10月20日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

 2020年 10月20日 
国内感染者9万3533人 死亡者1677人
世界感染者4006万3546人 死亡者111万3909人

新型コロナウイルス感染症の発生状況

19日国内318人の感染確認

全国で318人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は9万3533人
・亡くなった人は1677人

無症状者、すなわち健康な人が市中で感染を広めている

・感染者数の多い都道府県は、東京都78、大阪府41、神奈川県23、愛知県15、埼玉県22、千葉県18、沖縄県36、青森県18、北海道17人となった。

感染が確認された人の多いのは東京都と都と隣接する県である。沖縄県36、北海道17人と観光地に当たる地域での感染も全くないわけではないが、この2県を除いて感染者は減っており、Go-toトラベルの影響は極めて少ないことが分かる。旅行等では当然飲食も行うが、対策を十分に行っていればそんなに感染するものではない。

青森県で感染者数が多いのは、弘前市の飲食店でクラスターが発生したためである。全国的には、働く世代の20代~60代の感染が多く、この世代の多くは無症状の患者が多く、感染していることに気がつかず感染を広めていることになる。

外出した時に接は、総ての人が新型コロナウィルス感染症の患者であると想定して非感染対策を取る必要がある。

飲食中、休憩中、喫煙中、さらに、大学生の部活、芸能活動であるミュージックや発声練習中などマスクをはずした時が感染リスクが高まるので注意が必要である。

 

重症者は全体の1.9%に抑えられている

重症者は重症者は19日の時点で144人(-1)で全体の1.9%で重症者の数から推定される死亡率は、0.5~0.6%となる。日本が世界と比較して死亡者が圧倒的に少ない。

総合的に見れば日本は現時点においては新型コロナウィルスに対する対策を徹底しているから死亡者を抑えることが出来ていると言える。

中には、「台湾は感染者がほとんどいない。日本の対策はぬるい。」と言う人もいるが、台湾の新型コロナに対する対策は完全封じ込めを目指している。それに対して、日本は医療崩壊が起きないように感染者を抑制する方針で対策を行っている。その方針は見事に守られている。

経済活動と感染対策は互いに矛盾する内容であるので、規制と緩和はぎりぎりのところで政治的に判断される。経済と感染対策のさじ加減は極めて難しい判断であるが、大きな判断ミスが侵していないので感染者数も死亡者も抑えることが出来ていると言える。

症状が改善して退院した人などは8万5941人

 

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19日東京都 78人の感染確認

東京都は、都内で新たに78人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。感染者数が少ないのは病院は休日は開かれておらず、PCR検査数が休日は減るからである。

感染経路が分からない46%

46%の36人は、これまでのところ感染経路がわかっていないません
感染経路不明の割合が半数以上に達している。まだまだ市中感染が拡大している可能性があります。

日本がコロナ禍から逃れるためには東京の感染が減らない原因究明が必須である

保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、再び感染拡大に転じる可能性を秘めています。

東京都の感染者を減らさないと、日本人の日常は戻ってこない。経済の完全回復も期待できない。なぜ、感染者が減らないのか国も都も協力し科学的に徹底的に究明する必要がある。

若者・勤労者の感染が多い

・年代別では、10歳未満が1人、10代が3人、20代が20人、30代が18人、40代が14人、50代が11人、60代が6人、70代が3人、80代が2人です。

無症状か極めて軽い症状で済む49歳以下は56人で全体の72%と若者の感染が極めて高

・また、通勤・通学等で社会活動の多い20代~50代の感染者は63人で全体の81%となっている。若者や勤労者など市中で活動する機会の多い人ほど感染者が多いという当然の結果が出ている。

現時点での新型コロナの感染は、若者や勤労者が市中で感染したのち、家庭内で感染を広めている傾向が見られる。大切な家族に恐ろしい病気を移さないためにも、都民及び都周辺の都道府県の方は、仕事が終わったら道草をしないで早めに帰宅するようにしましょう。

 

都の基準で重症者1%におさえることができている

・感染が確認された2万9046人のうち、入院中の人は18日より11人増えて1062人です。
重症の患者は24人(+0)で全体の1%となっている。この数字から死亡率を類推すると、0.3~0.5%となる。

都では重症の患者向けの病床を150床、中等症以下の患者向けの病床は2490床を確保している。感染拡大に向けて準備が出来ている。現時点では、都の対策も十分と言える。
・退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は2万6810人

 

市中では健康者がコロナを運ぶ

新型コロナウィルスの感染は若い世代の感染が目立ちます。若者の感染はステルスに進みます。万一、感染しても無症状であるか、軽症で済むからです。無症状の人は当然感染していることに気が付きません。

健康な人が日常生活を行い、知らないうちに新型コロナウィルスを移しているのです。

マスクをはずし”蜜”を作り会話する時が危険

スポーツを楽しむとき、部活で過激な運動をするときにはマスクをはずします。プレー中は激しく呼吸をします。

ミーティング、打ち合わせ、作戦タイムの時は極めて危険です。激しく息をしながら集まり、監督やコーチの指示を聞きます。

部活動でも、職場でも休憩中も危険です。部活では、休憩にマスクをはめる人はまずいないでしょう。体の疲れとともに心も癒したくなりつい友達と近づいてしまします。

昼食時にも当然マスクをはずしますので、会話を控えるか、社会的距離を保つようにしましょう。また、喫煙所で喫煙中に感染した事例もありますので、喫煙中も注意を怠らないようにしましょう。

更衣する時も油断してはいけません。部室や更衣室で着替えているときにマスクをはずして会話し暴露することがありますので注意しましょう。

東京の感染が減らない、日本の運命は東京都が握る

東京都や都周辺の感染者を減らさないと、日本人の日常は戻ってこない。経済の完全回復も期待できない。国・都・都民が一致協力して「新しい生活様式」の普及・実践に取り組んでいただきたい。

 

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海外

日本時間の19日午後7時の時点で、4006万3546人と、4000万人を超えました。亡くなった人は世界全体で111万3909人となっています。

新型コロナウイルスの感染者数の拡大が過去最悪のペースになっている。欧州連合(EU)と英国の新規感染者合計は今春の「第1波」の3倍を超え、景気が二番底を迎える懸念も出てきた。

ポーランド、国立競技場を仮設病院に

ポーランド政府高官は19日、新型コロナウイルスの感染者急増で各医療施設の収容能力が限界に達する中、首都ワルシャワの国立競技場を仮設病院として活用する方針を明らかにした。

高官は地元テレビで「約500台のベッドを設置する」と説明した。

アイルランドがロックダウンへ

アイルランドは欧州で最も厳しいロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。市民生活に不可欠でない店舗やレストラン、バーの少なくとも6週間の営業停止のほか、市民の移動は自宅から5キロ以内に制限される。

 

対策

「昼カラ」感染者の8割「マスクせず」

「昼カラ」ができる店の利用者らを調査した結果、感染者の約8割は店内でマスクを着用せず、平均滞在時間は感染しなかった人より1時間長かったことなどが分かった。

昼カラの特徴として、騒音対策のため(ドアを開けるなどの)換気が難しく、3密(密閉、密集、密接)になりやすいことや、重症化しやすい高齢者の利用が多いことを挙げた。また、感染が広がらなかった小規模店では利用者の多くがマスクを着用していたと指摘。

新型コロナの「指定感染症」は過剰?

新型コロナはそのような「危険性がきわめて高い感染症」ではなく、感染者数と死者数は季節性インフルエンザより少ない感染症であることが明らかになった。

過度な恐怖感を和らげるには、政府が新型コロナを指定感染症から外し、「恐怖の感染症」ではないことを明確に示すのが有効だろう。

福岡市「妊婦のPCR検査費用」を助成

福岡市は、新型コロナウイルスが収束しない中でも安心して出産できるよう20日から妊婦を対象にPCR検査の費用を負担すると発表しました。分娩を行う市内の医療機関で検査する場合、費用は全額、福岡市が負担します。

冬の方が新型コロナは流行しやすいのか?

冬の方が新型コロナは流行しやすいのか? 気温や湿度と新型コロナとの関係
忽那賢志感染症専門医によりますと、

一般的に呼吸器系ウイルス感染症は冬に増加する

一般的に呼吸器系のウイルス感染症では季節性の変動があり、冬季の乾燥し寒い気候によってウイルスの安定性と伝播力を高めるのと同時に、ヒトの免疫系を弱めるため、増加する傾向にあります。

新型コロナも気温が低い地域ほど感染者数が多い

2020年2月の各都道府県の平均気温と2020年1月の中国からの旅行者の数について検証したところ、気温が低い地域ほど感染者数が多いという関連がみられました。

日本以外でもブラジル、中国、アメリカでも同様に「気温や湿度が低いほど患者数が増加する」という結論が得られた研究結果が報告されています。

平均気温5~11℃で湿度の低い地域で新型コロナの伝播が多く見られる

世界各国の都市の流行と、気温・湿度を検討した研究でも平均気温5~11℃で湿度の低い地域で新型コロナの伝播が多く見られているという結果でした。

166カ国の気温・湿度と感染者・死亡者の数との関係を検討した別の研究では、

・気温が1℃上昇するごとに 1日の新規症例数が3.08%減少 / 新規死亡数が1.19%減少

・相対湿度が1%上昇するごとに、1日の新規症例数が0.85%減少 / 新規死亡数が0.51%減少した

と報告されています。

 

今冬に新型コロナは増えるのか?

「夏よりは流行しやすい環境にはなると考えられますが、必ずしも気温や湿度だけが流行を規定するわけではありません。」とのこと。

「新しい生活様式」を実践しているか否かの方が感染に大きく影響している。

冬だからといって必ず夏よりも流行するとは限らず、流行するかどうかは私たちの感染対策の徹底具合によっても大きく左右されるものと考えられます。

 

 

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