感染拡大する新型コロナ変異株「KP.3」

新型コロナウィルス感染症

新型コロナは毎年夏に流行する

新型コロナウイルスの全国の感染状況は、前の週の1.39倍で、10週連続で増加しています。毎年のことですが、新型コロナは夏になると大流行し、例年のピークは8月です。今年の「第11波」は、当然この夏に流行すると懸念され、感染対策を各自が徹底して行う必要があります。

変異株「KP.3」とは?

新型コロナウイルスの新たな変異株「KP.3」とは、オミクロン株の亜系統「JN.1」から誕生した「FLiRT」と呼ばれる変異株の一種です。これまで主流だった変異株よりも強い感染力をもち、従来のワクチンも効きません。

新型コロナウィルス感染症が、インフルエンザと同等の「5類感染症」に引き下げられると共に、医療施設内を除いて日常生活でマスクを着用する人も減り、新型コロナに対する警戒心が薄れてきています。

症状は、発熱やのどの痛みなど、一般的なかぜに似ていて区別がつきにくいです。感染力が強く、多くの患者は軽症です。

しかし、この感染症をこじらせれば、肺炎を患う恐ろしい病気です。また、症状が軽くても、長く後遺症に苦しむ人が多くいます。決して、侮ってはいけない感染症です。

検査キットが足りない

これから流行期に入っていくことを踏まえ、換気や手洗いを徹底することや重症化しやすいとされる高齢者は、人混みに出る際にマスクの着用を徹底すること、それに症状が出た場合は、早めに医療機関を受診することなど、これまでよりも少し強めの対策を心がけてください。

感染の急拡大で心配されるのが「検査キット」の在庫です。検査キットを業者にお願いしても在庫がない状況になっていて、複数の業者で確認しても、どこも不足という状態です。

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