韓国で中高性の学力低下、新型コロナ対策で実施したオンライン授業が原因か？

韓国で中高性の学力低下

韓国では新型コロナウイルスの感染拡大以降、中高生の学力が低下していることが明らかになりました。

韓国・教育省が行った調査によりますと、感染が拡大する前に比べて「基礎学力に達しない」中高生の割合が増加しています。 高校2年生では調査した国語、数学、英語で「基礎学力に達しない」生徒の割合が増え、数学ではおよそ7人に1人でした。

日本の学力は変わらず

日本では、小中学生の学力はコロナ以降もほとんど変わりませんでした。日本では、遅れた内容について補充授業を行いカバーしてきたことが良い結果につながったと文科省担当者が述べています。

日本でもオンライン授業導入されました。ただ、小学校では2.6％、中学校では5.2％と、ごくわずかでした。オンライン授業できる体制が出来ていないので、オンライン授業に頼らず学校で補充したことがよかったとのこと。

オンラインだけでは、授業についていけない

韓国ではオンライン授業が進んでいますが、いろいろ問題点も分かってきました。

1. オンラインだから、つい他のことをやってしまう
2. オンラインだと、特に国語と数学は授業についていけない
3. 指導者が直接監視したりしないと勉強しない生徒がいる

等の問題があり、オンライン授業が対面授業の代わりになるには限界があった分かりました。