12月14日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
3d coronavirus infection spread covid-19 pandemic background

2020年 12月14日 
国内感染者18万630人 死亡者2601人
世界感染者7195万1029人 死亡者160万9044人 

国内2388人の感染確認

全国で2388人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は18万630人
・亡くなった人は2601人

都市部から地方へ感染が広まりつつある。

陽性者数が100人を超える都道府県は、
東京都480、大阪府308、神奈川県231、愛知県181、北海道164、埼玉県144、千葉県111、兵庫県114人です。
陽性者数が多い都道府県は、
福岡県71、沖縄県20、京都府59、静岡県71、群馬県40、広島県76、宮城県29、岐阜県37、奈良県25、熊本県29、岡山県38人です。

今まで少なかった都道府県に感染が広まる

今まで少なかった地方への感染が広がりつつあります。人の行き来がウィルスを運んでいるのです。観光している間はそんなには感染を広めることはありませんが、乗り物内での会話が弾むと危険です。また、人は食べなくては生きていけれません。旅行や出張先での食事も危ないです。酒が入り会話がはずめば感染者と濃厚接触していることになります。

旅行では人気のある観光地、飲食店こそ危険です。ビジネスを除く遠方へのお出かけは控えるようにしてください。

酒好きな人の欲望を制御できていない

感染の状況から考察すると、感染拡大の最大の原因は、気の緩みです。感染対策を怠る気の緩みが問題です。 

飲食・スポーツ・喫煙・休憩時のマスクをはずして会話等には特に気を付けてほしいと思います。

また、疲れている時、激しい運動をした時には抵抗力が落ちています。注意力も低下し、マスクを装着することを忘れがちになります。特に、気を付けてください。

要請程度では酒好きな人の欲望を制御できないため、感染拡大を抑えることが難しいように思われます。行政の対策は、「感染者の数を減少させることに成功しているとは言い難い」状況です。

重症者は全体の1.9%と急増している

重症者は583人(+5)で全体の1.9%で重症者の数から推定される死亡率は、0.5~0.6%となります。

重症患者が急増しています。強毒な新型コロナウィルスが海外から流入しているのかと疑われるほど、重症者はここにきて増加してきています。高齢者や基礎疾患を持った方の感染が増えていることが原因です。割合は低いですが、全体の感染者が増加しており、当然重症者の絶対数は増加しています。

症状が改善して退院した人などは14万9286人

東京都480人の感染確認

東京都は、13日都内で新たに480人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表し、日曜日の人数としてはこれまでで最も多くなりました。

 

 

54%は感染経路不明

 

54%の260人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路
不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しているサインです。

年齢別感染者数と割合

13日の発表では、20歳代が多く、20歳代は121人で全体の25%です。東京都の感染確認者の4人に1人は20歳代となています。20歳代の感染者が多いのが東京都の特徴でが、今週に入り30歳代の感染も増えてきています。

東京は若者の感染が多い

世代別感染者数と割合

感染しても無症状か軽症で済む人が多い49歳以下は328人で全体の68%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

また、感染しても初期の段階では症状が軽く感染に気が付きません。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

感染者はPCR検査で確認された人の6倍から10倍はいると言われています。新型コロナウィルスに感染した非常に多くの人が感染に気がつかず日常生活を行っています。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。常に、注意を怠ることのないようにしてください。

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20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは345人で全体の72%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

高齢者は重症化リスクが高い

高齢者(60歳以上)の感染者数は89人で19%です。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。

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重篤者は1.2%と重篤者にしては多い

都内で13日までに感染が確認された4万7225人のうち、入院中の人は、12日より5人増えて、1971人となりました。

都の基準で集計した重篤の患者は、70人(+2)で全体の1.2%でした。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は4万1555人。

重症者が増えてきている

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えていました。しかし、12月に入り重症者が少なくなってきていましたが、11日は9人もの重症者がでました。13日には2名の増加がありました。

この病気は、高齢の方や基礎疾患等抵抗力・体力の低下が著しい方には致命的に体を破壊する恐ろしい病気です。感染が拡大している時期は、高齢の方や基礎疾患を持つ方は、人との出会う機会を出来るだけなくすようにしてほしいです。

 

大阪 新型コロナ 308人感染確認

大阪府は、府内で新たに308人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。  

年齢別陽性者数

大阪の感染の傾向はどの年代による感染者数の偏りが少ないことです。若い人だけでなくどの世代も感染者を出しています。 

大阪は高齢者の感染者が極めて多い

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は136人で全体の44%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

また、感染しても初期の段階では症状が軽く感染に気が付きません。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

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大阪では高齢者も市中感染している可能性がある

社会活動が活発な20歳代から50代までは148人で全体の48%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

60歳以上の感染者数が135人で全体の44%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。

 

高齢者も感染を広める

大阪の方に「大阪では高齢者は不要不急の行動を控えるべきだ」と言ったら、

「新型コロナウィルスを感染させているのは無症状な若者だ」と言い返してきました。

とんでもない誤解です。この病気は後々重症化する患者でも、発病初期には症状が出ず感染に気がついていない人が多いです。症状に気がつかず感染を広めるのは若者だけでなく、感染者全員なのです。

大阪は、重症者が158人(1日の重症者13人)と多い

大阪は、重症者が158人(1日の重症者13人)と極めて多いです。重症病床の使用率が70%を超えています。

このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が橙色です。

東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。特に、60歳代、70歳代の感染者が多いことが顕著に分かります。

60歳以上の感染者の割合は、東京都が19%対して、大阪府では44%となっています。大阪は東京と比較して感染者数は少なくても、高齢者の感染者の割合は多いです。高齢者感染者は割合では、東京の2倍です。

高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。大阪の感染状況は極めて危険であると言えます。

 

海外

日本時間の14日午前3時の時点で、世界全体で7195万1029人となりました。
亡くなった人は160万9044人に上っています。

感染者が多いのは、アメリカで1610万5795人、インドが985万7029人、ブラジルが688万127人、ロシアが262万9699人、フランスが241万9079人です。

ドイツ、商店や学校閉鎖 制限強化

ドイツ連邦政府と各州政府は13日、新型コロナウイルスの感染拡大第2波が深刻化していることから、生活必需品を販売する店舗を除く商店や学校の閉鎖など、全土でのロックダウン(都市封鎖)措置を大幅に強化することを決めた。

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