12月25日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
3d coronavirus infection spread covid-19 pandemic background

2020年 12月25日 
国内感染者21万726人 死亡者3123人
世界感染者7870万4434人 死亡者173万0663人 

国内3740人の感染確認

全国で3740人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は21万726人
・亡くなった人は3123人 

死者と感染確認ともに過去最多となりました。

陽性者数が100人を超える都道府県は、
東京都888、大阪府289、神奈川県495、愛知県270、北海道123、埼玉県251、千葉県234、兵庫県152、福岡県149、京都府107人です。
陽性者数が多い都道府県は、
沖縄県48、広島県98、広島県98、静岡県38、茨城県39、宮城県48、岐阜県56、奈良県34、長崎県35人です。
・空港の検疫での感染は10人。

グラフから感染が確実に拡大していることがわかります。感染拡大が止まらないのは、東京とその周辺都道府県の感染拡大が止まらないからです。

北海道・大阪・東京都・東京都周辺の都道府県は、早くから感染が拡大しました。その中で、大阪や北海道はピークを迎えています。それに対して、東京と神奈川は未だに感染が拡大しています。

このグラフは、東京都と大阪府の感染者数を表しています。11月には感染者数は近かったのですが、大阪は減少に東京は感染拡大が続いていることが分かります。

23日時点の実効再生産数は、全国で1.06、東京都は1.14と、引き続き感染が拡大傾向になっていました。
一方、
愛知県は0.98、
大阪府は0.88、
北海道は0.84となっていて、
いずれも1を下回っていました。

日本全体の感染者数の増加は、東京都が押し上げていると言えます。
本来ならピークを迎えるべき東京や神奈川が感染拡大を続けるのは、飲食以外に感染を拡大させる要因があるからです。

日本の感染拡大を止めるためには、なぜ、東京が未だに感染が拡大し続ける原因を見つけ出す必要があります。

重症者は全体の1.8%

このグラフは、11月1日~12月23日までの、重傷者数を表しています。

重症患者が急増しています。高齢者や基礎疾患を持った方の感染が増えていることが原因です。グラフではわずかに増加しているように見えますが、お亡くなりになる方や治療が完了して退院する方も増加しており、重症者は右上がりに増えています。

重症者は644人(+25)で全体の1.8%です。

症状が改善して退院した人などは17万4879人

 

東京都新型コロナ888人の感染確認

東京都は、24日都内で新たに888人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

65歳以上の感染者は93人で全体の10%と多いですが、24日の感染確認者の中には重症者はいません。

 

62%は感染経路不明

 

62%の548人、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路
不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しているサインです。

年齢別感染者数と割合

24日の発表では、20歳代が多く、20歳代は240人で全体の27%です。東京都の感染確認者の4人に1人は20歳代となています。20歳代の感染者が多いのが東京都の特徴でが、先々週から30歳代の感染も増えてきています。30歳代は184人で全体の21%です。東京では感染者の5人に1人が30歳代です。

東京は若者の感染が多い

世代別感染者数と割合

感染しても無症状か軽症で済む人が多い49歳以下は644人で全体の73%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

また、高齢者であっても感染しても初期の段階では症状が軽く感染に気が付きません。同じく、初期は感染に気がつかず普通に日常生活をするひとが圧倒的に多いです。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。常に、注意を怠ることのないようにしてください。

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20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは688人で全体の78%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

高齢者は重症化リスクが高い

高齢者(60歳以上)の感染者数は123人で14%です。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。

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重篤者は1.1%と割合は少ない

都内で24日までに感染が確認された人の数は5万4018人です。

都の基準で集計した重篤の患者は、73人(+4)で全体の1.1%でした。

重篤者の年代は、40歳代5人、50歳代7人、60歳代21人、70歳代22人、80歳代16人、90歳代2人となっています。

重篤になる患者を性別で見ると、男性60人、女性13人と圧倒的に男性が多いです。

東京都の重症者の割合極めて少ない原因は、若者の感染者数が多いため重症者の割合を下げているのです。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は4万7472人。

今週に入り重症者が増加

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えていました。しかし、12月に入り重症者が少なくなってきていました。一時的に11日以降は再び増加に転じましたが、16日以降は、お亡くなりになる方いたり、退院したりする人がいるため、入院中の重症者数は減少傾向にありましたが、今週に入り再び増加しています。

この病気は、高齢の方や基礎疾患等抵抗力・体力の低下が著しい方には致命的に体を破壊する恐ろしい病気です。感染が拡大している時期は、高齢の方や基礎疾患を持つ方は、人との出会う機会を出来るだけなくすようにしてほしいです。

 

大阪 新型コロナ 289人感染確認

大阪府は、府内で新たに289人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。  

年齢別陽性者数

大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少ないことです。若い人だけでなくどの世代も感染者を出しています。

陽性率は、5.2%です。1週間の陽性率は、6.2%となっています。減少の傾向を示しています。

大阪は高齢者の感染者が多い

全体的に感染者数は若干減少傾向にあります。このまま減少するればうれしいです。行政・府民が一致協力し努力した賜物と言えます。

でも、油断・緩みは禁物です。行政・府民がスクラムを組んで新型コロナウィルスに打ち勝ってほしいと思います。

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は143人で全体の50%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

また、感染しても初期の段階では症状が軽く感染に気が付きません。したがって、新型コロナウィルスに感染したすべての人が感染に気がつかず、ステルスに感染を広めているのです。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

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大阪では高齢者も市中感染している可能性がある

社会活動が活発な20歳代から50代までは168人で全体の58%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

60歳以上の感染者数が103人で全体の36%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。

大阪は、重症者が161人(1日の重症者9人)均衡を保っている

大阪は、重症者が161人(1日の重症者9人)と極めて多いです。しかし、お亡くなりになる方や退院した数と新たに重症化する人の数が同程度で重症者数はさほど増えてはいません。

このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が橙色です。

東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。特に、60歳代、70歳代、80歳代の感染者が東京より多いことが顕著に分かります。

60歳以上の感染者の割合は、東京都が14%対して、大阪府では36%となっています。大阪は東京と比較して全体の感染者数は少なくても、高齢者の感染する割合は高いです。大阪では高齢者の気の緩みが顕著に統計に表れています。

高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。大阪の感染状況は感染者数は減っても、高齢者の感染者が多くまだまだ危険であると言えます。

 

海外

日本時間の24日午後3時の時点で、世界全体では7870万4434人となりました。また亡くなった人は173万663人に上っています。

感染者が多いのは、アメリカで1845万8373人、インドが1012万3778人、ブラジルが736万5517人、ロシアが290万5196人、フランスが256万2615人です。

 

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