新型コロナ、無症状や医師にかかるほどの症状がない軽症の人は感染に気付かない

新型コロナワクチン 経過と近況

無症状や医師にかかるほどの症状がない軽症の人は感染に気付かない

この夏に入り、喉が痛くなったり、咳が出たりしても、発熱がなく普通に生活できる程度の症状なので、医師にもかからず日にち薬で治ったという方がいたら、実は夏風邪でなく新型コロナに感染してたのかも知れませんよ。思い当たる方も多くいると思います。

今流行している新型コロナウィルスは、オミクロン株の中でも広がりやすいとされる変異株「KP.3」が主流です。変異株「KP.3」に感染した時の症状は、今までの新型コロナと変わりません。しかし、今までの新型コロナの症状と比較すると、変異株「KP.3」に感染した方の多くが無症状かより軽症なのです。

私たちは、多少咳が出たり、喉が痛かったり、軽く頭痛がしたりしても、発熱がなく体がだるくなかった時には、わざわざ医者にかかりません。また、新型コロナに感染したが検査をすることもしません。

だから、あなたが外出して、仕事や遊びで他の人と過ごしている場には、新型コロナに感染している人がいる可能性があるのです。ですから、感染が拡大している時には、新型コロナウィルスと遭遇する確率は大きいのです。

しかし、非常に多くの方が新型コロナに感染しているにも関わらず、特に、対策を気にすることなく過してもウィルスが弱毒化しているため、生活に困ることはありません。

ウイルスは弱毒化の方向に進む

多くのウイルスは弱毒化の方向に進みます。それは,ワクチンや治療薬,隔離など,人が科学的に医学的に、強毒のウィルスと闘うために、弱毒化したウィルスがウィルス間の生存競争で優位に立つからです。

つまり,人為的に強毒株が抑え込まれることにより,弱毒株が残るのです。

新型コロナに関しては、世界的なパンデミックが始まった2020年頃の新型コロナは本当に怖い病気でした。最初に流行が始まった武漢でも、その後、海外でもバタバタと人が亡くなっていました。まだ、有効なワクチンや治療薬がなかった中、重症化率も死亡率もそれなりに高かたのです。

ワクチンが実用化されて大規模な接種が行われました。その後、オミクロン株が登場し、それ以前のデルタ株に比べてウイルスの毒性が下がった一方で、感染力が大きく増したため、厳しい感染対策が次第に大きな意味を持たなくなっていきました。

ウィルスの変異に対応した対策や生活が必要

ウイルスが変異し、人間の新型コロナに対する免疫も付きました。その結果、2024年現在の新型コロナウイルス感染症は以前とはまったく別の病気と言えるものになりました。そのため、かってのように一生懸命、厳しい感染対策をする意味もなくなり、社会が普通に回るようになったのです。

このように私たちの生活や感染対策もウィルスの変異に応じて変えて行く必要があります。過度におびえて、生活が窮屈になったり、経済が停滞したりさせるのは、意味がありません。

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