日本人は新型コロナウィルスの免疫をすでに持っているのか?

投稿者: | 2020年5月20日

 

感染していない人の約半数が免疫を持っている!

「日本人は新型肺炎の抗体をすでに持っているのではないか?」と主張が新型コロナウィルス感染症が新型肺炎と言われていた当初からいました。否定的な意見も多いのですが、アメリカで「交差免疫」があると言う研究がありますので紹介します。

新型コロナウイルスにまだ感染していない人の約半数が、すでに免疫を一定程度持っている可能性があるとする研究結果を米ラホイヤ免疫研究所の研究チームが近く米科学誌セルで発表する。
【独自】未感染者の半数、すでに免疫?…他のコロナウイルス感染 … 読売新聞

 この記事によりますと、日本人ばかりでなく世界中の多くの人が新型コロナウィルスの免疫があると言うのです。ワクチンを打たなくても、新型コロナウイルス感染症にかかることはないか、かかっても軽く済むのです。とてもうれしい話です。集団免疫が容易に出来上がれば、再感染を心配することなく経済も正常に再開できるし、子どもたちは学校に通うことが出来るようになります。

 

密集での感染者が少ない

 そもそもこの新型コロナウィルスは本当に新型と言えるのか疑問に思うことは多くありました。

 クルーザ船内での集団感染で、感染者が2割しか出ませんでした。しかも、感染者の15%の患者は症状が全くなかったのです。

 また、日本の各地でライブ等の閉鎖空間で大勢の人が集まる中でクラスターが発生しましたが、そこで感染した人は数名に過ぎないことがほとんどでした。全く免疫がないのであれば、一度にもっと大勢の人が感染してもおかしくはありません。

 「新型肺炎の抗体をすでに持っているのではないか?」と考えるのは当然です。

 

抗体検査の結果

 東京都と東北6県で、献血に来たそれぞれ500人を対象に“抗体検査”が行われました。結果、東京では陽性率は0.6%。東北6県では陽性率は0.4%となりました。

 抗体検査とは、感染した後に体内にできる“抗体”と呼ばれるたんぱく質の有無を調べるものです。過去に新型コロナウイルスに感染したことがあるかどうかがわかり、地域での広がりなど感染の実態を把握することができます。
新型コロナ抗体検査、陽性は0.6% 都内500人に実施―東大 時事通信
厚生労働省、東京の献血者の検体で抗体検査 0.6%陽性 厚生労働省

 精度が低いとは言うものの、抗体を持つ人が0.6%しか検出されなかったと言うことは、「日本人は、新型肺炎の抗体をすでに持ってはいない」と言えます。いったいどちらがただしのでしょうか?

交差免疫

 先日の読売新聞の記事によりますと、アメリカの研究チームが、新型コロナウィルスが誕生する以前に採取した血液の中から新型コロナウィルスを認識する免疫を見つけたのです。

流行が始まる前の2015~18年に米国で収集された20~60歳代の保存血液20人分を調べ、約半数から新型ウイルスを認識する免疫細胞「ヘルパーT細胞」を検出した。
【独自】未感染者の半数、すでに免疫?…他のコロナウイルス感染 … 読売新聞

 以前に、新型コロナウィルスのご先祖がかぜとして流行しました。このかぜにかかった人々は免疫を作りました。昨年12月から新型コロナウィルスが誕生し感染を広めましたが、新しく誕生した新型コロナウィルスは、ご先祖のかぜとよく似ているのです。以前にご先祖のかぜにかかった人に中に作られた免疫は、そっくりさんのウィルスが入ってくると、ご先祖のかぜと認識し免疫が働くと言うのです。その結果、交差免疫が働いた人は、感染しないか、万一感染したとしても軽症で済んでしまうというのです。

 以前に作った免疫系がリユースできるとは有り難いことです。

 しかし、まだまだ疑問は募ります。以前に流行したウィルスへの免疫が新型コロナウィルスにも有効であると言う説明では、幼児は感染が少なく、感染したとしても分からないほど軽症で済むことを説明することができません。

 

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