肥満者は感染しやすく 死亡リスクも1.5倍

健康生活
3d coronavirus infection spread covid-19 pandemic background

新型コロナウイルス感染症に対する肥満のリスクが改めて浮き彫りになってきた。肥満でない人に比べて感染するリスクが約1.5倍、重症化リスクは約1.7倍、死亡リスクは約1.5倍それぞれ高かった。食生活の改善や適度な運動が大切だ。

肥満は多くの病気の要因

肥満の方は、驚くほど多くの病気をまねく可能性があります。

  1. 肥満になると体重が腰や脚にかかります。骨や関節への負担が大きくなり、腰痛や膝痛などの関節障害を起こしやすくなります。急いでいたり、自転車に乗っていたりして転んだりして急に大きな負担を受けると、骨折を起こすことも少なくありません。
  2. 高尿酸血症から痛風をまねいたり、脂肪肝やすい炎を促進したりします。
  3. 突然死の原因ともなる睡眠時無呼吸症候群になる可能性も高まります。肥満度が高くなるにつれ、睡眠中の呼吸障害をきたしやすくなり、突然死や睡眠時死亡を引き起こすことがあります。
  4. 大腸がんや前立腺がん、乳がん、子宮がんなど、多くのがんのリスクを高めます。
  5. 糖尿病、高脂血症、高血圧、痛風、胆石症、骨粗しょう症などの下地になる。
  6. 狭心症、心筋梗塞など、虚血性心臓病や脳卒中の原因になります。

  「肥満は万病のもと」です。

生活習慣病
 糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は肥満と密接な関係があります。肥満を放置していると、こうした生活習慣病を悪化させ、血管を傷つけたり、もろくしたりして、やがて動脈硬化を引き起こします。その結果、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気へと進む原因ともなります。日本人は、少し太ると糖尿病をはじめとした生活習慣病になりやすい体質を持っています。日本人は、肥満にはとくに気をつける必要があります。

新型コロナウィルスよりも間違った生活習慣の方が毒性が強いかもしれません。

新型コロナで肥満の人は重篤化しやすい

アメリカでの死亡者が多いことで注目されるようになったのが肥満です。アメリカは、肥満が多く、それが死亡者が多い大きな原因になっているからです。疾病対策センター(CDC)が基礎疾患の有る人のデータを分析したところ、最も多かった基礎疾患は糖尿病で全体の10.9%でした。
 集中治療室(ICU)に運び込まれた重篤な患者だけのデーターを分析すると糖尿病の感染者が32%と突出していることが分かりました。

食生活の見直し

夜食はしない

 夜には翌日の活動に備えてエネルギーの貯蔵を行います。そのため夜は太りやすい時間帯なのです。

1日3食、規則正しく食べる

 不規則な食事の習慣は、生体リズムを乱し、内臓脂肪蓄積の原因になります。

ゆっくりよく噛んで

 脳の満腹中枢が働くまでは約20分かかります。よく噛んでゆっくり食べることが過食の防止につながります。

バランス良く食べる

近年、日本人の男性において肥満が増加しています。これには動物性脂肪の摂取量が増えていることが理由です。また菓子類や清涼飲料水の過剰な摂取が肥満につながります。

同じものばかり食べるなど、栄養に偏りのある食生活は太りやすい体を作ります。糖質、蛋白質、脂質をバランスよく摂取することに加え、ビタミン、ミネラル、食物繊維も積極的に摂ることが大切です。ビタミンやミネラルは体内の代謝を促し、食物繊維は糖質やコレステロールの吸収を穏やかにします。

→→→肥満はなぜ怖いのか?

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