ、医療への負担を減らすことができる。

緊急事態解除、健康な若年層など低リスク群から初めては NEWS ポストセブン

 

コメント

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