8月15日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
3d coronavirus infection spread covid-19 pandemic background

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 8月15日 
国内感染者5万3961人 死亡者1086人
世界感染者2090万7410人 死亡者75万5612人

国内1358人の感染確認

全国で1358人の感染者の発表がありました。国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め5万3961人。亡くなった人は、1086人
東京都389人、大阪府192人、神奈川県117人、愛知県88人
福岡県125人、埼玉県56人、千葉県51人、兵庫県34人
沖縄県106人、京都府30人、空港の検疫4人

重症者は、211人(+8)

PCR検査のパラドックス

「PCR検査が少ない」「PCR検査が遅い」と批判されている都道府県では確実に感染者数が減少している。

逆に、PCR検査を充実させることができた都道府県では、感染拡大が続いており、3ケタ台の感染者数となっている。

PCR検査を充実させることができ、早期に検査を行うと「偽陰性」が増え、感染していても「陰性」となり多くの感染者が日所生活を行い感染を拡大させている。PCR検査キットでは「偽陰性」をなくすことなど出来ていないことに気づくべきである。

早期に検査しないで、濃厚接触者を3日以上自宅で待機するように指導することで感染者を減らすことができる。

 

東京都 389人感染確認

高齢者に感染が広まりつつある

・389人のうち、20代と30代は合わせて226人でおよそ58%
・70代が18人、80代が10人、90代が1人
・62%の242人はこれまでのところ感染経路がわかっていない

感染経路がわかっている濃厚接触者147人

・家庭内での感染は63人と最も多い
・職場内での感染が23人、会食での感染が18人、施設内での感染が5人

入院患者数は減る

・入院中の人は98人減って1560人
重症の人は3人増えて24人
・自宅で療養している人は13日より3人増えて645人
・ホテルで療養している軽症や無症状の人は37人減って259人
・医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は95人増えて993人

・1万7069人のうち、退院した人や自宅などでの療養が終わった人は1万3274人

愛知県88人の感染確認

・88人のうち、名古屋市で50人、一宮市で6人、岡崎市で5人
・名古屋市の緑市民病院では14日までに22人が感染。

・入院している患者は、323人。
・人工呼吸器などが必要な重症患者は13人

大阪府192人の感染確認

・192人のうち、感染経路が分からないのは94人で、48%
・30代以下は約4割にあたる83人
・1日の重症者としては最多となる11人
・入院している重症者64人

大阪の現状は東京都より悪く、特に、高齢者施設での集団感染が起きると重症者・死亡者とも増える。

 

海外

世界全体で感染者数2090万7410人。また、亡くなった人は75万5612人。

ドイツの感染さらに増加

ドイツでは14日午前までの24時間で新型コロナウイルスの新規感染者数が1422人と前日を上回り、5月1日以来最多となった。
メキシコでは13日、感染者が7371人増えて50万5751人となった。ブラジルの新規感染者は6万91人と、7月29日以来の多さとなった。

対策

接触確認アプリあれば「感染2~3割防げた」

新型コロナウイルス感染者との濃厚接触を通知するスマートフォン用「接触確認アプリ」(通称COCOA=ココア)のダウンロードが1000万件に達した。

感染拡大の「第1波」の時期に接触確認アプリが導入されていた場合、「感染事例のうち2~3割が発生を防げた可能性がある」との検証結果が報告された。

検証の結果、アプリの通知を受け取っていれば、もっと多くの感染事例発生が防げた可能性があると判明した。

詳しくは➡➡➡新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」

東京「虹のステッカー店」で集団感染

東京都では、感染防止対策に取り組む「ステッカー」を掲示していた飲食店での集団感染も確認されています。

集団感染がおきたのは西葛西にあるフィリピンパブで、多くの客について連絡先が分かっておらず濃厚接触者(感染の恐れのある人)が野放しになっている。

倫理感・道徳によって人を管理することには限界があり、社会の秩序を乱す者には「罰則」をもって対応しないと管理できないことは明白である。

新型コロナ「後遺症」、世界で報告相次ぐ

新型コロナウイルスに感染し、退院後も呼吸器疾患を含む「後遺症」が続くとの報告が世界中で相次いでいる。倦怠(けんたい)感や息苦しさのほか関節痛が数週間残る人もおり、感染者の約1割は症状が長引いているとの調査もある。陰性に転じた後、長期間職場に復帰できない人も多く、日本の厚生労働省も今月から研究を本格化させる。

さらに詳しくは➡➡➡軽症者にも残る深刻な後遺症

 

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