大阪 新型コロナ 431人感染確認
大阪府は、府内で新たに431人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。グラフの赤い点線は、1週間ごとの平均です。12月に入り緩やかに減少していましたが、新年から再び上昇に転じました。しかし、今週は減少しています。
年齢別陽性者数
大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少なかったことです。今年に入り東京都同じように若者の感染が目立つようになりました。20歳代の感染者確認者数が増えてきています。20歳代は87人で全体の20%です。大阪では、感染確認者の5人に1人が20歳代です。
健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広める
感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は251人で全体の58%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。
このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。
社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。
社会活動が活発な20歳代から50代がウィルスを家庭に持ち込む
社会活動が活発な20歳代から50代までは251人で全体の58%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。感染すれば気がつかないうちに家庭を破壊してしまいます。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。
60歳以上の感染者数が120人で全体の28%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。
重症者が187人(1日の重症者14人)とまた増えはじめた
大阪は、重症者が187人(1日の重症者14人)と高齢者の感染者数が多いこともあり、極めて多いです。新年度に入り、重症者も上昇傾向にあります。
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