新型コロナ対策中、夏場のマスクの着用の考え方

健康生活
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マスクの着用の考え方

マスクの着用は、新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策として極めて重要です。会話をする際にはマスクを着用することは常識です。

これから気温・湿度が高くなる季節になるため、マスクを着用していると熱中症のリスクも高くなることが考えられます。熱中症の恐れがあるこの時期では、屋外にいて確実に感染しない状況であれば、むしろマスクをはずした方が健康にいいです。また、乳児に場合、マスクを着用することで様々なトラブルや健康への障害も心配です。

そこで、マスクの着用について適切な対応ができるように次のように取り組んでください。

基本的な感染対策として感染リスクがある状況では引き続きマスク着用をしてください。
身体的距離が確保できないい場合、屋内では基本的には引き続きマスク着用をしてください。
就学前の児童(2歳以上)のマスク着用について、他者との身体的距離にかかわらずマスク着用を一律には求めない。

具体的には、次のようです。

屋外でのマスク着用について

会話をしない場合

  • ランニングなど離れて行う運動や、鬼ごっこのような密にならない外遊びなど、屋外で、2メートル以上を目安として他者との距離が確保できる場合はマスクを着用する必要はない。
  • 徒歩での通勤など、屋外で人とすれ違うことはあっても、会話はほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要がない。

夏場は、熱中症防止の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します。

会話する場合

  • 屋外では、人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合や、距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。
  • 屋外であっても、近い距離で会話をするような場面では引き続き、マスクの着用を推奨する。
  • 夏場については、熱中症になるリスクが高くなるので、マスクを着用する必要はない場面では、マスクを外していただくことを推奨する。

屋内でのマスク着用について

会話をする場合

  • 他者との距離が確保できており、会話がほとんどない場合は、マスクをはずすことも。
  • 会話を行う場合は、マスク着用を推奨する。
  • 距離が確保できない場合で、会話を行うときはマスクの着用をする。

会話をしない場合

  • 他者との距離が確保できており、会話がほとんどない場合は、マスク着用は必要ない。
  • 買い物など人が多い場所ではマスクを着用する。
  • 通勤電車の中など距離が確保できない場合で、会話をほとんど行わないときについても、着用を推奨する。
  • 高齢者施設や病院に行く時は、マスクを着用しましょう。

子どものマスク着用について

2歳以下

  • 子どものマスク着用については、2歳未満については、マスク着用は奨めていません。

2歳以上の就学前の子どもについて

  • 他者との距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めない。
  • 保育園など施設内に感染者が生じている場合などにおいて、施設管理者等の判断により、可能な範囲で、マスク着用を求めることは考えられます。この場合でも、マスク着用を無理強いすることのないように配慮する。

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