11月18日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
coronavirus covid-19 pandemic outbreak virus background concept

2020年 11月18日 
国内感染者11万9646人 死亡者1903人
世界感染者5437万186人 死亡者131万7139人

国内1692人の感染確認、過去最多

全国で1692人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は12万1338人
・亡くなった人は1920人  

都市部で急感染拡大が進行

・感染者数の多い都道府県は、東京都298、大阪府269、神奈川県133、愛知県138、埼玉県88、千葉県79、北海道197兵庫県107、沖縄県24、京都府49、茨城県55、宮城県32、長野県24人です。
このほか、空港の検疫での感染8人。

感染の状況から考察すると、Go-toトラベルの影響は全くないわけではないが、感染拡大の最大の原因は、飲食・スポーツ・喫煙・休憩時のマスクをはずして会話等市中感染であると推定されます。

寒くなってくると、寒さ対策に気をとられ感染対策を怠る

3桁の感染者数がでた都道府県は、東京都298、大阪府269、神奈川県133、愛知県138、北海道197、兵庫県107の6都道府県です。大規模な「夜の街」を抱える都道府県で市中感染が拡大していることは明確に分かります。

寒くなり飛沫の拡散力がたかまります。そこに、人々は暖を求め一か所に人が集まり、部屋の換気を怠るため感染者が増えます。

寒さ対策に気を取られると、コロナ対策をわすれてしまう恐れもあります。また、会食では食事の時はマスクを外します。そのままマスクをはずして会話を続けると、大量の飛沫をあびることになってしまいます。飲食店では、食事中であっても話をする時にはマスクを着用するなど対策を徹底する必要があります。

重症者は全体の1.6%

重症者は重症者は272人(+21)で全体の1.6%で重症者の数から推定される死亡率は、0.5~0.6%となる。

重症患者が急増しています。寒くなり高齢者の感染が増えるとともに、重症者も増加しています。高齢者は寒さに弱く、コロナ対策を忘れ暖を求める傾向があります。高齢者が集まる部屋では、暖房機器の温度設定を高めにし、周りの人が定期的に換気を行うようにしてあげる必要があります。

症状が改善して退院した人などは10万4637人

飲酒を伴う飲食は大変危険、店に入るときもマスクは必須

レストランは騒がしい空間であることが多いです。人々が大声で会話し、普段より空気を多く吐き出すため、ウイルスが含まれるエアロゾルが多くなる可能性が高いです。至近距離ならわずか15分で感染する可能性があります。

飲食店での感染例は、どれも30分から数時間といったかなりの時間、感染した人や感染の疑いがある人と同じ空気を吸っていることになります。

マスクをしていない時に限って声が大きくなる

マスクをしていると話ずらく、かつ、聞きづらいです。人は、マスクをはずすと会話が弾み、大声になります。話し好きな人にかぎって、声が大きく、マスクを着けていないことが多いです。中には特別に大量の飛沫を飛ばす人がいるので注意が必要です。

よく「口から唾を飛ばしながらしゃべっている」人がいます。飛沫を大量に飛ばして会話をしている無神経な人が、スーパースプレッダーになるのです。

新型コロナウィルス感染症では、体に入ってきたウィルスの量が多いと重症化するリスクが高まります。運悪く感染者と遭遇してしまい曝露したとしても、「感染対策三種の神器、マスク・手洗い消毒・うがい」を常時行うことで体に入ってくるウィルスの量を減らすことができます。

 

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東京都 298人の感染確認

東京都は、都内で新たに298人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

62%は感染経路不明

62%の185人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しています。

若者・勤労者の感染が多いが高齢者の感染も増えてきている

・年代別では、10歳未満が4人、10代が10人、20代が81人、30代が50人、40代が50人、50代が48人、60代が30人、70代が18人、80代が4人、90代が3人です。

・20歳代だけで27%で感染者の4人に1人は20歳代となっています。

無症状か極めて軽い症状で済む49歳以下は195人で全体の65%と若者の感染が極めて高いです。このことは、無症状で感染に気がついていない健康な人が日常生活を行い、市中で感染を広めていると言えます。

また、通勤・通学等の社会活動の多い20代~50代の感染者は229人で全体の77%となっています。若者や勤労者など市中で活動する機会の多い人ほど感染者が多いという当然の結果が出ています。

現時点での新型コロナの感染は、若者や勤労者が市中で感染したのち、家庭内で感染を広めている傾向が見られます。重症化しやすい高齢者への感染は押さえたいところですが、感染していても気づかず健康に生活している人から感染が拡大するのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

重症者は1.2%と抑えられている

・都内で感染が確認されたのは合わせて3万5229人になりました。
重症の患者は42人(+2)で全体の1.2%となっている。東京都の重症者はここにきて増加してきていますが、感染者数の増加の方が大きく割合としては少なくなっています。

大阪 新型コロナ 269人感染確認

大阪府は17日、府内で新たに269人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

これは、今月14日の285人に次いで過去2番目の多さです。大阪府内で感染が確認された人の累計は、1万5763人となりました。

吉村知事は17日、記者団に対し、今週中に府の対策本部会議を開くことを明らかにしました。

「4人以下で静かに飲食を楽しむ。5人以上はできるだけ控えてもらうという方針を進めていく」「飲食店や居酒屋で感染が広がっているのは事実であり、いろいろなお願いを強化しないと医療崩壊になることもありえるので、状況をみて判断したい」と述べ、府民に対し、飲み会を開く場合は、4人までとするよう新たに呼びかける考えを示しました。

北海道189人感染確認

北海道と札幌市は17日、新たに197人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。

年代別に見ますと、非公表の16人を除いて、10代が5人、20代が55人、30代が27人、40代が26人、50代が23人、60代が16人、70代が11人、80代が15人、90代が3人となっています。20代が55人と最も多なっています。感染は高齢者へも広がっています。

中等症が2人、そのほかの人はいずれも軽症か無症状だということです。

 

海外

日本時間の17日午後5時の時点で、世界全体で5503万3418人となりました。また、亡くなった人は132万7500人に上っています。

アメリカでは新型コロナウイルスの1日当たりの新たな感染者が10万人を超える日が続き、西部カリフォルニア州はほとんどの地域で4段階の規制のうち最も高いレベルの対策をとるなど、各地で感染防止策を強化する動きが広がっています。死亡率が急激に上昇していて、1日あたり平均して1100人が死亡しています。

韓国の丁世均首相は17日、ソウル首都圏の社会的距離に関する規制を「1」から「1.5」に引き上げると明らかにした。同国では1日の新規感染者数が4日連続で200人を上回った。これは8月以降で最長。

グーグル 新型コロナ感染者数などAIによる予測データ公開開始

アメリカの大手IT企業、グーグルはAI=人工知能を使って予測したこの先、およそ1か月間の日本の新型コロナウイルスの感染者数や死者数などの予測データの公開を17日から日本向けに始めました。

AIを活用して新型コロナウイルスの感染者数などを予測する技術を開発

グーグルは、ハーバード大学と共同でAIを活用して新型コロナウイルスの感染者数などを予測する技術を開発し、アメリカでは、ことし8月から予測情報をウェブサイトで公開しています。

グーグルは、この技術を活用し、日本でこの先4週間に新たに検査で陽性となる人の数や死亡者数、それに入院者数などを都道府県ごとに予測したデータの公開を17日からウェブサイトで始めました。

日本の公開は、アメリカについで、2ヵ国目

類似のサービスはアメリカでは8月から公開されており、日本はアメリカについで2カ国目の公開となる。 日本にもサービスを拡大するにあたって、予測精度の改善が行われたという。

これらの情報はダッシュボードのほか、BigQueryやCSVファイルでも利用できます。

公開目的「参考情報の一つとして利用いただくこと」

公開の目的についてGoogleは、「あくまで医療機関や公的機関をはじめとする COVID-19の影響を受ける組織が、今後に向けてより適切な対処を検討・準備する上で参考情報の一つとして利用いただくこと」と説明しており、利用の際には必ずユーザーガイドを参照するよう呼びかけている。

 

第3波と 第2波との違い

60代以上が第2波の2倍以上に

感染者の年代別の割合についても重症化しやすいとされる60代以上の割合が、第2波より高い傾向が見られています。

7月には、60代以上は8.2%と、高齢者は比較的少ない状態でした。

今月は16日までで、60代以上は17.1%と、特に60代以上の占める割合が第2波の2倍以上になっています。

大阪府でも同様の傾向で、60代以上の割合が7月には9.5%だったのに対し、今月は25.8%と高くなっています。

重症者が、第2波のピーク超える

重症患者は、第2波では、8月24日に259人と最も多くなりました、11月に入り、17日には272人となり、第2波のピークを超えました。

医療機関や福祉施設でもクラスターが多発

第2波では感染者の集団=クラスターは、大都市圏の接待を伴う飲食店や、職場での会議などが多かったのに対し、今月以降は、会食や職場に加えて、地方の歓楽街や外国人のコミュニティー、それに医療機関や福祉施設などと多様化し、地域への広がりも見られるとしています。

第3波ではクラスターが多様化し医療機関や高齢者施設などを巻き込んで、さらに大きなクラスターに発展するおそれもあります。

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