本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。
新型コロナウイルス感染症の発生状況
2020年 7月31日
国内感染者3万4809人 死亡者1007人
国内
東京都で367人、大阪府190人など空港の検疫も合わせると全国で合わせて1301人が感染
神奈川県76人。埼玉県57人。福岡県121人。愛知県160人。
千葉県49人。兵庫県53人。沖縄県49人。岐阜県17人。茨城県12人。
静岡県16人。熊本県16人。宮崎県15人。空港の検疫で8人。
4連休中に感染した人の数
急激に感染者数が増えることはすでに予想出来ていた。感染した人の症状が出るのは4日~1週間後である。4連休に感染した人が分かるようになっただけのことである。
休み中は出歩くことも多くなり、当然感染するリスクも高まる。これから数日は感染者数が増加することでしょう。しかし、休日は病院が休みになるので検査数が減るため感染者数は減る。今週末から来週にかけてピークを迎えると予想できる。
感染者数に驚くのでなく現実を知ろう
感染者数が増加することは驚くことではない。検査数が増えたことに加え、PCR検査の判定を「偽陰性」の判定をなくすために、感度を上げてあるからだ。従来の判定は、「疑わしきは陰性」であったが、今は「疑わしきは陽性」と判定されるために、過剰に陽性判定者が増えているのだ。当然、陽性と判定される人の数は増える。
発表される感染者数はまやかしであるが、実際の感染者数はもっと多い。「実際の感染者は確認できた数の十倍はいる」と言われている。これが現実である。
感染が拡大しているのは事実であるので、緩まないで一人一人が自分の健康には自分で責任を持って感染しない生活習慣を身に付けるように心がけましょう。
東京都 367人の感染確認
・20代と30代は合わせて236人に上り、全体のおよそ64%
・40代と50代は合わせて83人で、全体のおよそ23%
・56%の204人は、これまでのところ感染経路がわかっていない
確認できた感染場所
・家庭内での感染と職場内の感染がそれぞれ44人
・会食での感染が17人、施設内での感染が6人
・重症の患者22人
大阪府190人の感染確認
・30代以下の若年層が74%
・20代が83人で全体の44%
・50代が20人で11%となり、中高年層の感染が増加してきている。
大阪府は7月28日、8月20日まで家族同士を除く5人以上の宴会・飲み会の自粛を要請すると発表した。
愛知県160人の感染確認
・名古屋市だけで108人の感染確認
大村秀章知事は30日の記者会見で、「20代、30代を中心に夜の繁華街の利用は控えてほしい」と呼び掛けた。
海外
世界の感染者が1700万人を上回った。
国別の感染者上位は米国(約442万人)、ブラジル(約255万人)、インド(約158万人)、ロシア(約82万人)
対策
英政府、自主隔離期間を10日に延長
英政府は、検査で陽性になった人や症状を示した人の自主隔離期間をこれまでの7日から10日に延長すると発表した。10日までは、まだ感染力が可能性がある為。
都が酒類提供の飲食店とカラオケに時短営業要請
東京都は30日の対策本部会議で、都内の酒類を提供する飲食店とカラオケ店に再び営業時間の短縮を要請することを決めた。
都内全域の店舗で、営業時間を午前5時から午後10時までとする。期間は8月3日から31日までで、要請に応じた中小事業者には、1事業者当たり一律20万円を支給する。
経済
世界の貿易額、5.8%減
2020年1~3月期の世界貿易(輸出)の合計額は、前年同期比で5.8%減少した。中国、前年同期比13.4%減。ドイツが6.1%減、日本は4.4%減
米GDP、マイナス32・9% 過去最悪
米商務省が30日発表した2020年4~6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、年率換算で前期比マイナス32・9%だった。
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