7月17日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 7月17日 
国内感染者2万2585人 死亡者984人
海外感染者1355万6202人 死亡者58万4139人

国内 623人が感染

東京都で286人、大阪府で66人、神奈川県で47人など、全国31の自治体と空港検疫の4人を合わせて623人の感染

大阪府66人
大阪市内が多かった感染者が、市外にも広がりつつある。
・東大阪市のバーに関連する感染者計20人のうち、客と従業員は12人、その濃厚接触者が8人。
府はクラスター対策として、飲食店などにQRコードを使った「大阪コロナ追跡システム」の導入を呼びかけているが、このバーの登録は確認できていない。

宮城県14人
このうち11人は東北工業大学の男子学生。

島根県10歳代の女子学生陽性
女子学生は今月1~5日、東京都を訪れ、出演者や観客らのクラスター(感染集団)が確認された新宿区の劇場公演を複数回鑑賞。
出雲に戻った後も通学しており、女子学生が在籍する出雲キャンパスを立ち入り禁止とし、授業も取りやめる。
出雲キャンパスの学生約500人と教職員約80人に検査を受けるよう促す。

埼玉県49人、神奈川県48人、千葉県32人と首都圏でも感染者が急増。また、愛知県21人、京都府13人と首都圏以外の各地でも感染者が増えて、空港検疫の4人

東京都286人感染

・20代と30代が合わせて196人で全体の68%
・感染経路が不明な人は137人で47%
・ホストクラブやキャバクラ店など接待を伴う店の従業員と客が67人いる

海外

世界全体で1355万6202人となっています。また、亡くなった人は58万4139人
感染者が多いのは
▽アメリカで349万9291人
▽ブラジルが196万6748人
▽インドが96万8857人
▽ロシアが74万5197人

ロシア、コロナワクチン情報狙いサイバー攻撃

英国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)は16日、ロシアが支援するハッカー集団が新型コロナウイルスのワクチンや治療法の研究・開発に関する情報を標的に、世界の研究機関にサイバー攻撃を仕掛けていると非難する声明を発表した。

対策

「GoToトラベル」は東京を除外

赤羽国土交通相は、16日夕方記者団に「東京目的の旅行と、東京の居住者の旅行を対象から外し、22日から実施する旨を報告し、専門家の意見をいただきたい」と述べ、突出して感染者が多い東京を除いた形での実施を明らかにした。

医療体制の圧迫 懸念

愛知医科大学の三鴨廣繁教授は感染者がこれだけのペースで増えれば入院患者や重症の患者も当然増えていき、次第に医療体制を圧迫するようになってしまう。医療者の立場としてはこの点を非常に懸念している」と話しました。

今は若い世代が中心だが、40代から50代の患者も増えてきている。この世代は高齢者との接触機会も多く、感染が重症化リスクが高い世代へと広がっていくことを警戒している。

若い人が比較的多く、軽症者が目立つこの段階で、感染の拡大を食い止めなければ、重症化しやすい高齢者に感染が広がり、医療体制のひっ迫につながりかねない。

国の総力を挙げないとニューヨークの二の舞になる

東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏は、「極めて深刻な事態となっている事」について報告したいと述べ、「東京にエピセンターが発生しており、今、全力で食い止めないとニューヨークのような事態になる」と指摘。

「今すぐ国会を開くべきで、今する対応は来週する対応の百倍の価値がある」と提言した。

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