新型コロナワクチン、若者もなぜ打つの?

ワクチン 対策

若者でもワクチンを接種するメリットは大きい

若者は新型コロナに感染しても、無症状か軽症で済むケースが多いです。重症化する高齢者と比較して、ワクチンを接種するメリットは低いように思います。

「接種しなくていいのでは」と思ってしまいそうです。

しかし、若者でもワクチンを接種するメリットは極めて大きいです。

新型コロナに感染しても無症状か軽症で済む若者でも健康的に問題のある人を除いて、ワクチンを積極的に接種することのメリットについ考えてみたいと思います。

 

日常生活を取り戻すことが出来る

新型コロナによって、若者にとって本来あるべきまともな生活が、感染リスクのためにできていません。

 

若者が、本来享受すべきレジャー、海外旅行、スポーツ、デート等、の生活が奪われています。若者は、それらを通じて社会経験を積み成長します。コロナによって成長する機会が奪われている状況にあります。

この夏の間に1人でも多くの若者がワクチンを接種することで、この秋からは日常を手に入れることが出来るようになります。

ワクチンパスポートを取得できる

2回ワクチンを接種した人は、ワクチンパスポートを取得することができます。

レジャー

ワクチン・パスポートとは、旅行者がモバイル端末のアプリを使い、ワクチン接種済みであることを証明する仕組みで、証明されれば渡航先での隔離期間もなく観光や経済活動をすることができます。

コンサートやイベント入場の条件として、国境をまたぐ海外旅行でのワクチンパスポートの活用を打ち出す国が増えています。

逆に、ワクチンを接種していない人は、ワクチンパスポートを取得することが出来ず、海外旅行やコンサート・イベント入場が出来なくなる可能性があります。

 

ワクチンを打つとコロナにかかりにくくなる。

ワクチンを打つと、新型コロナに感染することを高い割合で防げることが分かっています。

しかし、ワクチンを打つか迷っている人は、半信半疑だと思います。

年代別感染確認者数と割合

この表は、東京都でまだワクチンを接種していない昨年の12月4日とワクチン接種が進んできた6月22日の年代別感染者数と割合を表したものです。

東京都でワクチン接種が進んでいる60歳以上の感染者の割合が、ワクチン接種前と比較して半分になっています。60歳代~90歳以上まで同様に割合が減っています。明らかにこれはワクチン接種の効果です。

東京都の高齢者対象のワクチン接種はほとんどの人がまだ1回目を接種した段階です。それでも、感染率は2分の1に減っているのです。今後2回打った人が増えるとさらに感染者が減ります。

具体的には、ワクチンを2回打った人と、1回も打っていない人を比べると、打った人でコロナに感染した人もいますが、2万5000人に1人の割合だったのに対し、打っていない人で感染した人は724人に1人の割合。つまり、ワクチンを打った方が圧倒的にかかりにくいのです。

新型コロナに感染すると、他の病気とは比較にならない制約と精神的負担を受けます

新型コロナウィルスに感染した場合、他の病気とは比較にならない制約と精神的負担を受けます。

 

  1. 家族全員が濃厚接触者として待機しなくてはいけません。
  2. 家族全員が職場や学校等に行くことはできません。
  3. 友達や同僚に移していないか、強い精神的負担や後悔に襲われます。
  4. マスコミ・世間の目もあり、負い目を感じて生活しなくてはいけません。

新型コロナに感染したマイナスは、新型コロナワクチンの副作用と比べ物にならないほど大きいです。

新型コロナウィルスによってどれほど私たちの生活が脅かされ、制限されてしまっているか考えてください。

多くの人がワクチンを接種すれば、新型コロナに怯えて暮らす必要はなくなります。

新型コロナウィルス感染症に感染しないことのメリット

自分を守るため

新型コロナウイルスは、インフルエンザよりも致死率が高く、そして何より社会的な影響が圧倒的高いことは皆さんもご存知のとおりです。

そんなインフルエンザより大変な病気を、高い確率で重症化を防ぐことができます。

家族や友人・同僚を守ることが出来る

新型コロナウイルスの感染が止まらないのは、かかっても無症状もしくは軽症で済むことが少なくないことです。

そのため、自分が感染していることに気がつかないで生活を行い、知らず知らずのうちに、誰かにウィルスを移していることが起きるのです。

私たちは、自分が原因で家族・友達・同僚にウィルスを移しているのではないかという恐怖をいつも抱えて暮らして行かなくてはいけません。

また、自分自身が原因で家族や友達に新型コロナウィルスを感染させてしまった時には、取り返しの出来ないことをしたという強い後悔を感じます。自責の念に駆られて自殺した人もいます。

自分がワクチンを接種することで、大切な人にうつす可能性を減らすことかできます。

社会の一員としての連帯感・一体感を感じることができる

ワクチンを接種すると、その接種した本人の免疫が増強されます。それだけではありません。多くの人がワクチンを接種することで日本人という集団の免疫が出来るのです。

 集団免疫

接種率が高くなると、免疫を持つ人が増えて、ウイルスは人から人にうつることができなくなるのです。

その結果、日本国内で新型コロナウィルス感染症の流行がなくなります。

ワクチンを接種することで、自分が社会の一員としてウィルス感染症の流行をなくすために協力したという社会の一員としての連帯感・一体感を感じることができるのです。

ワクチンの効果を最大限に高めるためには、多くの人が接種することが大事です。

自分だけではなく、あなたの大切な人も、そして、社会全体も守ることにつながります。

社会の一員として、社会全体も守ることに貢献することで、自己肯定感・連帯感・一体感を感じる体験を積み重ねることで、私たちは自己実現するのです。

大人へと一歩踏み出すことができる。

ワクチンは全く痛くなく、恐れる必要はありません

新型コロナワクチンは筋肉注射です。筋肉注射と聞くと痛そうに感じますが、全く痛くありません。

私も、打つ前は少し緊張していました。

先生が、「少し痛いかもしれませんよ」と言ってワクチンを打ったのですが、いつ針を筋肉に刺したのか、いつ、接種が完了したのかまったく分からないまま接種が終わったのです。

注射は怖いと思う人もいるかもしれませんが、新型コロナワクチンは全く痛くなく、恐れる必要はありません。

仲間

大人へ一歩踏み出す

私たちは、社会や組織の中で生きています。あなたは自分自身が関わっている社会や組織に対してどんな立場でどんな思いを抱いているでしょうか。

ポジティブに関わることが出来ている

社会や組織の中で自分の居場所がある人は、組織に対してポジティブに関わることが出ています。自己肯定的であり、組織の中で問題が起きると、主体的に解決する手段を見つけ出すことが出来る人です。

当然まわりからの期待も高まります。

不満分子になっていませんか?

若い人は組織の中で年齢も低く、経験も少ないです。組織の中で安定した地位である年齢には達していません。

だから、組織の中で自分の居場所を見つけるために、組織に貢献する為に頑張ります。しかし、つまずくことも多です。

投げやりになり不満分子になっていませんか?

組織の中で自分が満足出来ていないため劣等感を感じている人は、人の良さが見えず、悪い点ばかり見えるようになります。愚痴、不満を口にするようになり、人の揚げ足を取るように批判ばかりします。

ネガティブな情報ばかり受け入れるようになり、当然、ワクチンの悪い点ばかり見えてきます。

身の回りの起きる問題を人のせいにしていませんか?

「勉強が出来ないのは、親が勉強・勉強とうるさいからだ」
親のせいにすれば、自分は勉強をしなくて済みます。こんなことを言っていては成績は伸びません。

「新型コロナウィルスに感染したのは政府の対策が悪いからだ」
いいえ、感染者が衛生的な生活を怠ったり、濃厚接触をする場に出かけりしたことが原因です。自分の健康は自分で守るのは当然のことです。

社会や組織の不満分子の言葉を批判的に聞くことが出来なくなったら危険です。アリ地獄の罠に落ちてしまいます。

取り返しのつかない所に行くつく前にあなたのライフスタイルを変える必要があります。

エレベータに乗るか、階段を下り降りるか自分の運命を切り替えることは実はとっても簡単なことなんです。あなたの気持ちをポジティブに切り替えるだけです。

大人へ一歩踏み出す

「自己肯定感」とは自分に対するプラスの評価や判断です。

「仕事ができる人とできない人」の違いであり、「幸せな人と不幸な人」の違いです。プラスとマイナスがあなたの運命を作るのです。

私たちの心は、人との関りがうまくいっている時は肯定的であり、上手くいっていない時は否定的になります。「自己肯定感」を高めるには、友達や家族・同僚=社会や組織に貢献し良い関係を作ることが大切です。

社会に貢献できる大人に成長するために、ワクチン接種に関して恐れることなく勇気をもって判断し、行動してください。ワクチンを接種するか否かは、あなた自身が判断します。どちらがプラスか、どちらがマイナスか、手に入れる物と失うものをよく考えて決めてください。

 

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