物に付着したウイルスを消毒;次亜塩素酸水編

投稿者: | 2020年6月28日

 

消毒に一部の「次亜塩素酸水」も有効

テーブル、ドアノブなどには、一部の「次亜塩素酸水」も有効です。
「次亜塩素酸水」は、「次亜塩素酸」を主成分とする、酸性の溶液です。酸化作用により、新型コロナウイルスを破壊し、無毒化するものです。いくつかの製法がありますが、一定濃度の「次亜塩素酸水」が新型コロナウイルスの感染力を一定程度減弱させることが確認されています(NITEの検証)。

 

<使用方法>

消毒したいモノの汚れをあらかじめ落としておきます。

  1. 拭き掃除には、有効塩素濃度80ppm以上(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かした製品の場合は100ppm以上)の次亜塩素酸水をたっぷり使い、消毒したいものの表面をヒタヒタに濡らした後、20秒以上おいてきれいな布やペーパーで拭き取ってください。元の汚れがひどい場合などは、有効塩素濃度200ppm以上のものを使うことが望ましいです。
  2. 生成されたばかりの次亜塩素酸水を用いて消毒したいモノに流水掛け流しを行う場合、35ppm以上のものを使いましょう。20秒以上掛け流した後、きれいな布やペーパーで拭き取ってください。

注意事項

  1. 塩素に過敏な方は使用を控えてください。
  2. 目に入ったり、皮膚についたりしないよう注意してください。
  3. 飲み込んだり、吸い込んだりしないよう注意してください。
  4. 酸性のものと混ぜると塩素ガスが発生して危険です。
  5. 不安定な物質のため、冷暗所に保管し、早めに使い切りましょう。
  6. 成分等がわからない製品は、購入を控えましょう。
  7. 「次亜塩素酸ナトリウム」とは違います(参考情報2を参照)。「次亜塩素酸ナトリウム」を水で薄めただけでは、「次亜塩素酸水」にはなりません。
参考:「NITEが行う新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価に関する情報公開」
参考:ポスター「ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう」

安全上の注意

  1. 製品に記載された使用上の注意を正しく守ってください。
  2. 希釈用の製品は正しく希釈して使いましょう。
  3. 酸と混ぜたり、塩素系漂白剤と混ぜたりすると、塩素が発生する危険があります。(また、開栓時は、塩素が既に発生している可能性に注意してください。)
  4. 人が吸入しないように注意してください。人がいる場所で空間噴霧すると吸入する恐れがあります。
  5. 濃度が高いものを使う場合、直接手をふれず、ゴム手袋などを着用してください。

 

効果的に使うためのポイント

  1. 使用の際は、酸性度・有効塩素濃度や使用期限等を確認しましょう。
  2. 有機物に弱いため、汚れを落としてから使用してください。
  3. 空気中の浮遊ウイルスの対策には、消毒剤の空間噴霧ではなく、換気が有効です。

流水で掛け流す場合

流水で掛け流す場合、有効塩素濃度35ppm以上のものを使いましょう

①汚れをあらかじめ落としておく
 目に見える汚れはしっかり落としておきましょう。

②次亜塩素酸水の流水で、
  ・・・・ 消毒したいモノに20秒以上掛け流す
次亜塩素酸水の生成装置から直接、流水掛け流しを行ってください。
アルコールのように少量をかけるだけでは効きません。

③表面に残らないよう、きれいな布やペーパーで拭き取る。


除菌 次亜塩素酸 ジアファイン タンク 4L 【200ppm】 

次亜塩素酸水を購入・使用するときのポイント

  1. 製品に、使用方法、有効成分(有効塩素濃度)、酸性度(pH)、使用期限の表示があることを確認しましょう。
  2. 紫外線で次亜塩素酸が分解されるため、遮光性の容器に入れるとともに、冷暗所で保管してください。
  3. 塩素系漂白剤等に用いられている次亜塩素酸ナトリウムは、別物です。人体への刺激性が強いので、間違えないよう表示を確認しましょう。
  4. ご家庭等で次亜塩素酸水を自作すると、塩素が発生する可能性があり、危険です。

参考:「NITEが行う新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価に関する情報公開」
参考:新型コロナウイルス対策ポスター「次亜塩素酸水を使ってモノの消毒をする場合の注意事項」

参考情報2 「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」について

「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」は、名前が似ていますが、異なる物質ですので、混同しないようにしてください。

「次亜塩素酸ナトリウム」は、アルカリ性で、酸化作用を持ちつつ、原液で長期保存ができるようになっています。ハイターなどの塩素系漂白剤が代表例です。

「次亜塩素酸水」は、酸性で、「次亜塩素酸ナトリウム」と比べて不安定であり、短時間で酸化させる効果がある反面、保存状態次第では時間と共に急速に効果が無くなります。 

新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について

1 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について
2 手や指などのウイルス対策
3 物に付着したウイルスを消毒;熱水・漂白剤編
4 物に付着したウイルスを消毒;洗剤編
5 物に付着したウイルスを消毒;次亜塩素酸水編
6 空気中のウイルス対策
7 空間噴霧は屋外であっても、人の健康に有害となります

 

物に付着したウイルスを消毒;次亜塩素酸水編」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 空間噴霧は屋外であっても、人の健康に有害となります – 新型コロナウィルス

  2. ピンバック: コロナ対策をしながら熱中症予防 – 新型コロナウィルス

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