ファイザー社ワクチン7月19日及び26日の配分等については、令和3年7月1日付け厚生労働省健康局健康課予防接種室事務連絡で各都道府県に対して連絡がありました。
ファイザー社ワクチン第 10 クール及び第 10-2 クールの新型コロナワクチン等の配分について7/1
7月26日の配分の都道府県へのワクチンの割当量について確定したので厚労省から各都道府県向けに追加連絡がありました。
ワクチンの割当ての考え方について
第10-2クールにおける都道府県へのワクチンの割当量については、
モデルナ社ワクチンを使用した自治体の大規模接種として申請された保留中の案件のうち、7月最終週までに必要な量をファイザー社ワクチンで分配する。(計1,834箱)(別紙3)
モデルナ製のワクチンのモデルナ社からの配布が、当初予定していた日時よりも遅れているため、大規模接種会場でもモデルナ製に変えてゆとりのあるファイザー製を代用するためです。
残りの766箱について、ワクチン在庫率が低い自治体から順に、①直近1週間の接種回数又は②希望量と基本計画枠の差分のいずれか小さい方の箱数を分配されます。
具体的には、
① 第1~9クールのワクチン分配済みの量(回数換算)とVRS上の接種回数(6月24日時点)の差を分子とし、12歳以上人口×2を分母として算出した値をワクチン在庫率とする
② ワクチン在庫率の低い市町村の順に、直近1週間の接種回数を箱数換算した値と希望量から基本計画枠を減じた値を比較し、その値が小さい方を累計766箱となるまで積み上げる(別紙4)。
都道府県ごとに、管内の(1)及び(2)の割当量を合算することとしました。ここに、基本計画枠として示した都道府県毎の割当量を合算して、ファイザー社ワクチン第10クール及び第10-2クール全体の割当量としています。
ワクチンの割当て作業について
都道府県は7月6日(火)15時まで、市町村は7月8日(木)12時までの間にワクチン等の割当量を入力する作業を進めます。
一カ所でも作業が遅れますと全体の配送スケジュールに影響しますので、各都道府県・市町村は期限内に作業を終える必要があります。
都道府県から市町村への配分を行う際には、初期値(デフォルト値)として合算した箱数があらかじめV-SYS上に入力されています。変更する際は、手動での修正をする必要があります。
大規模接種向けの割当量については、該当する市町村には、変更しないで原則、配分量どおりの割り当てします。
具体的な配布量については、こちらををご覧ください。
ファイザー社ワクチン第 10 クール及び第 10-2 クールの新型コロナワクチン等の配分等について(追加連絡)
- ファイザー社ワクチン第10-2クールの分配量(2,600箱分)について(別紙3)
- ファイザー社ワクチン第10クール及び第10-2クールの分配量(10,600箱分)について(別紙4)
- 都道府県が設置する大規模接種会場
- 市町村が設置する大規模接種会場
第11クール及び第12クールについて
各ルールとは、
第11クール(8月2日の週及び8月9日の週に配送予定分
第12クール(8月16日の週及び8月23日の週に配送予定分。
となります。
9月までに1億2千万回分のワクチンを確保
新型コロナワクチンは、6月までにファイザー社ワクチン約1億回分の供給を確保し、さらに、9月までにファイザー社とモデルナ社を合わせて1億2千万回分のワクチンを確保しています。
また、ファイザー社ワクチンは6月末までに高齢者2回接種分のワクチンをすでに配布済みです。
6月末時点でワクチン接種記録システム(VRS)に登録されている総接種回数は約4,400万回となり、およそ9000万回分を配布済みであるので、約4000万回の在庫が各地方にあることになります。
ワクチンの供給ペースに合わせて、接種スピードを最適化する
1日当たりの接種回数は、先月から100万回を超え、自治体や医療関係者などの協力により、非常に速いスピードで接種が行われており、今後は、在庫も有効に活用しながら、ワクチンの供給ペースに合わせて、接種スピードを最適化する必要があります。
このため、第11クール(8月2日の週及び8月9日の週)及び第12クール(8月16日の週及び8月23日の週)については、それぞれ10,000箱程度を予定している配送のうち8,000箱程度は基本的に64歳~12歳の人口規模に応じて割り当てる予定、基本配分計画については追ってお知らせします。
また、タブレット端末による接種券の読み取り等に要する経費については、接種体制確保補助事業費補助金の対象になります。接種実績や在庫率の把握にはVRSを使用するので、接種後はできるだけ速やかにVRSへの入力をお願いします。
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