AIを活用して新型コロナウイルスの感染者数などを予測する技術を開発
アメリカの大手IT企業、グーグルはAI=人工知能を使って予測したこの先、およそ1か月間の日本の新型コロナウイルスの感染者数や死者数などの予測データの公開を17日から日本向けに始めました。
グーグルは、ハーバード大学と共同でAIを活用して新型コロナウイルスの感染者数などを予測する技術を開発し、アメリカでは、ことし8月から予測情報をウェブサイトで公開しています。
グーグルは、この技術を活用し、日本でこの先4週間に新たに検査で陽性となる人の数や死亡者数、それに入院者数などを都道府県ごとに予測したデータの公開を17日からウェブサイトで始めました。
日本の公開は、アメリカについで、2ヵ国目
類似のサービスはアメリカでは8月から公開されており、日本はアメリカについで2カ国目の公開となる。 日本にもサービスを拡大するにあたって、予測精度の改善が行われたという。
これらの情報はダッシュボードのほか、BigQueryやCSVファイルでも利用できます。
公開目的「参考情報の一つとして利用いただくこと」
公開の目的についてGoogleは、「あくまで医療機関や公的機関をはじめとする COVID-19の影響を受ける組織が、今後に向けてより適切な対処を検討・準備する上で参考情報の一つとして利用いただくこと」と説明しており、利用の際には必ずユーザーガイドを参照するよう呼びかけている。
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