なぜ大阪は新型コロナ死亡者が多いのか?

投稿者: | 2021年1月15日

 

大阪の死者が全国最多に

大阪府では、死者の合計が714人となりました。東京都の707人を上回り、大阪府が最も多くなりました。東京都より感染者数のはるかに少ない大阪が死亡者が多いのは不思議です。

なぜ大阪は新型コロナ死亡者が多いのか?

答えは極めて簡単です。「大阪府では高齢者の感染者が極めて多い」からです。

では、東京都と比較して大阪府の高齢者の感染が実際にどのようになっているか見てゆきましょう。

 

東京・大阪の 新型コロナ感染確認数の違い

上のグラフは、東京都と大阪府の感染確認者数を表したグラフです。東京都は、昨年の12月以前から感染者が増え続けています。極めて危険な状態です。それに対して、大阪は12月の初めは東京都とほぼ同じ感染者数でしたが、、年末にまでは感染者数が減っています。一時的に感染者を減らすことが出来ていたのです。

感染者数だけを見ると大阪な死亡者数が東京都より多いとはとても思えないです。

次に年齢別に比較してみましょう。

東京都と大阪府の年齢別陽性者数

これは、1月14日に発表された感染確認者数と割合を年代別に集計したものです。昨年度は、大阪府は高齢者の感染が多いことが顕著でしたが、新年度に入り大阪府も東京都と非常によく似てきています。

どちらも共通する点は20歳代の感染者数が圧倒的に多いことです。東京都は25%に対して大阪府は21%となっています。

20歳代の感染者は無症状か比較的軽症の患者が多く、この世代の感染者が増えたとしても、医療現場を圧迫することはありません。しかし、新型コロナは無症状であっても感染力を持っており、高齢者に感染が拡大することを防ぐためには20歳代で無症状で済むと言えども感染者が出ないことが大切です。

次に世代別に東京都との違いを見てみましょう。

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大阪は60歳以上の感染者の割合が高い

世代別に東京都と大阪府を比較すると違いがはっきりと見えてきます。

50歳代以下
東京都の感染者の多くが50歳代以下でおよそ70%になっています。それに対して、大阪府では約60%になっています。

60歳以上
60歳以上では、東京都は17%に対して大阪府は30%と大阪府は高齢者の感染者が多いことが顕著です。

このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が橙色です。

東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。特に、70歳代、80歳代の感染者が東京より多いことが顕著に分かります。

大阪は東京と比較して全体の感染者数は少なくても、高齢者の感染する割合は高いです。

高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。大阪の感染状況は感染者数は減っても、高齢者の感染者が多くまだまだ危険であると言えます。

 

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