中国、新型コロナのゲノム解析禁止

対策
coronavirus covid-19 pandemic outbreak virus background concept

中国、新たな変異ウィルを隠蔽

中国政府が、民間の受託解析企業に対して新型コロナウイルスのゲノム配列の解析を当分の間、行わないよう通知していたことが関係者の証言で明らかになりました。中国政府は、中国内で新たな変異株が発生した場合に、国内外の世論に与える影響を最小限に抑える狙いがあるとみられています。

14億の人口を抱える中国での大規模感染で、新たな変異株が誕生する可能性は極めて高い。ひょっとすると既に変異株が見つかっており、これを隠蔽しようとしているのかもしれない。

思えば、「武漢株」が発生した時にこれを隠蔽し、ウィルスを世界中に拡散させた。今回も、同じ過ちを繰り返すことになる。

中国 新型コロナ感染者が急増

中国では政府が今月7日に新型コロナウイルスの感染対策を緩和したあと、各地で感染が急拡大しています。

香港メディアは、今月に入ってから20日までに人口の2割近くにあたる2億4800万人が感染したと推定する中国政府の内部資料がインターネット上に流出したと伝えていて、医療体制のひっ迫が各地で深刻になっています。

中国で2億5000人が感染

台湾メディアなどによりますと、流出したとされるのは21日に開かれた国の衛生当局の会議録です。

 会議録では20日の段階で、1日3700万人が新たに感染し、12月の感染者数は総人口のおよそ18%にあたる2億4800万人になったと推計しています。

 また、北京市と四川省では人口の半数以上が感染したとも書かれています。

 これらの統計数は、中国政府が掌握している数で実際はそれよりもはるかに多いと推定されます。

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