術後化学療法(抗がん剤治療):3ターン10日目の副作用
痺れる副作用は軽くなった
抗がん剤治療の3ターンの10日日になりました。
体のしびれは2週目に入り、かつ、気温も高くなったので突然軽くなりました。しかし、油断し冷たい物に触るとまだしびれます。
引き続き、食欲不振、何か体が重いような不快感が常に起きます。それに加え、便秘の症状が出ていやな思いを抱えながら1日生活しました。10日目も前日と変わらない副作用に苦しみました。
冷たい物に触ると痺れる副作用
10日目に入っても冷たい物に触れると痺れが来ます。しかし、気温も高かったので今までのように過激ではなくなりました。
朝の外出時に足に圧力がかかりだんだんしびれを感じ
外出して歩いていると、足に圧力がかかりだんだんしびれを感じるようになります。途中でしびれに気がついても戻るわけにもいかず、結局目的地につくまでしびれを感じるまま歩きました。
寒い日や風のある日はフェイスマスクつけて外出
寒い日や風のある日は、顔が冷やされしびれることがあります。常に外出する時には「フェイスマスク」を着けて出かけました。
バラクラバ フェイスマスク
ネットで注文したら郵便で届いたいので、外出時にマスクの上につけました。風の強い日でしたが、フェイスマスクのおかげでしびれを感じることはありませんでした。このフェイスマスクの良い所は、
- マスクを着けているとメガネが曇るのですが、フェイスマスクを着けているとしっかり鼻を覆いメガネが曇りません。
- 人混みでもネックウォーマとして利用できるので装着していて不自然でないです。装着する場所にあわせて、いろいろな使い方が出来るので外出時にどこにいてもはずす必要がありません。
点です。とても役立つことが分かったので、早速リピートしました。
残念ながらしびれを感じる副反応は3ターンの2週目にもまだ残っています。しかし、気温が上がると楽になります。これから治まることを期待したいです。
その他、自覚できる副作用
- 便秘と下痢の症状が同時に出て苦しむ
- 悪心・嘔吐(おしん・おうと)、食欲不振対策
- 自覚症状が出なくても常時対策を必要とする副作用として、口内炎と手足症候群があります。
下痢の症状が出て苦しむ
1ターンでも2ターンでも点滴をした後、9日目も下痢の症状に苦しみました。
時々便意を感じるためにお手洗いに行きました。
軽く吐き気を感じる副作用は軽くなる
食欲不振や吐き気を感じるます。10日目になるとこの副作用は復活して強く感じました。
空腹感がなく食欲を感じません。軽く吐き気も感じます。それでも、耐え難い苦痛と感じる物でなく、他ごとをしていれば忘れてしまう程度です。感じ方にも波があり、強く感じたり、あまり感じなくなったりを繰り返します。本日は、昨日と比較して強く感じました。1日中継続して続くので、何か重い荷物でも背負って生活しているような不快感を感じます。
3ターンの10日目になり、痺れはまだまだ多少続きます。しびれ以外の副反応もだんだん慣れてきました。でも、副作用は1日中継続して続きます。しばらくは、重苦しい思いに耐えながら生活する必要があるようです。
CAPOX療法の実際と副作用について
1 CAPOX療法とは?
2 CAPOX療法における副作用;手足症候群対策
3 CAPOX療法における副作用;悪心・嘔吐、食欲不振対策
4 CAPOX療法における副作用;口内炎対策
5 重大な副作用に至る可能性がある主な自覚症状
6 自覚症状がない副作用、検査によって分かる
抗がん剤治療中に日常生活で気を付けること
- 食事食べたらすぐに寝ない。
- 1回の食事の量を減らす。
- よく噛んで口の中で食べ物を消化するぐらいの気持ちになって食べる。
- 水分を多くとる。1日1リットル以上。
- スキンケア
・手足を清潔に保つ
・手は1日に5回以上保湿剤を塗る。手のひら・爪
・足は1日に3回以上保湿剤を塗る。足の裏・爪
・常時、手袋・靴下を身に付ける。 - 冷たい物に触らない。冬は暖房をしている部屋の中でも手袋をはめて生活する。
- 冷蔵庫に入っている飲み物をそのまま飲まない。常温でも敏感になっている時は痺れをかんじる。
- 寒い日は外に出ない。
- 外出する時には日焼け止めを塗る。
- 2時間ごとに水道水でうがいをする。ぐちゅぐちゅうがい。(口の中の細菌は2時間で増殖するため、うがいで菌を出す)
- 柔らかい歯みがきで軽く歯を丁寧に磨く。
- 口の中を清潔に保つ。
- 抵抗力が落ちているので、非感染対策を徹底する。「新し生活様式」を守り、常に実践する。
- 抵抗力が落ちるので過度な運動(仕事)はしない。
- 腸内環境を整えるために、小腸、大腸まで届く乳酸菌飲料を毎日大腸と小腸に届く製品をどちらも食べる。
女性であれば自然に出来ていることかもしれませんが、スキンケアなど男性は初めてする方もいるかもとおもいます。しかし、これらを怠れば重大な副作用に至るリスクが高まります。半年間、徹底的に実践する必要があります。以上の項目を生活習慣として確実に身に付けましょう。
注射部位反応について
注射部位反応とは、オキサリプラチンの点滴の為に針をさした部分、およそ20cmのあたりがしびれたり、痛みを感じたりすることです。これはほぼ全員に起きるそうです。
防ぐことはできませんが、2・3日で気にならない程度におさまります。完全に痺れがなくなるには1週間程度かかりますが、日にち薬で済みます。
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