東京都、「陽性率50%」というワードがTwitterでトレンド入り
新型コロナウイルス感染状況をめぐって、「陽性率50%」というワードがTwitterでトレンド入りしました。これは、東京都の陽性率が50%もあると誤解した人が拡散したものです。
何故、「陽性率50%」と誤解されたのか?
これは、東京都の報道発表資料「新型コロナウイルスに関連した患者の発生について」の1月27日版です。
陽性者数が書いてある表の一番右に「検査実施件数1月24日」とあり、1987 と書いてあります。
これを見た人が、1月24日の東京都のPCR検査数は「1987」と考えたのです。すると、陽性率はおよそ50%になります。
実際のPCR検査数は?
モニタリングのグラフからも分かるように、検査実施件数はほぼ1万件です。ただし曜日によって検査に開きがあります。土日は、病院が休みなので検査数が少なくなっています。
「検査実施件数1月24日」=1987 は何の値?
東京都福祉保健局によると、検査結果が公表できるまでに概ね3日程度かかるため、速報値には3日前の検査数を参考として載せているとのこと。
24日の検査数が少なかった理由について、担当者は次のように説明しています。 「1月24日は日曜日のため、検査数は少なくなる傾向があります。月曜や昨日はおおよそ数千~1万件規模の検査が実施され、すでに結果が判明したものもあります。その数が973に含まれています」
最新1月26日の数値は8.4%
東京都は、新型コロナウイルス対策サイトで陽性率を発表しています。
最新1月26日の数値は8.4%。
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