ワクチンに関するデマ・フェイクニュースの発生源

対策
coronavirus covid-19 pandemic outbreak virus background concept

デマゴギーとは

コロナ禍で国際的な政治的主導権を握るために、呆れるほど嘘の情報が飛び交っている。嘘の情報に踊らされ、的外れな行動をとってしまい、その行動が社会全体に広がったときの影響は計り知れない。

一人ひとりが情報を正しく判断することで、私たちが住む日本でもよりよい生活が保障される。日本をおとしめるために大量に流されるデマの正体をしり、騙されにようにしたい。

デマ=デマゴギーとは

デマゴギーの略称が、日常的に用いられている“デマ”という言葉。元々はドイツ語で、表記はDemagogie 英語ではdemagogy

  1. 政治的効果をねらって、意図的に流される虚偽の情報。悪宣伝。
  2. 根拠・確証のないうわさ話。流言蜚語(りゆうげんひご)。

語源的には扇動政治家が民衆を扇動するために用いた宣伝の意。

“デマ”は、ドイツ語の「デマゴギー」の略になります。本来は、「政治的な意図を持って流す情報」でだが、現在は「特に政治的な意図が無くても、根拠の無い噂など」をひろく指す言葉として用いられている。

 

「日本が台湾に送ったワクチンで大量死」というフェイクニュース

台湾で流れる多量のフェイクニュース

台湾では、「台湾のワクチン接種は周回遅れ」「現実的な漢族のDNA」「日本人の台湾幻想、妄想」といったネガティブな言葉を多用し、台湾のワクチン政策がうまくいっていないことを批判する記事が日本が台湾にワクチンを送ったことをきっかけに一斉に流れるようになりました。内容は、

  • 「多くの台湾人がワクチンを求めて中国に殺到」
  • 「実は台湾人はアストラゼネカ製ワクチンをまったく歓迎しておらず、日本は余り物をよこしたと思っている」
  • 「在台日本人も中国製ワクチンを打ちたいと思っている」
  • 「日本で使われていないワクチンを送るのは毒を送るのと同じ」
  • 「漢人である台湾人は実はしたたかで信用できない」

といった記事です。

日本のネットのニュースやSNS・数々のコメントを読むと同様に日本政府の対策を批判する情報があふれています。

こうした記事のソースの多くが、「中国寄り」「反与党政権」のメディア・日本国内で活動する中国の工作員が出どころです。彼らはデマゴギーを振りまくプロ中のプロと言える工作員で、多くの日本人が見事に印象操作され、操られているという悲しい状況が起きています。

「日本から台湾に送られたアストラゼネカ製ワクチンで大量死」という扇情的記事

台湾で流されたフェイクニュースの中には、「日本から台湾に送られたアストラゼネカ製ワクチンで大量死」、「ワクチンを送った日本に対し反日感情が高まって台湾で暴動寸前」、「日本から台湾へのワクチン 中国“日本人が打たない期限切れ近いもの」「日本はアストラゼネカ製ワクチンを使ってない。ゴミどころか毒を送るのと同じだ!」というきわめて扇情的な記事もあった。

この記事が台湾で流されると、「反日」「大量死」「暴動」というセンセーショナルなワードを並べた報道が、日本の親中メディアでながされた。『日刊ゲンダイDIGITAL』『Yahoo!ニュース』にも転載された。

フェイクニュースは、実に巧妙に作られている。このフェイクニュースは、「日本で使っていないアストラゼネカ製ワクチンを提供するのは申し訳ない」という、多くの日本人がどことなく持っていた後ろめたさを実にうまく刺激したもので、自鬱に卑劣である。

実際、日本人の中には、「台湾で死者が相次いで対日感情が悪化しているんでしょ?」などとニュースを信じて心配している人も多くいる。

日本から台湾に送られたアストラゼネカ製ワクチンで大量死・暴動寸前・期限切れ近いものというのは まったくのデタラメである。

 

日本からのワクチン送付に台湾は本当に感謝している

日本が台湾にワクチンを送ることは、新型コロナ対策以上の効果がある。

台湾は孤独ではないのだ、困っている時には助けの手を差し伸べてくれる友人がいるのだと、多くの台湾人が実感し喜んだのだ。

日本にとっても「自由、民主、多様性、寛容」という普遍的価値を共有できる数少ない近隣国であるので、両国間の絆をもっと深めていかなくてはいけない。

新型コロナ対策やワクチン接種が政争の具と化している

国民の健康・安全などそっちのけで新型コロナ対策やワクチン接種が政争の具と化している。

日本がアストラゼネカ製のワクチンを台湾に送ったことがきっかけに、台湾並びにマスコミ等で大量のデマ・フェイクニュースが流された。

言うまでもなく出どころは中国である。政治的・軍事的効果をねらって、意図的に流される虚偽だ。

  1. 日本と台湾との絆を割く。
  2. 台湾へのワクチン支援を失敗させる。
  3. 台湾に中国製ワクチンを接種させ、香港のように台湾を乗っ取る。

などが中国の目的である。

中国製ワクチンを使用しない日本対しては、今後もワクチン接種の主導権を握るために様々な手段で、欧米製ワクチンの危険性を訴え、ワクチン接種をためらうように印象操作し洗脳してくることでしょう。

対日新型コロナ関連の工作活動としては、

  1. 日本政府の感染対策を失敗に導き新型コロナ感染を拡大させる。
  2. ワクチンの副反応の危険性を情宣し日本のワクチン接種を失敗させる。
  3. 政府の感染対策の問題点を大々的に情宣し、国民に政府に反感を持たせる。

などなど、あらゆる機会を利用し日本の国民を洗脳してくる。

新型コロナによって私たちは日常生活が大きく制限されている。それ故、ネットのニュース・話題と接する機会が多くなる。そこに大きな罠を仕掛けてくるのである。

多額の国家予算を使って行われている中国のこうした工作は、ご存知のように見事に成功していると言える。何も予算化されていない日本は完敗と言っていいほどである。

「子どもにワクチン接種をさせるな。あまりにも危険」
「若者ほど副作用が大きく危険である。若者や子供はワクチン接種をする必要がない」
「日本のワクチン接種は遅れており後進国並み」
 などなど

ドキっとするようなワクチンの情報に接したときは、デマかも。日本人の心理をうまくついてワクチン接種を妨害しようとしているので気を付けたい。

 

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