6月3日コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 6月3日
国内感染者1万7000人 死亡者901人
海外感染者605万7853人 死亡者37万1166人

国内

東京都で34人、福岡県で6人の感染が確認されるなど、各地で合わせて51人の感染が新たに発表されています。

・東京都は2日、都内で新たに34人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。12人は今のところ感染経路がわかっていないということです。
・入院患者と職員合わせて16人が新型コロナウイルスに感染したことが確認された東京 小金井市の病院で、新たに患者と職員合わせて15人の感染が確認されました。
・北九州市によりますと、市内で新たに6人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。

 

海外

世界の感染状況

・中南米での新型コロナウイルス感染者が100万人を超えた。

・世界の感染者数は日本時間1日午後5時時点で617万2448人。ブラジルは米国に次いで世界で2番目に多く、中南米の約半数に当たる51万人に達した。16万人超のペルー、9万人超のチリ、メキシコなどでも感染拡大が目立つ。ペルーで5月31日に報告された1日の新規感染者は8800人で、AFPによると過去最多を記録した。

・全米各地で黒人男性死亡事件への抗議デモが激化している影響で、新型コロナウイルス感染者が急増するとの懸念が強まってきた。

韓国

・韓国では、ソウル近郊の教会で新型コロナウイルスの集団感染が新たに発生し、これまでに信者など45人の感染が確認されていて、韓国政府は「首都圏での大流行も懸念される」として警戒を強めています。

 

対策

東京都

『東京アラート』を検討
都は、感染状況の悪化の兆候が見られるなどとして都民に警戒を呼びかける「東京アラート」を出す方向で調整を進めています。
『東京アラート』とは
「東京アラート」は、東京都が休業要請などを段階的に緩和していくにあたって、感染状況が再び悪化したと判断した場合に都民に警戒を呼びかける都独自の対策です。
・1週間で感染が確認された90人のうち、およそ3割に当たる26人が、夜の繁華街での接待を伴う飲食業に関わる客や従業員だということです。

海外からの感染者の入国

海外から感染者が入国するリスクについて、専門家が新たにシミュレーションを行いました。今後、感染が流行している国から1日当たり10人の感染者が入国した場合、検疫でのPCR検査やホテルなどでの2週間の待機要請を行ったとしても、完全には防げず一部は流入してしまい、3か月後には100%に近い確率で大規模な流行が起きるとしています。

「多数の感染者が入国すると検疫で食い止めるのは限界があるので、入国者そのものを制限する必要がある」と指摘しています。

入国拒否の緩和に向けて
タイとベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの合わせて4か国について、ビジネス関係者らに限って緩和する方向で検討しています。

唾液でPCR検査

「症状発症から9日以内の者」に限り、唾液を用いたPCR検査が可能とのことです。

医療

抗体療法

米製薬大手イーライ・リリーは1日、新型コロナウイルス治療のための抗体療法について、米国の入院患者を被検者とする第1段階の臨床試験を開始したと発表した。新型コロナウイルスに対する効果は不明だが、研究段階では同ウイルスが細胞に感染する能力を阻害できたとしている。

感染

コロナウイルスの感染経路に関する研究結果をまとめたレビューによると、少なくとも1メートルの対人距離確保と、マスクおよび目を保護する防護具の着用が、COVID─19(新型コロナウイルス感染症)のリスク抑制に最善の策であることが分かった。COVID─19は通常、せきなどで出た飛沫が直接または物の表面を介して目、鼻、口から体内に入り、広がることが示されている。

 

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