6月23日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 6月23日
国内感染者1万7982人 死亡者956人
海外感染者895万3598人 死亡者46万8346人

国内

・東京都で29人など、各地で合わせて45人の感染が新たに発表されています。

・東京都の29人のうち10人が新宿エリアを中心とした「夜の繁華街」に関連した感染者だった。8人は20~30代のホストで、ほかキャバクラの客なども含まれていた。

海外

世界の感染者

・WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は19日、世界全体で新型コロナウイルスの1日当たりの新たな感染者の数が、これまでで最も多くなったことを明らかにし、パンデミックが加速しているという認識を示しています。

・アメリカの感染者は日本時間22日午後6時点で、累計で228万969人に上り、世界で最も多くなっています。ブラジルでは、22日午後6時時点で108万3341人に上り、累計で100万人を超えました。インドは1日当たりの新規感染者数も増加傾向が続き、感染のピークはまだ先だとみられています。

・北京市の21日の新規感染症例は9件にとどまった。

・韓国、48人増え累積患者が1万2421人になったと明らかにした。

韓国感染者が10万人を超える

・韓国で特別な症状が出ないまま新型コロナウイルスに感染し回復した患者が10万人を超えるという分析が出された。

韓国の新型コロナウイルス無症状感染者規模が実際より多いならば防疫当局の対応も変わらなければならない。

PCR検査で追跡しても10倍もの感染者を見逃していたことになる。

医療

「フェナンスリジノン誘導体」が、新型コロナウイルスの増殖を抑制する

新型コロナウイルス感染症に対する治療薬候補となる化合物を確認したとして、鹿児島大学が製薬会社と治療薬の開発を進めると発表しました。

発表したのは鹿児島大学で感染症や抗ウイルス薬に関する研究を行う「ヒトレトロウイルス学共同研究センター」です。会見した馬場昌範センター長は、抗ウイルスの働きを持つ薬剤「フェナンスリジノン誘導体」が、新型コロナウイルスの増殖を抑制することを明らかにしました。

「レムデシビル」と同じくらいかそれ以上に新型コロナウイルスの増殖を抑える効果が確認できたということです。

対策

30分以内に感染判定 新検査法開発

新型コロナウイルスに感染しているかどうか、特別な装置を使わずに30分以内に判定できる新たな検査法を日本大学などの研究グループが開発し、製薬大手の塩野義製薬が実用化を進めると発表しました。

日本大学や東京医科大学などは、専門の技師や特別な装置なしで、高い精度で感染の有無を判定できる新たな検査法を開発していて、塩野義製薬は22日、この検査法の実用化を進めると発表しました。

「COCOA」が326万ダウンロード

厚生労働省が6月19日に配信を開始した、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」(COVID-19 Contact Confirming Application)。同アプリのダウンロード数が6月22日17時の時点で326万であることを、厚生労働省のサイトにて公表した。

コンビニ 5月売り上げ10%減少

全国の主なコンビニの先月、1か月間の売り上げは、新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛が広がり、利用客が減ったことから去年の同じ月を10%下回り、3か月連続で減少しました。

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