新型コロナの変異ウイルス「FLiRT(フラート)」とは
FLiRT変異株、KP.2とKP.1.1とは?
アメリカで、かつて大流行したオミクロン株の亜系統が広がっています。この新しいウイルスは、「FLiRT(フラート)」と総称されています。この夏には、日本でも流行すると予想されています。そこで、「FLiRT(フラート)」についてちょっとだけ知っておきましょう。
FLiRT変異株とは、KP.2とKP.1.1の総称。これらは、オミクロン株の子孫株です。「FLiRT」という名前は、スパイクタンパク質における変異の位置から名付けられたものです。
治療費が有料になったので新型コロナには絶対かかりたくない!
アメリカでは、KP.2による感染者が増加している中で、他の亜種による感染者が減少しています。ようは、KP.2が他の変異株より優位的です。その理由は、
「KP.2はJN.1より感染力は弱いが、免疫回避力は強いようです。そのため流行が拡大していると考えられます」
今まで打ってきたワクチンがきかない可能性があるとのこと。高い治療費を、自費で払わなくてはいけないので、感染しないように常に心掛ける必要があります。
FLiRT(フラート)の症状は?
症状の出方は、これまでの新型コロナの症状とそれほど違いはないと言われています。
C新型コロナウイルス感染症の最も典型的な症状は、
- 発熱、悪寒
- 咳
- 息切れ、呼吸困難
- 疲労感
- 筋肉や体の痛み
- 頭痛
- 味覚や嗅覚の低下
- 喉の痛み
- 鼻づまりや鼻水
- 吐き気、嘔吐
- 下痢
ただ、味覚や嗅覚の喪失は、現在ではあまり見られていないとのこと。
まとめ
FLiRT変異株は、SARS-CoV-2から出現した新しい変異株です。まだ研究段階ですが、以前の変異株よりも感染力に関して優位にあると考えられています。
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