大阪 新型コロナ 294人感染確認
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大阪府は、府内で新たに294人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
年齢別陽性者数
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大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少ないことです。若い人だけでなくどの世代も感染者を出しています。
陽性率は、5.7%です。1週間の陽性率は、6.1%となっています。感染の減少傾向を示しています。
大阪は高齢者の感染者が多い
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全体的に感染者数は若干減少傾向にあります。このまま減少するればうれしいです。行政・府民が一致協力し努力した賜物と言えます。
でも、油断・緩みは禁物です。行政・府民がスクラムを組んで新型コロナウィルスに打ち勝ってほしいと思います。
感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は153人で全体の52%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。
また、感染しても初期の段階では症状が軽く感染に気が付きません。したがって、新型コロナウィルスに感染したすべての人が感染に気がつかず、ステルスに感染を広めているのです。
このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。
社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。
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大阪では高齢者感染者が多い
社会活動が活発な20歳代から50代までは173人で全体の59%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。
60歳以上の感染者数が93人で全体の32%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。
大阪は、重症者が162人(1日の重症者10人)均衡を保っている
大阪は、重症者が162人(1日の重症者10人)と極めて多いです。しかし、お亡くなりになる方や退院した数と新たに重症化する人の数が同程度で重症者数はさほど増えてはいません。
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このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が橙色です。
東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。特に、60歳代、70歳代、80歳代の感染者が東京より多いことが顕著に分かります。
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60歳以上の感染者の割合は、東京都が15%対して、大阪府では32%となっています。大阪は東京と比較して全体の感染者数は少なくても、高齢者の感染する割合は高いです。大阪では高齢者の気の緩みが顕著に統計に表れています。
高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。大阪の感染状況は感染者数は減っても、高齢者の感染者が多くまだまだ危険であると言えます。
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