12月3日新型コロナウィルス感染症の状況

投稿者: | 2020年12月3日

 

2020年 12月3日 
国内感染者15万1030人 死亡者2193人
世界感染者6383万9023人 死亡者148万1人

国内2434人の感染確認

全国で2434人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は15万3456人
・亡くなった人は2225人  

都市部で急激に感染拡大し全国に広がりつつある

陽性者数が100人を超える都道府県は、
東京都500大阪府427、、神奈川県214愛知県219北海道176、埼玉県150、兵庫県123人です。
陽性者数が多い県は、
千葉県76、福岡県42、沖縄県47、京都府21、静岡県58、茨城県44、群馬県44、岐阜県21、奈良県34、岐阜県26、広島県24、栃木県24人です。

出張、旅行、イベント等で人々が全国に行き来し、都市部から日本全国に感染が広まりつつあります。

感染の状況から考察すると、感染拡大の最大の原因は、気の緩みです。社会活動をしていても感染しない人もいます。しっかり対策をしているからです。出歩くことや旅行・スポーツ等をすることが問題でなく、感染対策を怠る気の緩みが問題なのです。感染拡大は、飲食・スポーツ・喫煙・休憩時のマスクをはずして会話等市中感染であると推定されます。 

重症者は全体の1.9%と急増している

重症者は488人(-5)で全体の1.9%で重症者の数から推定される死亡率は、0.5~0.6%となります。

重症患者が急増しています。強毒な新型コロナウィルスが海外から流入しているのかと疑われるほど、重症者はここにきて増加してきています。しかし、感染者数の増加も大きく割合としては低く抑えられています。

症状が改善して退院した人などは12万7304人。

 

東京都 500人の感染確認

東京都は2日、水曜日としてはこれまでで最も多い500人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 

 

年齢別感染者数と割合

2日の発表では、20歳代が多く、20歳代は125人で全体の25%です。東京都の感染確認者の4人に1人は20歳代となています。20歳代の感染者が多いのが東京都の特徴です。大学の部活等で過激にスポーツをした後は抵抗力は落ちています。ミーティング中、休憩中、練習後の更衣室での着替え等の時には必ずマスクを着用し、出来れば社会的距離も十分確保してほしいと思います。

56%は感染経路不明

・56%の281人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しています。

感染者が急激に増えても、濃厚接触者の追跡調査を行う保健所の職員の数は変わりません。職員に限りない負担をかけることは危険です。感染経路不明者が50%を超えた場合、行政による行動制限を行う必要があります。

健康な人がウィルスを運ぶ

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は331人で全体の66%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

 

社会活動をする20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは343人で全体の69%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

高齢者の感染が増加している

高齢者(60歳以上)の感染者数は107人で21%と増加しています。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。

重症者は1.3%と抑えられているが急増している

都内で2日までに感染が確認された4万1811人のうち、入院中の人は1629人です。

都の基準で集計した重症の患者は、59人(-3)で全体の1.3%でした。

重症の患者を年代別にみると、
70代が26人、80代が15人、60代が12人、50代が4人、40代が2人となっています。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は3万7348人。

重症者が異常に増えているが回復者も出てきた

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えています。東京も高齢者の感染者が急激に増えてきており、今後、重症患者がさらに増えると予想されます。

都の担当者は「50代以上の感染確認が増えているのに比例して重症者が増えていると思われる。一気に増えると医療現場も対応に苦労する可能性があり非常に心配だ。50代以上の感染を減らすことが重要だ。」としています。

1日は、逆に重症者が8人減っており、引き続いて2日も3人減っています。12月に入り重症者が少なくなってきています。この傾向が続けば幸いです。

 

大阪 新型コロナ 427人感染確認

大阪府は、府内で新たに427人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

年齢別陽性者数

大阪府では、20歳代の感染者数が80人、全体の19%となっています。それよりも顕著な点は、50歳以上の感染者が極めて多いことです。

 

大阪は高齢者の感染者が極めて多い

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は226人で全体の53%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

・社会活動が活発な20歳代から50代までは254人で全体の60%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。
・60歳以上の感染者数が132人で全体の31%です。東京は21%ですので、大阪は高齢者の感染が東京都比較して10%も多いです。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。

 

大阪は、重症者が107人(+5)と多い

大阪は、重症者が131人(1日の重症者18人)と極めて多いです。

府は12月11日まで大阪市北区と中央区の全域の飲食店などに時短営業を要請しています。

このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が褐色です。

東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。

高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。

高齢者は、感染が拡大しているこの時期は、飲食店でお酒を伴う食事は控えてほしいと思います。

北海道151人感染確認

道などが30日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は151人で、道内の感染者は計8844人(実人数)となりました。

道内の日別の感染者数が200人を下回るのは2日連続。札幌市発表分は87人(居住地非公表6人を含む)で、5日ぶりに100人を下回わりました。一方、入院患者数は29日に915人となり、道の警戒ステージで最高レベルの「5」に移行する目安の900人を初めて超えています。30日の重症者数は27人で、過去最多だった5月9日の28人に迫りました。

 

海外

日本時間の2日午後3時の時点で、世界全体で6383万9023人となりました。また、亡くなった人は148万1人に上っています。

感染者が最も多いのは、アメリカで1372万1304人、次いで、インドが946万2809人、ブラジルが638万6787人、ロシアが230万2062人、フランスが227万5429人です。

高齢者や基礎疾患のある方の感染を減らすことが重要

新型コロナで重症化しやすいのは高齢者および基礎疾患を持つ人です。

新型コロナを国内から排除することが難しい現状においては、こうした重症化リスクの高い方が感染することをいかに減らすかが重要になります。

高齢者および基礎疾患のある方が感染することを減らすことで、

・日本国内の新型コロナによる死者数を減らす
・重症者増加による医療機関の負担を減らす

ことが期待されます。

高齢者や基礎疾患のある方の感染を減らすことが重要です。

高齢者の感染源は「家庭内」「高齢者施設」

いままで、高齢者、特に70代以上では「家庭内」「施設」での感染がほとんどでした。しかし、高齢者や基礎疾患のある方が、若者と同じように社会生活を活発化させれば、「家庭内」「施設」以外での感染リスクが高まります。

そうした状況で、Go Toキャンペーンの利用に関連して、65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人に都内を発着する旅行の利用自粛が呼びかけました。わずかですが重症者を減らす効果が期待できます。

経済を活発化すると同時に重症者対策に重点を置くべき

Go Toキャンペーンによって人と人との接触が増え、また会食の機会が増えることは間違いのないことと思われます。

会食が新型コロナの感染者を増やすこと自体は海外では複数の研究から示されています。高齢者や基礎疾患を持つ方をGo Toキャンペーンから除外することで、感染者数は増えるかもしれないが、医療リソースを消耗する重症者を減らすことができます。

「日本国内の新型コロナによる死者数を減らす」「重症者増加による医療機関の負担を減らす」ために重症者や基礎疾患のある方が自主的に自粛することが大切です。

新型コロナウィルスワクチン関連

イギリス政府 ファイザー開発の新型コロナワクチン承認と発表

イギリス政府はアメリカの製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、安全性や有効性が確認できたとして承認されたと発表しました。

ファイザーの日本法人は、NHKの取材に対し、「日本への供給はこれまでの発表通り、2021年の上半期を予定している」と話しています。

コロナワクチン接種無料に

新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種費用を無料とすることなどを盛り込んだ改正予防接種法が2日、参院本会議で可決、成立しました。

 

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