想像していたよりはるかに大変
女優松井玲奈が11日、YouTube公式チャンネルを更新し、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養していた期間を涙ながらに振り返った。
感染して感じたのは、自分が想像していたよりはるかに大変だったということでした。
仕事関係者が感染したことで自主的にPCR検査を受診した結果、「陽性」と判定。感染して感じたのは、「自分が想像していたよりはるかに大変だったということでした」と明かした。
- 丸2日間は38度後半の体温が続いてた
- 全身の痛みで、2時間以内で目が覚めてしまう状態が続く
- 食欲もわかない。
- 気持ちもすごいつらくて、お仕事をする時はたくさんの方がいて、本番中はマスクを外していなければいけないので、周りにいるスタッフさんや、共演者の方にもしご迷惑がかかることがあったらどうしようという思いで不安でした。
と話した。
千葉真一さん死去
俳優の千葉真一さんが8月19日午後5時26分、新型コロナウイルスによる肺炎のため、千葉県君津市の病院で死去しました。82歳でした。
関係者によるとワクチンは打っていなかったとのこと。最期は、意識はなく、話すことも出来ない状態だった。 関係者によると、千葉さんは7月末に新型コロナウイルスに感染。入院せず療養していたが、肺炎が悪化し、8月8日に入院。酸素吸入を続けていたが、回復に至りませんでした。
コロナで入院して亡くなる方は家族の面会も叶わず看取られず、、、こんな悲しい最期があるでしょうか…
ご冥福を御祈りいたします。
ワクチン未接種の若年が”重症化”
20代の女性。8月初めに陽性と判明し、基礎疾患はなかったが、重症化しました。入院中に症状が悪化したため、『最後の砦』ともいわれるECMO=人工肺を装着する治療を受けています。若い年代や働き盛り世代で重症患者が増えています。そうした患者は、ECMOや人工呼吸器の装着を必要とするよういになります。
東京都では、第3波では60代以上が重症患者の8割を占めていました。しかし現在の感染拡大では、ワクチン接種が行き届いていない50代以下がおよそ7割を占めています。17日時点で、10代が1人、20代が5人、30代が21人で30代以下の重症患者は27にのぼっています。
発症後わずか4日で重症化
会社勤めの男性は、発熱などの症状が出てから急速に容体が悪化し、発症後わずか4日で人工呼吸器をつけるまでに重症化しました。
大丈夫と思っていた年齢や既往症のない患者が悪化するケースが相次いでいて、どのような患者層がいつ重症化するのか、読めなくなってきています
医師によりますと、第5波では症状の悪化が速いということです。「これまでは“おそらく大丈夫”と思っていた年齢やステータスの患者が悪化するケースが相次いでいて、どのような患者層がいつ重症化するのか、読めなくなってきた」と話していました。
男性は、「はじめは軽いせきから始まり、それから『ゴホン、ゴホン』と深くなり、やがて高熱が出てふらつくようになりました。自分はコロナ感染には程遠いと思っていましたが、かかってみるとあまりにも苦しかったです」と感染の怖さを訴えていました。
自宅療養中に重症化して救急車を呼んでも、 “120の医療機関 受け入れず”
新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、都内の自宅で療養していた50代の患者が重症化して救急搬送された際、およそ120の医療機関に受け入れを断られていたことがわかりました。
都内に住む50代の男性は、8月上旬に発熱の症状が出て陽性と判明したあと自宅で療養していました。
自宅で療養していたら急に息苦しくなり、救急車を呼んでも受け入れてくれる病院がなく何時間も救急車で過ごしました。死ぬのではないかと不安でした
しかし2日後には、呼吸の状態が悪くなるなど重症化し、救急搬送されましたが、およそ120の医療機関に受け入れを断られたということです。
新型コロナの感染者数の増加によって医療体制は逼迫しています。医療機関への受け入れ照会が4回以上あり、搬送先が決まるまでに現場で30分以上待機したケースを「搬送困難」と定義されています。総務省消防庁は11日、救急車が到着しても搬送先の病院がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が8日までの1週間に全国で2897件あったと発表しました。
追いつめられる感染者
新型コロナウイルスの感染が広がる中、病気の被害者である感染者やその家族、また医療関係者やその家族への偏見・差別が深刻になっています。
私たちの身の回りの人は、総ての人が冷静で正しく行動しているとは限りません。感染者やその家族への偏見・差別が深刻になっています。
感染が悪いことだという考えが広まれば、差別や偏見を恐れて医療機関への受診をためらい、症状の重篤化やさらなる感染拡大につながる可能性があります。
- 新型コロナウイルスに感染した人が勤務先から謝罪を求められたり周りにうつさないか心配になったりして精神的に追い込まれている実態があります。
- 勤務先から必要以上に検査を求められている。
- 感染したあと職場の対応が不誠実で困っている。
- 感染者のいる家に石が投げ込まれたり、壁に落書きされたりする被害があった。
- うつしてしまうのではないかという恐怖と不安でいっぱいで、多くの家族・友達・同僚を濃厚接触者にしてしまい、ウイルスを持ち込んでしまって申し訳ないという気持ちばかりでした。
- ドアノブや何か物に触れるたびにアルコールで消毒したりと神経をすり減らす日々が続き、精神的に参ってしまったということです。
- 家族が濃厚接触者になり、子どもが学校に登校できなくなりました。
- 新型コロナが治っても、しつこい誹謗中傷・いじめが続いて学校に行けなくなりました。
- 感染症が完治したのちも、もとの勤務先へ復帰できないでいる。
感染すると自責の念で自分を追い込んだり、数多くの人権侵害が起きたりして苦しめられる事例が多く出ています。
新型コロナを5類感染症なれば検査・治療代はすべて自己負担になる
現在、新型コロナを季節性インフルエンザ並みの5類感染症にダウングレードすることが検討されています。ワクチン接種がすすみ、国民の理解が得られるようであれば、どこかのタイミングで 新型コロナは5類感染症になることでしょう。
新型コロナが5類感染症なれば検査・治療代はすべて自己負担になります。とても高額な医療費を支払わなくてはいけなくなります
5類感染症にした場合、検査費用(PCR検査、画像検査、血液検査など)、治療(例:レムデシビルは5日治療で約38万円の薬価)、酸素投与、人工呼吸管理などは最低3割負担の支払いになります。医療費が高額になるため、おそらく高額療養費制度を用いることになりますが、それでも「えっ、こんなに高いの!」とビックリする自己負担額になることは間違いありません。
感染者が家庭で一人でも出てしまったら、高額医療が認められたとしても一人10万円程度の医療費がかかります。ましてや、家庭内感染に進めば、膨大な医療費を支払うことになってしまいます。
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