ファイザーとモデルナ副反応の違いは?

ワクチン 対策

ファイザーとモデルナ副反応の違いは?

副反応に大差なし

ファイザー社及びモデルナ社ワクチンは、従来のワクチン、例えばインフルエンザワクチンなどと比べると副反応の頻度は高いと言われています。

ファイザー社よりもモデルナ社のmRNAワクチンの方がわずかに副反応の頻度が高いようですが、ファイザー社のワクチンの方を選ぶほどの差はないと考えて良いでしょう。

アナフィラキシー

mRNAワクチンはアナフィラキシーが起こることがあり、何らかのアレルギーのある方、過去にアナフィラキシーを起こしたことのある方で起こりやすいことが分かっています。

また、これまでの報告では男性よりも女性でアナフィラキシーが多く、大半が接種後30分以内に起こっています。

日本国内では、ファイザー社のワクチン接種後のアナフィラキシーは100万人あたり89件、モデルナ社のワクチンは5月30日時点ではアナフィラキシーの事例は報告されていません。

心筋炎

国内外で、mRNAワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を起こした事例が報告されています。

心筋炎は心臓の筋肉に炎症が起こり心臓の機能が低下したり不整脈が起こる疾患であり、心膜炎は心臓を包んでいる膜に炎症が生じる疾患です。

ほとんどが接種後4日以内に生じており、20歳未満の男性に多く、1回目よりも2回目の接種で起こりやすいようです。

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