新型コロナウィルス感染症はウィルスがゆっくり増加する
新型コロナウィルスでは症状が極めてゆっくり進行します。まったく症状のでない患者もいます。それは、感染後感染者の体の中で新型コロナウィルスはゆっくりウィルスが増えてゆくからです。それに対して、インフルエンザでは発症するとすぐに発熱が起こり、高熱が3・4日続きます。ウィルスが急激に体内で増えていることが分かります。
青いライン;インフルエンザ
インフルエンザと新型コロナウィルス感染症でのウィルスの増加は上の図のようになります。青いラインがインフルエンザです。
赤い実線コロナ1;症状が出ないグループ
コロナ1の赤い実線は、症状が軽く本人も感染していると気がつかない患者を表しています。このコロナ1には、
- PCR検査で「陽性」と判定され感染していることが判明する
- ウィルスが少なくPCR検査で「陰性」と判定され後日再度検査を受け「陽性」になる
- ウィルスが少なくPCR検査で「陰性」と判定され症状が出ないので全く感染していることに気がつかない
- ウィルスが少ないので何回PCR検査をしても「陰性」と判定される
- 感染しているにも関わらずPCR検査さえ受けていない
の5つのグループに分けることが出来ます。
赤い実線コロナ2;症状が出る
コロナ2は、感染してウィルスが増えていき症状が出る人を表します。
新型コロナの感染者は検査をする時点でのウィルスはかなり少ない
インフルエンザに感染し高熱が出たので医師にかかり検査をしても1度目は「陰性」とまちがって判定された経験のある方は多いと思います。高熱が続くので2回目に検査をしたら「陽性」になったという事例は多いのです。このように検査ではある程度のウィルス量に達していない状態で検査をすると誤判定が起きる確率が高くなります。
インフルエンザは、感染し発症するとウィルスが急激に増えます。インフルエンザの検査は、発病から12時間以上たってから行うべき検査ですので、それ以前に行うとより誤判定は起きやすくなります。
新型コロナウィルスの感染者はインフルエンザと比較して検査をするようになる時点でのウィルスはかなり少ないです。この点を考慮してウィルス検査をしないととんでもない結果になってしまいますので気を付けないといけません。
インフルエンザに対して新型コロナウィルスの場合、曝露後10日から11日後に行うべき検査なのです。それ以前に検査して、正しい検査結果を出すことは難しいのです。
それでも検査をするどの時点をとっても新型コロナウィルス感染症の患者のウィルスはインフルエンザに対して少ないです。
検査を行うために必要なウィルス量に達していないように思えます。
新型コロナウィルスの場合、インフルエンザと同じ「感度」で検査したら全員が「陰性」になってしまいます。そこで、PCR検査では「感度」を高め、反応をよくする必要が出てきます。
感度をあげると「擬陽性」が増える
「感度」を高めると感染者を見つけ出すことが出来るのですが、「感度」が良すぎるために感染していない人でも「陽性」とまちがって判断してしまうケースが増えます。誤判定の原因となるのです。
こんなことも影響します。
- 検査がへたであれば当然検査結果の間違いは起きます。
- 大量の検査をこなすために失業者を雇って行うなど最悪です。
- 雑な検査をすれば誤った反応のもとです。
- 不衛生な環境で検査しても誤反応が起きてしまいます。
感度を上げると非常に些細なことが誤判定の原因となってしまいます。感度を高めたPCR検査では細心の配慮が必要になりますので、より厳格に検査をする必要が起きます。よく訓練された検査官が実施する必要があります。が、いくらよく訓練された検査官でも検査数を増やせば増やすほど正確に行うことは難しくなります。
以上のことから、新型コロナウィルス感染所のウィルス検査では、感染していない人でもまちがって感染している「陽性」と判定されてしまうことが増えるのです。
コメント
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