6/3 新型コロナ・ワクチンの動向

ワクチン 対策

コロナワクチン接種率が高い国で感染者・死者が急増

ワクチン接種率が高い国で新型コロナウイルスの感染者・死亡者が再び急増

世界で最もワクチン接種率が高くなっている国の一部で、新型コロナウイルスの感染者が再び急増、死者も大幅に増加している。

感染者と死者が増えているのは、接種を受けた人の割合が最も高いセーシェル(72%)と、それに次いで高い水準にあるモルジブ(57%)、チリ(56%)、バーレーン、(55%)、ウルグアイ(51%)など。

ウルグアイはここ数週間、人口10万人あたりの死者数が最も多くなっている。モルジブとバーレーンは、5月中に報告された10万人あたりの死者数が米国、インドを大幅に上回った。また、チリ、セーシェルは、世界で最も早いペースで感染者が増加している。

 

ワクチン接種後、死亡者・感染者が増えている国は、中国のシノファーム製のワクチンを使用している。

接種率が高い一方で感染者が増えているこれらの国では、多くが中国のシノファーム(中国医薬集団)製のワクチンを使用している。バーレーン、そして同じ中東のアラブ首長国連邦(UAE)はすでに2回の接種を完了した人を対象とするブースター接種も行っていることから、感染を防ぐことに対する同社製ワクチンの有効性について、懸念が高まっている。

中国でワクチン接種6億回達成も…新型コロナ感染者続出で外出禁止令

中国のワクチン累計接種件数が6億回分を超えたが、新型コロナウイルス感染者が継続して出ている。

広東省では、一桁だった感染者が先月31日に突然20人に増え、感染拡大の懸念が高まっている。中国当局は、広東省広州と仏山などの地域に外出禁止令を発出し、都市の外に出れないように統制している。

新型コロナ、英国で1日の死者数ゼロ

英国では新型コロナウイルス検査で陽性が確認されてから28日以内の死者数が、1日にゼロとなった。政府がデータを発表した。

ニューヨーク市では5月30日のコロナ陽性率がパンデミック開始以来最低となった。デブラシオ市長が1日に明らかにしたところによれば、過去7日間の陽性率は0.83%にとどまった。

ワクチン「大規模会場」「職域接種」

政府は1日、新型コロナワクチンの「職域接種」を発表。今月21日から企業や大学などの職域単位で接種を開始し、接種の加速化に弾みをつける狙い。

職域接種「1千人以上の大企業でスタート」

新型コロナウイルスのワクチンを職場や大学などで打つ「職域接種」について、ワクチンの政府内の調整を担う河野太郎行政改革相は2日、「1千人以上の大企業でスタートしたいと思っている」と述べ、大手企業から始める意向を明らかにした。

企業や大学での接種は接種券なくても可能

河野大臣は、今月21日から企業や大学で行われる予定の“職域接種”について、接種券が手元にない人でも打つことが可能との認識を示しました。

接種券が届いていない人でも、各企業や大学が予診表の管理を行い、後日システムに登録をすれば、ワクチンを接種することが可能との認識を示しました。また“職域接種”では、「企業単体ではなく、中小企業が集まり、商工会議所で社員や家族にも打つことが可能」と説明しました。

 

ワクチン接種会場、全国350大学が提供の意向

萩生田光一文部科学相は28日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種について、全国の809大学に会場を提供できるか尋ねたところ、350大学の497キャンパスが協力の意向を示したと明らかにした。

69大学の85キャンパスが既に会場を提供したり、自治体から協力要請を受けたりしている。

伊藤忠、ワクチンの職域接種開始へ

伊藤忠商事 <8001> は2日、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を東京と大阪の本社で21日から開始すると発表した。それぞれに勤務する社員のほか、受け付けや警備など業務委託先の社員も含めた希望者全員(約6000人)が対象。合わせて、企業内保育所の運営を委託するポピンズ(東京)の保育士(約1500人)も対象とする。 

静岡県が掛川市と吉田町に大規模会場設置へ

静岡県は2日、掛川市の掛川B&G海洋センター体育館と吉田町の町総合体育館の2カ所を大規模接種会場に選定したと発表した。接種対象地域は調整中だが、1日の接種回数は500~700回を想定している。すでに会場に決定している富士市の「ふじさんめっせ」とともに、6月中旬にも運営を始めるとしている。

ワクチン接種、歯科医の“助っ人”確保へ

ワクチン接種の動きが加速する中、接種の人材確保のため、東京都内では初めてとなる歯科医師の接種に向けた研修を豊島区が始めました。

 

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