新型コロナが感染拡大の兆候、冷房していても換気を忘れずに

新型コロナウィルス感染症

オミクロン株の新たな変異株「KP.3」の感染拡大!風邪に似た症状

オミクロン株の新たな変異株「KP.3」の出現によって、新型コロナの感染は、全国的に拡大しています。それにともなって、1医療機関あたりの患者数も全国的に、7月に入り顕著に増えてきています。どこのクリニックでも、発熱外来を訪れる患者があとをたたず、対応に追われています。

今流行している新型コロナの変異株は「KP.3」です。オミクロン株の派生株で、感染力が強い一方で重症化しにくいということです。

なぜこの時期に感染拡大が進むのか?それは、エアコンを利用して、部屋を閉め切るからです。エアコンをつけているので窓を全部開け放すのは意味がありませんが、二か所を10センチほど開けておくと、部屋の中の換気が進みます。また、扇風機を使って外に室内の空気を出すようにすることで新鮮な空気を部屋の中に入れることができます。

複数の人が集まる場所では、換気を怠らないようにしてください。

医療費は自己負担

新型コロナに感染し医師にかかると、特例的な支援策は終了していますので、当然医療費を支払うことになります。

治療薬は、塩野義製薬が開発した国産初の飲み薬「ゾコーバ」、その他、アメリカの製薬会社が開発した「ラゲブリオ」と「パキロビッド」の3つあります。薬代だけで、5000円から3万円近くまで、患者には大きな負担となります。

「コロナの治療薬は高い」ということで敬遠する患者もいるということですが、高齢者で高血圧、慢性呼吸器疾患などがある人は重症化しやすいので、治療薬をのんで対策する必要があります。

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