乳幼児のいる家庭で家族全員感染、県に連絡できずサービスの提供を受けられず

３回・４回目のワクチン接種が進行中なのに「オミクロン対応ワクチン」を１０月から実施

新型コロナウィルスの感染状況は、オミクロン株が主流です。現時点で感染する人はほぼオミクロン株に感染します。

新型コロナが大流行しているので、「これは一大事」とばかりに３回・４回目のワクチンを多くの国民はワクチンを接種しました。ところが、ワクチンを接種した途端に、１０月から「オミクロン対応ワクチン」を開始するという報道が流れました。

まるで、古い製品の在庫が大量にあるので消費させるために３回・４回目のワクチンを接種しているようです。

ところで、１０月に接種するワクチンは、「ＢＡ．５」「BA２．７５」に対応できているのでしょうか？

オミクロン株はすでに弱毒化しており、重症化したり、死亡したりする人は少なくなっています。もう、我々は新型コロナに関してはワクチンを接種しなくても重症化を抑えるだけの免疫力を身に付けているのです。

新型コロナウィルスの変異はワクチン開発よりもはやいのです。日本の医療・薬事行政はアメリカンファーストだから、古い製品のワクチンを在庫整理を日本で行っているかの状態です。無駄に打つのは御免ですので、政府はどんな人が打つべきか、最新の変化部に対する効果を明確にしてほしいと思います。

乳幼児のいる家庭で家族全員感染、県に連絡できずサービスの提供を受けられず

赤ちゃんや小さなお子さんがコロナに感染したとしたら、一人だけ個室に寝かせておくわけにはいきません。少し大きくなった子であれば、感染対策の必要性も理解できますが、乳幼児に感染対策を理解させることは難しいです。お父さんやお母さんがつききりで看病することになります。

乳幼児が保育所・保育園・幼稚園で新型コロナに感染して帰ってきたら、ママもパパもオミクロン株・「BA.5」の免疫を持っていなかったら高い確率で家族全員が感染します。私の知り合い（愛知県在住）がそうでした。

家族全員が感染した家庭の経過

1. 土曜日の午後；お子さんが４０℃を超える発熱が始まりました。医師に連絡したら、「月曜日まで検査できない」と言われ、子ども用の処方された解熱剤（座薬）を飲んで過ごしました。金曜日まで保育園に言っていたのでそこで感染したようです。
2. 日曜日；お子さんは座薬をつかっても４０℃を超える発熱が続く。ママ・パパは症状なし。
3. 月曜日；家族全員「抗原検査」で「陽性」と判定がでる。お子さんは３８℃前後に熱が下がり、パパは無症状、ママはのどに痛みと頭痛があり、解熱剤を飲んでも３８.5℃の熱がでました。
   
   県にネットで報告し、「配食サービス」を申し込むが、IDを入力できない不具合があり入力できません。コールセンターに電話をかけてもいつまでたってもつながらず、「配食サービス」は提供してもらえません。冷蔵庫内にある在庫で生活。
   
   アメリカの薬品会社には税金をばらまいても日本人には感染しても行政からのサービスは何もないのです。愛知県では、知事が毎日テレビに出て感染状況を報道していかにも対策を怠りなく実施しているかのように振舞っていますが、感染者は県から何のサービスの提供もなく県民は苦しむばかりです。
   
   愛知県では、システムに不具合が発生し、ＩＤを入力することができません。サービスが始まって既に２年近くになっているのにバグを取ることが出来ていないのです。
4. 火曜日；お子さんは熱が３７.5℃程度に下がり元気に家の中を走り回るまで回復。最悪なことにパパもママも発熱が始まり、解熱剤を飲んでやっと３８.5℃まで押さえることができている状態で生活する。
   子さんはすでに元気になっているので、ママがソファーに座りながらお子さんを見ているようです。送られてきた動画を見るとつらそうでした。LINEでは、「２・３日で食料の在庫が切れるので、その時は買い物をお願いするかもしれません」と書いてありました。
5. 水曜日；お子さんもママも平熱に下がる。逆に、パパの熱が３７．８℃に上がるが、リモートで会議をしその後仕事をしたとのこと。
   昨日ネットに書き込んだのが功を奏したのでしょうか？
   
   本日は、IDは問題なく入力できて、無事弁当とパルスオキシメーターの手配ができました👍🏻。健康入力は問題なくできます。療養中の健康状態を記録を行う。
   
6. 木曜日；パパも熱が下がり、家族全員元気に過ごす。
7. 金曜日；家族全員元気に過ごす。配食の宅配弁当とパルスオキシメータが届きました。
   
   療養中の健康状態を記録
   毎日、家族全員の健康状態を「My HER-SYS」に入力します。
   

配食で県から送られてきた宅配弁当

症状の様子

1. ３日目に発熱が開始
2. ２・３日高熱が続き、その後徐々に熱は下がる。
3. ４日目以降は熱は下がるが、微妙に症状が残る

こんな感じで進んでいます。ママは６月、パパは７月にワクチンを接種していたので、軽症で済みました。パパの方がワクチン接種に近いので症状は軽くすみました。しかし、ワクチン接種後、１カ月でも感染しているので、オミクロン株亜種BA.5にはワクチンの感染予防効果はあまり期待できません。

今の所、最新の変異株亜種には、塩野義製薬が開発した新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」が唯一の効果的な薬と思われるが、まだ承認されていないのが残念です。小さなお子さんを抱える家庭は同時に家族全員が感染するとパニックになります。感染してしまった家庭は大変な思いをしていますので、政府もはやく対応してほしいものです。