塩野義最終治験結果を出すのを9月末に延期
塩野義製薬は開発中の新型コロナウイルスの飲み薬「ゾコーバ」について、最終段階の治験の結果の速報が9月末までには得られる見通しだと明らかにしました。
コロナの飲み薬を巡っては厚労省が7月、緊急承認の適用を見送り、最終段階の治験を踏まえて改めて審議することになっていました。
日本の薬品行政は迷走、欧米に大きく劣っている
新型コロナに関するワクチンや薬について、日本国内でも数多くの企業、研究機関がワクチン開発に取り組んでいます、いずれもこれまで薬事承認されるには至っていません。
厚労省は製薬会社にワクチンの生産設備の整備、研究等の支援金としてすでに塩野義製薬476億9000万円、武田薬品301億4000万円、第一三共295億7000万円、KMバイオロジクス228億円を交付しています(ワクチン生産体制等緊急整備事業/6月13日時点)。
にもかかわらず、日本のワクチン・薬の承認は全くなく、国産ワクチンの実用化はほど遠いものです。塩野義製薬が開発した国内初の新型コロナ治療薬「ゾコーバ錠」は承認されていません。行政の迷走ぶりだけが目立ち、全く失敗に終わっています。
日本企業の新薬開発力は欧米に大きく劣っているのが現状である!!!
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