大阪 新型コロナ 158人感染確認
大阪府は、府内で新たに158人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。グラフの赤い点線は、1週間ごとの平均です。1月半ばからは減少に転じていましたが、今月に入り明らかに増加しています。
検査数及び陽性率
前日の検査数は、PCR検査9118件、抗原検査2094件(PCR検査と重複して実施している件数を含む)で、計10872件実施しています。1日の陽性率は1.5%で週平均は1.4%となっています。
大阪の実効再生産数は、3月17日時点で1.22となっており1を超えています。
大阪府の実効再生産数の変化は、
・先月7日時点で1.26、
・先月14日時点で1.31でしたが、
・先月21日時点で0.96、
・先月28日時点で0.82、
・今月4日時点で0.72、
・3/6時点で0.97
・3/7時点で1.01
・3/13時点で1.3
・3/15時点で1.18
・3/16時点で1.12
・3/17時点で1.22 と再び1を超え、1をくだることがなくなりました。実効再生産数が1を超えることは感染が増加に転じていることを表しています。
年齢別陽性者数と割合
大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少ないことです。社会活動を行う割合に応じて感染者が出ています。本日は、変異株の影響でしょうか?10歳未満の感染が増えてきました。20歳から50歳までの勤労世代の感染も多いです。仕事が終わってちょいと一杯を我慢が出来ないことが、気の緩みです。人は酒が入ると声が大きくなり、多くの飛沫を飛ばしているのです。
健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広める
感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は940で全体の57%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。
このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。
社会活動が活発な20歳代から50代までは92人で全体の58%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。
60歳以上の感染者数が41人で全体の26%です。高齢者の感染が多いのが大阪の特徴でもすが、本日は20%を切るなど非常に少ないです。
重症者が56人(1日の重症者5人)
重症者が56人(1日の重症者5人)と昨日よりも増えています。
感染者は大きく減ってきている割に、重症者はなかなか減らないのは高齢者の感染が多いからです。さらに重症化する患者を減らすためには、高齢者の感染を減らす必要があります。
本日発表された重症者は、5人です。40歳代1名、50歳代1名、60歳代2名、70歳代1名です、。
本日発表された死亡者は、1人です。70歳代1名で基礎疾患がありました。
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