2020年 12月19日
国内感染者19万3757人 死亡者2840人
世界感染者7421万350人 死亡者164万8956人
国内2829人の感染確認

全国で2829人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は19万3757人
・亡くなった人は2840人
一部の都道府県でピークを越えたか???
・陽性者数が100人を超える都道府県は、
東京都664、大阪府309、神奈川県295、愛知県219、北海道141、埼玉県201、千葉県150、兵庫県128、福岡県139人です。
・陽性者数が多い都道府県は、
沖縄県32、京都府79、広島県86、群馬県48、岐阜県53、熊本県34人です。
18日は、東京都とその周辺の都道府県を除いて減少しています。北海道をはじめとしてピークを過ぎた都道府県もあるようです。
しかし、まだまだ気を緩めてよいような感染者数ではありません。
人の行き来がウィルスを運んでいるます。観光している間はそんなには感染を広めることはありませんが、乗り物内での会話が弾むと危険です。また、人は食べなくては生きていけれません。旅行や出張先での食事も危ないです。酒が入り会話がはずめば感染者と濃厚接触していることになります。
旅行では人気のある観光地、飲食店こそ危険です。ビジネスを除く遠方へのお出かけは控えるようにしてください。
酒好きな人の欲望・衝動を制御できていない
感染の状況から考察すると、感染拡大の最大の原因は、注意力散漫、油断、気の緩みです。感染対策を怠ることが問題です。
飲食・スポーツ・喫煙・休憩時のマスクをはずして会話等には特に気を付けてほしいと思います。
また、疲れている時、激しい運動をした時には抵抗力が落ちています。注意力も低下し、マスクを装着することを忘れがちになります。特に、気を付けてください。
行政の要請に慣れてしまい、強制力がないと酒好きな人は飲酒の習慣をやめません。そのため、感染拡大を抑えることが難しいように思われます。とても健康的な生活とは言えません。命を削ってまで嗜好に走るような生活は今すぐに辞めるべきです。
仕事や人間関係のために酒を伴う飲食をする場合は、十分に感染対策を行い、決められた時間内でやめ、できるだけ時間を短縮するようにしてください。
重症者は全体の1.8%と急増している
・重症者は609人(+4)で全体の1.8%で重症者の数から推定される死亡率は、0.5~0.6%となります。
重症患者が急増しています。高齢者や基礎疾患を持った方の感染が増えていることが原因です。割合は低いですが、全体の感染者が増加しており、当然重症者の絶対数は増加しています。しかし、お亡くなりになる方や治療が完了して退院する方もおり、絶対数は微増している程度です。
症状が改善して退院した人などは16万786人
東京都新型コロナ664人の感染確認
東京都は、18日都内で新たに664人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
65歳以上は83人で全体の13%と多いですが、重症者はいませんでした。
58%は感染経路不明
・58%の386人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しているサインです。
年齢別感染者数と割合

18日の発表では、20歳代が多く、20歳代は185人で全体の28%です。東京都の感染確認者の4人に1人は20歳代となています。20歳代の感染者が多いのが東京都の特徴でが、先週から30歳代の感染も増えてきています。30歳代は139人で全体の21%です。東京では感染者の5人に1人が30歳代です。
東京は若者の感染が多い
世代別感染者数と割合

感染しても無症状か軽症で済む人が多い49歳以下は471人で全体の71%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。
また、高齢者であっても感染しても初期の段階では症状が軽く感染に気が付きません。同じく、初期は感染に気がつかず普通に日常生活をするひとが圧倒的に多いです。
このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。
感染者はPCR検査で確認された人の6倍から10倍はいると言われています。新型コロナウィルスに感染した非常に多くの人が感染に気がつかず日常生活を行っています。
社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。常に、注意を怠ることのないようにしてください。

20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む
社会活動が活発な20歳代から50代までは501人で全体の76%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。
高齢者は重症化リスクが高い
高齢者(60歳以上)の感染者数は117人で18%です。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。
高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。

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重篤者は1.1%と重篤者にしては多い

都内で17日までに感染が確認された人の数は5万0154人です。
都の基準で集計した重篤の患者は、66人(+0)で全体の1.1%でした。

重篤者の年代は、40歳代4人、50歳代6人、60歳代16人、70歳代23人、80歳代15人、90歳代2人となっています。

重篤になる患者を性別で見ると、男性52人、女性14人と圧倒的に男性が多いです。
・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は4万4151人。
東京都は、比較的高齢者の感染が少ないので重症者の割合は低い
このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えていました。しかし、12月に入り重症者が少なくなってきていましたが、11日以降は再び増加に転じましたが、16日以降は、お亡くなりになる方いたり、退院したりする人がいるため、入院中の重症者数はあまり増加していません。
この病気は、高齢の方や基礎疾患等抵抗力・体力の低下が著しい方には致命的に体を破壊する恐ろしい病気です。感染が拡大している時期は、高齢の方や基礎疾患を持つ方は、人との出会う機会を出来るだけなくすようにしてほしいです。
大阪 新型コロナ 309人感染確認
大阪府は、府内で新たに309人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
年齢別陽性者数

大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少ないことです。若い人だけでなくどの世代も感染者を出しています。18日には、10歳未満の感染者が0になっています。陽性率は、5.9%です。
大阪は高齢者の感染者が極めて多い

全体的に感染者数は減少傾向にあります。このまま減少するればうれしいです。行政・府民が一致協力し努力した賜物と言えます。
でも、油断・緩みは禁物です。行政・府民がスクラムを組んで新型コロナウィルスに打ち勝ってほしいと思います。
感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は156人で全体の51%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。
また、感染しても初期の段階では症状が軽く感染に気が付きません。したがって、新型コロナウィルスに感染したすべての人が感染に気がつかず、ステルスに感染を広めているのです。
このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。
社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

大阪では高齢者も市中感染している可能性がある
社会活動が活発な20歳代から50代までは176人で全体の57%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。
60歳以上の感染者数が109人で全体の35%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。
高齢者も感染を広める
大阪の方に「大阪では高齢者は不要不急の行動を控えるべきだ」と言ったら、
「新型コロナウィルスを感染させているのは無症状な若者だ」と言い返してきました。
とんでもない誤解です。この病気は後々重症化する患者でも、発病初期には症状が出ず感染に気がついていない人が多いです。症状に気がつかず感染を広めるのは若者だけでなく、感染者全員なのです。
大阪は、重症者が156人(1日の重症者10人)と多い
大阪は、重症者が156人(1日の重症者10人)と極めて多いです。

このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が橙色です。
東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。特に、60歳代、70歳代、80歳代の感染者が多いことが顕著に分かります。

60歳以上の感染者の割合は、東京都が18%対して、大阪府では35%となっています。大阪は東京と比較して全体の感染者数は少なくても、高齢者の感染者は同じです。すなわり、大阪は高齢者の感染する割合は多いのです。高齢者感染者は割合では、東京の2倍近くあります。大阪では高齢者の無頓着な行動や気の緩みが顕著に統計に表れています。
高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。大阪の感染状況は感染者数は減っても、高齢者の感染者が多くまだまだ危険であると言えます。
海外
日本時間の18日午後3時の時点で、世界全体で7495万2221人となりました。また亡くなった人は166万2127人に上っています。
感染者が多いのは、アメリカで1720万6647人、インドが997万9447人、ブラジルが711万434人、ロシアが273万6727人、フランスが248万3524人です。
Cvid19と同じように130年前にも新型のコロナが誕生し流行していた?
過去にコロナウイルスが流行し、その後自然に消滅していたという説も浮上した。
どんな説かと言うと、
1890年代にインフルエンザが大流行し、世界で100万人が死亡した当時の遺品をいま調べると、インフルエンザのウイルスは確認されず、実はOC43であった可能性が指摘されています。
当時の死亡率は4%で、高齢者ほど重症化しやすかったそうですからCOVID19とよく似ています。
流行の波が生じては消え、というサイクルを繰り返すたびに致死率は下がり、数年で落ち着きました。こうしてOC43は、毎年冬に流行する、ごく普通の風邪になり、成人の90%が抗体を持っているとのこと。
ワクチンが出来ればもっと早く新型コロナウィルスの収束も早まることでしょう。
【参考】新型コロナは130年前に一度流行していた? 当時は数年で落ち着き、普通の風邪に
ワクチン
米、モデルナのコロナワクチン承認
米政府は18日、米バイオ製薬モデルナが開発する新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認したと発表した。来週以降に接種が始まる見通し。
新型コロナワクチン 2月下旬の接種開始準備を指示 厚労省
新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省が、来年2月下旬をめどに医療従事者への接種を始められるよう、自治体に体制の整備を指示したことが分かりました。
高齢者は3月下旬をめどに、そのほかの人たちは4月以降に接種体制を確保する方針です。
米ファイザーのワクチン承認申請 国内初、厚労相「最優先で審査」
米製薬大手ファイザーは18日、開発した新型コロナウイルス感染症のワクチンを厚生労働省に承認申請した。世界では200を超える開発計画があるが、国内での実用化に向けた承認申請は初。厚労省は有効性と安全性を見極める審査を行う。手続きが順調に進んで承認されれば、来年3月にも接種が始まる可能性がある。
【参考】米ファイザーのワクチン承認申請 国内初、厚労相「最優先で審査」
中国、春節までに5000万人の新型コロナワクチン接種を計画
中国政府は、来年初めの春節(旧正月)連休で人々の移動がピークを迎える前に5000万人に新型コロナウイルスワクチンの接種を行うことを計画している。
5000万回分の接種を1月15日まで、残りを2月5日までに終える計画。
優先順位の高い人々に大規模接種を行うことにより、春節期間中の感染拡大リスクを抑えることを目的としている。
米副大統領が新型コロナワクチン公開接種
ペンス米副大統領は18日、カレン夫人と共にホワイトハウスに隣接するアイゼンハワー行政府ビルで、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの接種を公開で受けた。ワクチンの効果や安全性に対する国民の懸念を払拭(ふっしょく)するのが狙い。
サウジアラビアで新型コロナワクチン接種開始
中東のサウジアラビアで、新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まったと国営通信が伝えました。ワクチンはアメリカの製薬大手ファイザーとドイツの企業ビオンテックが開発したものだということです。
米FDA、モデルナのコロナワクチンの緊急使用許可を決定
米食品医薬品局(FDA)が17日夜、米バイオ医薬品モデルナの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可することを決定したと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係筋の情報として報じた。
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