ケンタウロス「BA.2.75」とは
オミクロン株の新たな変異株である「BA.2.75」(「ケンタウロス」と呼ばれる)、その感染力は「従来のオミクロン株の3倍」と言われています。
「ケンタウロス」は、「BA.2」系統から変異した75番目の亜種です。従って、「BA.2.75」となります。
- 強い感染力「BA.5」の3倍か
米・感染症専門の教授の研究によると、「BA.2.75」の感染力は、「BA.5」の3.24倍という研究結果が出ています。 - 免疫から逃れる力、重症度等に関してはまだ分かっていません。
- 「BA.5」から「BA.2.75」に置き換わっていく可能性があります。
インドで起きた、感染が事実であれば、置き換わっていく可能性が高いと思います。 - 感染拡大が想定よりも長くなるかも
現在感染爆発を起こしている「BA.5」の感染がピークを迎えるころに「BA.2.75」へのおきかわりがおきますと、感染拡大がさらに伸びる可能性があります。
BA.2.75は構造上、突破感染(ブレイクスルー感染)や再感染を起こす危険性が高いです。以前のオミクロン株の下位系統と比べてスパイク(突起)たんぱく質に突然変異が多いため、より効果的に細胞と結合し、ワクチン接種や感染で形成された抗体を回避できると考えれるのです。
「BA.2.75」を国内でも確認
- 東京都では24日、ゲノム解析によってBA2系統の亜系統『BA.2.75系統』が2例報告されております。
- 大阪府は19日、「BA・2・75」の感染者が2人府内で初めて確認されたと発表した。
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