3/4大阪 新型コロナ 81人感染確認

経過と近況

大阪 新型コロナ 81人感染確認

大阪府は、府内で新たに81が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。グラフの赤い点線は、1週間ごとの平均です。1月半ばからは減少に転じていますが、下げ止まりの兆しがでています。

 

検査数及び陽性率

前日の検査数は、PCR検査5827件、抗原検査2327件で、計8154件実施しています。1日の陽性率は、1.0%で週平均は1.2%となっています。

大阪の実効再生産数は、3月2日時点で0.79となっており今後も減少を続けると予想されますが、やや下げ止まりの傾向が出ています。

大阪府の実効再生産数の変化は、
・先月7日時点で1.26、
・先月14日時点で1.31でしたが、
・先月21日時点で0.96、
・先月28日時点で0.82、
・今月4日時点で0.72、
・今月11日時点で0.70、
・18日時点では0.76と
・19日時点で0.83
・20日時点で0.82
・21日時点で0.8
・22日時点で0.86
・23日時点で0.91
・24日時点で0.83
・25日時点で0.87
・26日時点で0.85
・27日時点で0.86
・28日時点で0.89
・3/1日時点で0.82
・3/2日時点で.79 と「1」を下回っていますが、値は平行線のままです。感染が減少するスピードはやや鈍る傾向になっています。

年齢別陽性者数と割合

大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少ないことです。4日は、昨日と同じく40歳代の感染確認者数が目立ちます。勤労世代の20歳代から60歳代の感染も増加しています。感染者数が減少し、どの世代にも気の緩みが始まっているようです。変異株も見つかっており気の緩みは厳禁です。

しかし、絶対数は少ないので少しの人数の変化で割合は高くなってしまいます。

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健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広める

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は49人で全体の61%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

 

社会活動が活発な20歳代から50代がウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは56人で全体の69%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むの

です。あなたが感染すれば、お子様は濃厚接触者として自粛が要請され登校することが出来なくなり自宅待機になります。感染すれば気がつかないうちに家庭を破壊してしまいます。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

60歳以上の感染者数が23人で全体の28%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。 

重症者が79人(1日の重症者4人)

大阪は、重症者が79人(1日の重症者4人)と感染者数は昨日より減りました。

本日重症化した人は4人で、70歳代3人、80歳代1人となっています。男性3人、女性1人で、4人の内2人はは基礎疾患があります。

感染者は大きく減ってきている割に、重症者はなかなか減らないのは高齢者の感染が多いからです。さらに重症化する患者を減らすためには、高齢者の感染を減らす必要があります。

お亡くなりになった方は、2名で80歳代1名、90歳代1名です。2人とも基礎疾患がありました。新型コロナでお亡くなりになる方の多くは、高齢でかつ基礎疾患のある方がほとんどです。

 

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