新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回接種した高齢者は、20日時点で全国で2921万1153人で、高齢者全体の82%を超えました。
2回接種した高齢者は、20日時点で全国で2128万9629人で、高齢者全体の60%を超えました。
新型コロナワクチン接種実績
7月20日までに、総接種回数:7192万1254回(令和3年7月20日公表)のワクチン接種が行われたと地方から国に報告がありました。
ワクチンの接種はことし2月から医療従事者などを対象に始まり、4月からは今年度中に65歳以上になる高齢者への接種も進められています。
日本全体の接種率
1回接種を終えている人の割合は全国の34%で、2回接種を終えている人は22%にあたります。これらのワクチン接種者の現時点では大半は高齢者と医療従事者となります。
高齢者の接種率
1回接種を終えている人の割合は全国の82%で、2回接種を終えている人は60%にあたります。
※1:総接種回数は、一般接種(高齢者含む)と医療従事者等の接種回数の合計(令和3年7月19日までの接種回数)。
※2:増分は、直近に公表した総接種回数との差。詳細はこちら
日別の実績(Excel PDF)都道府県別の実績(Excel PDF)
新型コロナワクチン 東京都の65歳以上感染激減
東京都の7月20日の感染確認者数は1387人でず。65歳以上の高齢者の感染確認者数は36人となっています。高齢者の感染確認者数の割合は、全体の2.6%となっています。
65歳以上のワクチン進み、高齢者の感染が激減しています。このことから、恐れられていたデルタ株に対しても、日本で接種しているファイザー製・モデルナ製ワクチンは効果を発揮していることが分かります。
50歳代以下の重症者が急増
上の表は、東京都の重症者の出代別人数を表しています。ワクチン接種前では、重症患者は高齢者の割合が80%を超えていました。ワクチン接種が進んだ現在は、50%まで落ちてきました。
逆に、50歳代以下の重症者が50%近くになってきました。今後高齢者の感染が少なくなるにつれて、若者の重症者の割合がさらに増加することが予想されます。
64歳以下のワクチン接種が本格的スタートすることで感染者や重症者を大幅に抑えることができると期待できます。
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