3/15大阪 新型コロナ 67人感染確認

経過と近況

大阪 新型コロナ 67人感染確認

大阪府は、府内で新たに67が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。グラフの赤い点線は、1週間ごとの平均です。1月半ばからは減少に転じていますが、下げ止まりの兆しが出ています。

こちらは2月1日から本日までの感染確認者数をグラフ化したものです。赤い線は感染確認者数の7日間平均の変化を表しています。先々週から今週にかけて増減を繰り返し、明らかに上昇に転じていることが分かります。

 

検査数及び陽性率

前日の検査数は、PCR検査4663件、抗原検査1819件(PCR検査と重複して実施している件数を含む)で、計6122件実施しています。1日の陽性率は、1.1%で週平均は1.2%となっています。

大阪の実効再生産数は、3月12日時点で1.13となっており1を超えています。

大阪府の実効再生産数の変化は、
・先月7日時点で1.26、
・先月14日時点で1.31でしたが、
・先月21日時点で0.96、
・先月28日時点で0.82、
・今月4日時点で0.72、
・今月11日時点で0.70、
・18日時点では0.76と
・21日時点で0.8
・3/1時点で0.82
・3/2時点で.079
・3/3時点で0.91
・3/6時点で0.97
・3/7時点で1.01
・3/8時点で1.04
・3/10時点で0.98
・3/11時点で1.04
・3/12時点で1.1
・3/13時点で1.3  再び1を超えました。実効再生産数が1を超えることはm感染が増加に転じていることを表しています。

 

年齢別陽性者数と割合

大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少ないことです。社会活動を行う割合に応じて感染者が出ています。本日は、20歳代と80歳代の感染確認者数が多いです。。

しかし、絶対数が少ないのでほんの少しの人数が増えると割合が大きくなってしまいます。

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健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広める

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は33人で全体の49%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会活動が活発な20歳代から50代までは38人で全体の57%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。

60歳以上の感染者数が26人で全体の39%です。高齢者の感染が多いのが大阪の特徴でもあります。

重症者が60人(1日の重症者4人)

重症者が60人(1日の重症者4人)と昨日と変わりません。

感染者は大きく減ってきている割に、重症者はなかなか減らないのは高齢者の感染が多いからです。さらに重症化する患者を減らすためには、高齢者の感染を減らす必要があります。

本日発表された重症者は、4人です。60歳代2名、7歳代2名です。いずれも男性で、70歳代の2名には基礎疾患があります。

本日発表された死亡者は、2人です。60歳代1名、7歳代1名で2人とも基礎疾患がありました。

 

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