ベトナムで、強い感染力を持つインド・英国型の複合ウイルスを発見

新型コロナウィルス感染症
coronavirus covid-19 pandemic outbreak virus background concept

ベトナム政府は29日、インド型と英国型の新型コロナウイルスが組み合わさった新たな変異ウイルスが見つかったことを明らかにした。

ベトナム政府は29日、インド型と英国型の新型コロナウイルスが組み合わさった新たな変異ウイルスが見つかったことを明らかにした。現地メディアによると実験の結果、従来型よりも感染力が強く、自己複製も速いことが判明した。

「新たなウイルスは(従来型よりも)空気中で感染しやすく、短い時間で様々な場所に広がる」と説明している。

マレーシア 全土でロックダウンへ

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないマレーシアでは、政府が来月1日から経済活動などを厳しく制限する、いわゆるロックダウンを実施すると発表した。

マレーシアでは今月中旬以降、1日あたりの感染者数が連日、6000人を超えるなど、感染が急速に拡大していて、変異ウイルスの感染も広がっているとみられている。

マレーシアでの人口100万人当たりの新規の感染者数は、26日までの7日間の平均で211人となっていて、深刻な感染状況が続くインドの165人を上回っている。

台湾で新型コロナウイルスの感染者が急増

台湾の現状は、まとめると次の3点。

  1. 台湾では、18カ月にわたって新型コロナウイルスを封じ込めてきたが、ここにきて感染者数が急増している。
  2. 台湾は、中国製のワクチンを輸入しない方針を長年にわたって貫いてきた。
  3. しかし、人口の1%しかワクチンを接種しておらず、ワクチンの供給を強化する必要に迫られている。

 中国、ワクチンで台湾揺さぶり

新型コロナウイルスの感染が拡大中の台湾に対し、中国がコロナワクチンを材料に揺さぶりをかけている。

台湾で新型コロナウイルスの感染が急拡大しワクチン接種の加速が課題となる中、蔡英文総統は海外の製薬会社からのワクチンの調達が中国の妨害でさらに難しくなっていると強調した。

中国が新型コロナウィルスを徹底的に利用していることが分かる。最近の中国のターゲットは、中国製ワクチンを利用して、世界での影響力、勢力を強め、あわよくば台湾を乗っ取ることである。

日本政府、台湾へのワクチン提供を検討

新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、茂木外務大臣は、国内の接種対象を上回る分はほかの国、地域へ提供していくとして、台湾への提供も検討する考えを示した。

台湾では、5月中旬から新型コロナウイルスの感染が急拡大し、ワクチン接種の加速が課題となっていますが、蔡英文総統は、先に、海外の製薬会社からのワクチンの調達が中国の妨害でさらに難しくなっていると主張した。

これについて、台湾の外交部が28日夜「心から歓迎し、感謝する」というコメントを発表しました。

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