濃厚接触者の待機期間 5日間に短縮、検査陰性で3日目で待機解除

対策
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待機期間 5日間に短縮、検査陰性で3日目で待機解除

政府は、社会経済活動を維持していくため、22日から濃厚接触者に求める自宅などでの待機期間をこれまでの原則7日間から5日間に短縮し、さらに2日目と3日目の抗原検査が陰性であれば、3日目に待機を解除できることを決めました。

また、受信する患者が多すぎるため、発熱外来が受診しづらくなっている現状を踏まえ、症状のある人が受診前に自分で検査できるよう、発熱外来で抗原検査キットを配ることも決めました。医師にかかる前に、体温を自分で計るように新型コロナに感染しているか患者自身が検査しその結果を医師に伝えるのです。

小学生や園児の濃厚接触者を特定しない動きに

保育所や幼稚園、認定こども園で新型コロナ感染者が出た場合、保健所が園児らの濃厚接触者を特定しない運用に変更する自治体が出てきました。

これまでは、保育所などで感染者が発生すると、一緒に行動するなどした園児や保育士らが症状の有無を問わず濃厚接触者に特定され、行政検査の対象として原則七日間の待機を求められていました。人員不足や風評的影響などから休園を余儀なくされ、子どもの預かり先を失う保護者が働きに出られない問題がありました。

 今後は濃厚接触者を特定しないことで、検査で陽性判定された場合か、感染が疑われる熱などの症状がある人だけが隔離期間を設けるようになります。これで、園全体を休みにしない選択肢が広がり、社会経済活動への影響を小さくすることができようになります。

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