沖縄科学技術大学院大学(OIST)は9月30日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の重症化リスクが、ネアンデルタール人由来のものであるとの研究結果がネイチャー誌に掲載されたことを報告している。
3番染色体のある領域の遺伝子多様体(バリアント)が重症化リスクを高めているという。
- ネアンデルタール人のバリアントを持つ人は、新型コロナウイルスに感染した場合に、人工呼吸器を必要とするリスクが最大3倍になる。
- これらのバリアント保有者は世界各地で大きな開きがある。
- 東アジア(中国、モンゴル、台湾、韓国、日本など)では保有者はほとんどいない。
- 南アジアでは人口の約50%がバリアントを持っている。
- アフリカでもほとんど見られない。
- バングラデシュではもっとも多い。
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