3/29東京都新型コロナ234人の感染確認(18時45分時点)

経過と近況

3/29東京都新型コロナ234人の感染確認(18時45分時点)

東京都は、新たに234人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

こちらのグラフは2月1日から本日までの感染確認者数のグラフです。赤い点線は7日間平均の変化を表しています。7日間平均を見ると、3月に入り上昇していることが分かります。今週に入りカーブがさらに上昇しており本格的にリバウンドが進んでいます。

 

重篤化しお亡くなりになる方はほとんど高齢者

65歳以上の感染者は54人で全体の23%で、子どもや若者の感染が増加しているので高齢者の感染率が落ちてきています。

3月29日に発表された、お亡くなりになった方の人数は20人です。

年齢別では、40歳代1人、60歳代1人、70歳代3人、80歳代4人、90歳代3人 となっています。女性が3人、男性が9人です。重症化する人は圧倒的に男性が多いですが、新型コロナが原因で死ぬ方は女性も男性もほぼ同じ割合です。女性は男性より新型コロナで死ぬリスクが高いようです。

また、お亡くなりになる方は、コロナが死因と言いながらもご高齢で寿命でなくなる方がほとんどです。しかも、そのほとんどに人が既往症のある方でもあるのです。

日本においては、コロナが原因でなくなる方は非常に少なく、高齢や既往症が原因でなくなる方がほとんどです。しかし、日本ではコロナに感染して死亡した方はすべて死亡原因をコロナとしてカウントしているのです。

外国では新型コロナは恐ろしい疫病かもしれませんが、日本においては新型コロナが流行したと言っても日本人の平均寿命が縮まるということはありません。むしろ、新型コロナが流行した2020年度は日本人の平均寿命はのびました。

大げさに騒ぎ立てるのでなく、日本人の実態に合わせて適切な対応をしてほしい物です。

年齢別感染者数と割合

20歳代の感染がまた増えてきました。この世代は、感染しても無症状の人が多く、同世代の友達・同僚に移す可能性が高いです。食事・ミーティング等の際にも感染対策を怠らないでほしいです。

また、20歳から50歳までの勤労世代の感染も多いです。仕事が終わってちょいと一杯を我慢が出来ないことが、気の緩みです。人は酒が入ると声が大きくなり、多くの飛沫を飛ばしているのです。

感染しても症状の出ない人や軽症の為新型コロナに気がついていない人が感染源となっていることは明らかです。マスクをはずす飲食店での会話は最も危険です。

飲みたい気持ちは理解できますが、ウィルスを家庭に持ち込み、家族に感染させることなどあってはいけません。ここしばらくは、仕事帰りの飲食は控えるようにしましょう。

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東京都の実効再生産数は、1.08

感染経路

・28日で50%の156人は、これまでのところ感染経路が分かっていません。感染経路がわかっていない人の感染場所はほとんどが接待や飲酒を伴う飲食店です。

感染が緩やかに増加

3月26日の検査実施件数は、5051件です。
3月27日の時点で、東京都の実効再生産数は1.12です。
実効再選算数は、常時1を超えるようになり毎日大きくなっています。実効再生産数が1を超えることは感染が拡大に転じたことを示します。一層厳しい対策が必要となります。

重症者も増加に転じました

都内で今まで感染が確認された人の数は12万208人です。

都の基準で集計した重症の患者は、40人(-1)で全体の0.8%です。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は11万5381人。 

 

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