子どもたちの感染が約6倍増えている
厚生労働省が公表している「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」の速報値によりますと、8月17日までの1週間に全国で感染が確認された人のうち20歳未満の数は2万2960人に上っています。
およそ1か月前の7月20日までの1週間の3450人と比べて6倍余りに増えています。
文部科学省は、地域一斉の休校はには慎重な姿勢を示す
子どもの感染が急激に進んで切る中、文部科学省は、地域一斉の休校は、社会活動全体を止めるときにとるべき措置で、慎重に検討する必要があるとしています。
その理由として学校は学習する機会の保障だけでなく、子どもたちの居場所やセーフティーネットとして福祉的な役割も担っていることを挙げ、特に小中学校については一斉休校は避けるべきと強調しています。
また、高校については緊急事態宣言の対象地域では時差登校やオンライン学習を組み合わせて学習の継続に取り組むよう求めています。
出席停止等の取扱い
2学期が始まりましたが、次のようなケースは「出席停止」扱いとなります。「出席停止」を命じられた場合、学校へ登校することは出来ませんが、「欠席日数」にカウントされません。
出席停止とは・・・
学校保健法に基づき、病気の悪化を防ぐためと、他の児童に伝染させないため、医師の意見を聞き、校長が出席停止を命じます。出停と略されることもあります。
- コロナ感染者と濃厚接触者は出席停止となります。
児童生徒等の感染が判明した場合又は児童生徒等が感染者の濃厚接触者に特定された場合には、学校保健安全法第 19 条の規定に基づく出席停止の措置を取ります。 - コロナの疑いがある症状が出た場合も出席停止となります。
新型コロナウイルス感染症への対応として、児童生徒等に発熱等の風邪の症状がみられるときに、学校保健安全法第 19 条の規定に基づく出席停止の措置を取ります。 - 感染がまん延している地域で同居の家族にコロナの疑いがある症状が出た場合も出席停止となります。
感染がまん延している地域(レベル2や3の感染状況の段階である地域)においては、同居の家族に発熱等の風邪の症状がみられるときにも、出席停止の措置を取ります。 - 基礎疾患等があり医師が登校すべきでないと判断した場合、校長は「出席停止」と認めることが出来ます。
基礎疾患等があることにより重症化するリスクが高い児童生徒についても、主治医が登校すべきでないと判断した場合の出欠の扱いについては、「校長が出席しなくてもよいと認めた日」として扱うことができます。 - 患者が急激に増えている地域で保護者から感染が不安で休ませたいと相談があった場合
生活圏において感染経路が不明な患者が急激に増えている地域で、同居家族に高齢者や基礎疾患がある者がいるなどの事情があって、他に手段がない場合など、合理的な理由があると校長が判断する場合には、指導要録上「出席停止・忌引等の日数」として記録し、欠席とはしないなどの柔軟な取扱いも可能です。 - 海外から帰国・再入国した児童生徒等について、政府の水際対策の取組として一定期間自宅等での待機の要請の対象となっている場合主席停止となります
なお、学校は、出席停止の指示等を行った場合においては、当該児童生徒が授業を十分に受けることができないことによって、学習に著しい遅れが生じることのないよう、補習・補充学習等を行い遅れを取り戻るようにします。
臨時休業等は保健所の調査を待たないで判断
コロナの感染拡大を受けた休校は学校保健安全法に基づき、自治体など学校設置者の権限で実施されます。
学校保健安全法(昭和 33 年法律第 56 号)
(臨時休業)
第 20 条 学校の設置者は,感染症の予防上必要があるときは,臨時に,学校の全部または一部
の休業を行うことができる。
文部科学省は、 これまでは、保健所による濃厚接触者の調査などを踏まえて休校を判断するよう自治体などに求めてきました。しかし、感染拡大で保健所の業務が逼迫し、調査が追いつかなくなるおそれがあります。文部科学省は、8月27日に学校側に保健所の判断を待たずにガイドラインにしたがって対応するよう促しました。
学校で児童生徒や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドライン
学校で感染者が確認された場合の対応
学校で児童生徒等や教職員の感染者が確認された場合は、出席停止したり、出勤させなかったりします。
出席停止
・感染した児童生徒等について出席停止の措置をとる。
・児童生徒が 濃厚接触者と判定された場合出席停止の措置をとる。
出勤させない
・教職員が感染した場合は、 病気休暇等の取得や在宅勤務、職務専念義務の免除等により出勤させない 。
・ 教職員が濃厚接触者と判定された場合は、 病気休暇等の取得や在宅勤務、職務専念義務の免除等により出勤させない 。
濃厚接触者等の特定について
児童生徒等や教職員の感染が判明した場合に、感染者本人への行動履歴等のヒアリングや濃厚接触者等の特定等のための調査は、通常、保健所が行います。保健所が濃厚接触者等の特定のため、校内の濃厚接触者等の候補者リストの作成に学校が協力することが必要な場合があります。
濃厚接触者等の候補の範囲は、感染者の感染可能期間から入院、宿泊療養又は自宅療養を開始するまでの期間において、感染の恐れのある接触をした職員・児童生徒となります。
濃厚接触者の候補
- 感染者と同居(寮等において感染者と同室の場合を含む)又は長時間の接触があった者
- 適切な感染防護なしに感染者を介護していた者
- 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば等)に直接触れた可能性の高い者(1メートル以内の距離で互いにマスクなしで会話が交わされた場合は、時間の長さを問わずに濃厚接触者に該当する場合がある)
- 手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、感染者と 15 分以上の接触があった者(例えば、感染者と会話していた者)
必要な感染予防策については、マスクを着用していたかのみならず、いわゆる鼻出しマスクや顎マスク等、マスクの着用が不適切な状態ではなかったかについても確認します。
臨時休業
学校内で感染が広がっている可能性が考えられる場合には、当該感染者等を出席停止とするとともに、学校医等と相談し、臨時休業の検討をします。感染が拡大している可能性がある場合は、教育委員会等の設置者は、状況に応じて学級あるいは学年・学校単位の臨時休業の検討を行います。
【学級閉鎖】
○以下のいずれかの状況に該当し、学級内で感染が広がっている可能性が高い場合、学級閉鎖となります。
- 同一の学級において複数の児童生徒等の感染が判明した場合
- 感染が確認された者が1名であっても、周囲に未診断の風邪等の症状を有する者が複数いる場合
- 1名の感染者が判明し、複数の濃厚接触者が存在する場合
- その他、設置者で必要と判断した場合
(※ただし、学校に2週間以上来ていない者の発症は除く。)
○学級閉鎖の期間としては、5~7日程度を目安に、感染の把握状況、感染の拡大状況、児童生徒等への影響等を踏まえて判断されます。
【学年閉鎖】
○複数の学級を閉鎖するなど、学年内で感染が広がっている可能性が高い場合、学年閉鎖となります。
【学校全体の臨時休業】
○複数の学年を閉鎖するなど、学校内で感染が広がっている可能性が高い場合、学校全体の臨時休業となります。
子どもは接種日に満12歳以上であればワクチンを接種することができます
子どものワクチン接種 は満12歳から
予防接種法に基づく公費での接種の対象は、接種の日に満12歳以上の方です。このため、12歳に満たない方は、ワクチンの接種の対象にはなりません。
子どもの接種の対象は、接種の日に満12歳以上の方です。このため、12歳に満たない方は、新型コロナワクチンの接種の対象にはなりません。現在、ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンは、いずれも12歳以上が接種対象となっています。
また、アストラゼネカ社の新型コロナワクチンは、原則として40歳以上が接種対象となっており、子どもは接種することはできません。
免疫を持たないで社会生活をすれば60%が感染
デルタ型変異ウイルスは、従来の新型コロナウイルスよりも感染力が43~90%強いと報告されていたアルファ型よりも、さらに64%感染力が強いとされています。
デルタ型の感染力が強い理由として、
- 従来の新型コロナウイルスよりも感染者の体内でのウイルス量が1000倍以上多くなることで、感染者が周囲に撒き散らすウイルスの量が増える。
- 曝露してから感染力を持つまでに、従来株よりも2日間はやい。
- したがって、感染力を持つ期間が長くなる。
等の可能性が言われています。
日本人は、デルタ株に極めて弱く、ウィルスに曝露すると60%は感染すると言われています。これは、30人の学級で1人の感染者が登校したら20人は感染してしまう恐れがあるのです。
免疫を獲得する方法はワクチンを接種することです。ワクチンを接種しないで社会生活をすればいつかは感染してしまうことになります。感染すれば、家族や友達・先生など多くの人にウィルスをばらまくことになります。
ウィルスをばらまく患者にならないために、私たちが社会生活をするには、免疫を獲得してコロナに感染しないようにすることは社会人としてのエチケットです。
子どものワクチン接種
デルタ株の子どもへの感染が広がっています。子どもは、塾や学校で放課時に友達と社会的距離を守って生活できると思いますか?
子供が学校へ行ったら、1日中遊ばないで席についたままだまって過ごし、互いに2m以上離れて過ごすことなんてありえません。例えば、塾や教室で、一人の感染者が登校したとします。生徒が教室に入り用具を片付け担任の先生が来る間にウィルスは教室に広がり、瞬く間に多くの生徒はウィルスをもらってしまいます。新型コロナは、発熱など症状が出る前に感染力を持ちますから、新型コロナに感染していることに気ずくまでに数日かかってしまいます。その間に教室の生徒に次から次へと感染してしまいます。感染に気づいた時には、クラスの大勢が感染してしまっているのです。
デルタ株による感染爆発が起きている今は、お子さんが新型コロナに感染する確率は極めて高いです。あなたのお子さんが感染してしまった時のことをイメージしてください。そんなことは絶対起きないようにしたいものです。
コロナが流行している間、家族全員が家庭内に閉じこもることなどできません。家庭を守る親として、家族が外出・出勤・登校しても感染しない手立てを講じる必要があります。その最も有効的な手段がワクチンです。
子どもがワクチン接種を受ける意義は高いです。
お子さんが安心・安全に生活できるように、健康上問題の無い場合、できるだけ接種するようにお勧めします。子どものワクチン接種について正しく知り、勇気をもってお子さんにとって最高の決断をしていただきたいと思います。
学校に登校させる際に注意すべき点
各自に必要な持ち物
感染症対策用の持ち物として、一般的には次のものが必要となります。
- 清潔なハンカチ・ティッシュ
- マスク
- マスクを置く際の清潔なビニールや布等
発熱等の風邪の症状がある場合等には登校しないこと
家を出る前に、検温をしその後健康観察をしてください。健康であると判断した場合登校させるようにしてください。
発熱等の風邪の症状がある場合には、お子さんを登校させないで自宅で休養させてください(レベル3及びレベル2の地域では、同居の家族に風邪症状が見られる場合も登校させないようにしてください)。
登校時に発熱等の風邪の症状が見られた場合は、帰宅させ休養させます
学校では、登校時に校門等で検温をします。発熱等の風邪の症状がみられる場合には、学校から家庭に連絡が入り、安全に帰宅させ、症状がなくなるまでは自宅で休養することになります。なお、小学校の児童等について、安全に帰宅できるよう、保護者が来校しお子さんを受け取り帰宅させます。
校内の感染対策
新型コロナウイルス感染症は、一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。閉鎖空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがあるとされています。
感染経路を絶つためには、
①手洗い
②咳エチケット
③清掃・消毒が大切です。
学校生活においては、休み時間や登下校など先生の目が届かない所での児童生徒等の行動が大きな感染リスクとなります。そのため、まずは、児童生徒等が本感染症を正しく理解し、感染のリスクを自ら判断し、これを避ける行動をとることができるよう、感染症対策に関する指導が徹底して行われます。
お子さん感染対策を守れないことがあると、先生から指導を受けたり、他の児童生徒に不快な思いをさせてしまったりすることもあります。学校で嫌な思いをしないためにも、ご家庭で集団生活の場でも感染対策をしっかり守ることができるように言い聞かせておいてください。
飛沫感染とは
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染とは
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他者がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
手洗い
接触感染の仕組みについてお子さんに理解させ、手指で目、鼻、口をできるだけ触らないよう言い聞かせてください。さらに、接触感染を避ける方法として、手洗いを徹底します。ウイルスが付着している可能性があるので、外から教室等に入る時やトイレの後、給食(昼食)の前後など、こまめに手を洗うことが重要です。
手洗いは 30 秒程度かけて、水と石けんで丁寧に洗います。また、手を拭くタオルやハンカチ等
は個人持ちとして、共用はしないように指導します。
学校では、登校したら、まず手洗いを行うよう指導します。手指用の消毒液は、流水での手洗いができない際に、補助的に用いられるものですので、基本的には流水と石けんでの手洗いを指導します。
また、石けんやアルコールを含んだ手指消毒薬に過敏に反応したり、手荒れの心配があったりするような場合は、流水でしっかり洗うなどして配慮を行います。
正しい手洗いを学校で行うことが出来るように、ご家庭でも練習をしておいてください。
咳エチケット
咳エチケットとは、感染症を他者に感染させないために、咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえることです。
【参考】咳エチケット
清掃・消毒
消毒は、感染源であるウイルスを死滅させ、減少させる効果はありますが、学校生活の中で消毒によりウイルスをすべて死滅させることは困難です。このため、一時的な消毒の効果を期待するよりも、清掃により清潔な空間を保ち、健康的な生活により児童生徒等の抵抗力を高め、手洗いを徹底することの方が重要です。
消毒は、必要に応じて児童生徒が下校した後、職員や外部の業者が行います。
【参考】
新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について
物に付着したウイルスを消毒;熱水・漂白剤編
物に付着したウイルスを消毒;洗剤編
物に付着したウイルスを消毒;次亜塩素酸水編
身体全体の抵抗力を高めること
身体全体の抵抗力を高めるため、「十分な睡眠」、「適度な運動」及び「バランスの取れた食事」を心がけます。
1 新型コロナウィルスに対する積極的な対策
2 肥満はなぜ怖いのか?
3 コロナに勝つ抵抗力を付ける;ヨーグルト編
4 免疫
①免疫の仕組み
②「粘膜免疫」で感染予防
③全身免疫
④免疫システムを正常に保ちウィルスを撃退!
⑤「免疫」も、睡眠と深い関係があります
⑥新型コロナウィルス感染症で重症化しやすい人
⑦肺炎が進行していないか心配になったらパルスオキシメーター
5 軽症者にも残る深刻な後遺症
6 呼吸筋ストレッチ;重症化しないように呼吸力を付けよう!
集団感染のリスクへの対応
新型コロナウイルス感染症では、
・換気の悪い密閉空間
・多数が集まる密集場所
・間近で会話や発声をする密接場面
という3つの条件(3つの密(密閉、密集、密接))が重なる場で、集団感染のリスクが高まるとされています。学校においても、「3密」と「大声」に注意することが必要です。学校生活では、普段は専制が3蜜の場面を作らないように配慮していますが、放課時など児童生徒だけで過ごす時間帯でも児童生徒自らが心がけることができるよう理解させてください。
- 「密閉」の回避(換気の徹底)
換気は、常時、こまめに(30 分に1回以上、数分間程度、窓を全開する)、2方向の窓を同時に開けて行うようにします。 - 「密集」の回避(身体的距離の確保)
「新しい生活様式」では、人との間隔は、できるだけ2メートル(最低1メートル)空けることを推奨しています。学校は「3つの密」となりやすい場所であることには変わりなく、可能な限り身体的距離を確保することが重要です。 - 「密接」の場面への対応(マスクの着用)
学校教育活動においては、児童生徒等及び教職員は、身体的距離が十分とれないときはマスクを着用するべきと考えられます。
マスクの着用には臨機応変の対応が必要です。
- 十分な身体的距離が確保できる場合は、マスクの着用は必要ありません。
- 気温・湿度や暑さ指数(WBGT)24が高い日には、熱中症などの健康被害が発生するおそれがあるため、マスクを外してください。
- 体育の授業においては、マスクの着用は必要ありません。
マスクの取扱いについて
マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外し、手指にウイルス等が付着しないよう、なるべくマスクの表面には触れず、内側を折りたたんで清潔なビニールや布等に置くなどして清潔に保ちます。
マスクを廃棄する際も、マスクの表面には触れずにビニール袋等に入れて、袋の口を縛って密閉してから廃棄します。
登下校
登下校の際には、以下のように配慮されていると思いますが、何か問題点にお気づきでしたら、保護者間、または、学校長・教頭に連絡して話し合うようにしてください。
・登下校中については、校門や玄関口等での密集が起こらないよう登下校時間帯を分散させます。
集団登下校を行う場合には密接とならないよう指導します。
・夏期の気温・湿度や暑さ指数(WBGT)が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。このため、気温・湿度や暑さ指数(WBGT)が高い時には、屋外で人と十分な距離を確保できる場合には、マスクを外すように指導します。その際、人と十分な距離を確保し、会話を控えることについても指導します。
・公共交通機関を利用する場合には、マスクを着用する、降車後(または学校到着後)は速やかに手を洗う、顔をできるだけ触らない、触った場合は顔を洗うなどして、接触感染対策などの基本的対策を行うほか、できるだけ乗客が少ない時間帯に利用できるようにするなどの配慮を検討します。
スクールバスを利用するに当たっては以下のことが考えられます。
- 利用者の状況に配慮しつつ、定期的に窓を開け換気を行うこと
- 乗車前に、家庭において検温し、発熱が認められる者は乗車を見合わせること
- 可能な範囲で運行方法の工夫等により、過密乗車を避けること
- 利用者の座席を離し、それが難しい場合は、会話を控えることやマスクの着用について徹底すること
- 利用者に手洗いや咳エチケット等を徹底すること
- 多くの利用者が触れるドアノブ等を消毒すること
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