綾瀬はるかさんは新型コロナに感染していても検査で3度も陰性と判定されていた

対策
3d coronavirus infection spread covid-19 pandemic background

女優・綾瀬はるかさんが新型コロナウイルスに感染

女優・綾瀬はるかさんが新型コロナウイルスに感染、肺炎の症状が見られたため都内の病院に入院しました。

ウィルス検査では3度も陰性と判定され4度目に陽性なる

公式サイトによると、感染から入院までの経過は次のようです。

8月20日;微熱があったため抗原検査を行ったところ、結果は陰性
8月21日;念のため都内のクリニックでPCR検査を受けたが、これも陰性
8月21日後;その後も発熱が続き、再び抗原検査をしたところ、またまた陰性

8月26日;クリニックを再診、抗原検査を受けたところ陽性反応が確認されました。

新型コロナウィルス感染症では、ウィルスを曝露してから症状が出るまでに平均5日程度かかります。したがって、 女優・綾瀬はるかさんに何らかのウィルスが移ったのは8月15日前後と推定されます。複数のクリニックで陰性と判定され自宅で待機している間に、ウィルスに肺が侵され病気が進行したと思われます。

最先端の検査キットでも3度も誤判定

現在医師が使っている抗原検査キットは、「新型コロナウイルス感染症の体外診断用医薬品(検査キット)」として厚生労働省が承認したもので、発熱等の風邪のような症状が出た場合、発症から9日目までは、PCR検査と同等のものとして医療機関が確定診断に使用することが認められたものです。

医療関係者であれば、誤判定が起きないように保管方法や取り扱いを誤ることはないと思いますので、抗原検査2回・PCR検査1回の計3回の検査で「偽陰性」であったことは異常なことです。

デルタ株感染爆発の中で「偽陰性」判定が起きるのはおかしい

女優・綾瀬はるかさんが感染した新型コロナウィルスは、「デルタ株」である可能性は高いです。「デルタ株」であったとすると3回も「偽陰性」判定が出るとは考えられません。なぜなら、デルタ株はウィルスの増殖が従来株よりも1000倍以上であると言われているからです。今までよりも1000倍以上も体内にウィルスが存在すれば、抗原検査でも「偽陰性」が出ることはありえません。

しかし、現実は精度の高い検査キットであっても、体内にウィルスが今までの1000倍も増殖していても誤判定が起きています。

ここまで誤判定が続くようでしたら検査の結果を信用することもできません。

新型コロナウィルス検査にはどこかに決定的な欠陥があるからこれだけ顕著な誤判定が起きているのです。

もし、 女優・綾瀬はるかさんと同じように、他の患者にも新型コロナウィルス検査で「偽陰性」を乱発しているということが至る所で起きていると考えると、検査を受けた人は感染しているにも関わらず感染していないと思い込んで生活していることになります。現在国が発表している感染確認者数の4倍以上の感染者が、感染していないと安心して生活していることになります。これはとても危険なことです。「検査・検査・検査」「早期診断・早期治療」対策を積極的に進めることが感染拡大につながってしまうからです。


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