抗がん剤治療:3ターン3日目の副作用
冷たい物に触ると痺れる副作用はより強くなりさらに蓄積される
抗がん剤治療の3ターンの3日日になりました。
副作用が1ターン・2ターンとはとは比較にならないほど冷たい物に触れると痺れる副作用が強いことです。体が以前に増して感度が上がっているのです。身の回りすべての物が凶器と化しています。
看護師が言うには、痺れを繰り返すと蓄積されより激しく感じるようになるとのこと。
徹底して注意して生活する必要があります。しびれを感じない物は、36°C前後のわずかな温度帯だけです。温度差がる物は総て危険で熱い物もよくありません。パーフェクトは不可能です。
冷たい物に触れると痺れる対策の盲点となる点
お湯で手を洗った直後にタオルを持たない
例えば、お手洗いに入ったとします。手を洗う時にもちろん湯で洗います。ここに重大な盲点があるのです。手を洗えばハンカチ・タオルで手を拭きます。
ところが、ハンカチ・タオルに触れた途端に手が痺れるのです。
手はお湯で洗ったので暖かい、それに対して、ハンカチやタオルは常温です。大きな温度差がある為に冷たい物に触ったことと同じ結果になるのです。
対策;10秒ぐらいたってから手を吹けば手の温度も下がっており痺れは感じなくなります。
手足の血行が悪くなるように圧力をかけない
常温であっても、凹凸のあるようなところに立つと、温度の違いに加えて血行が悪くなるせいでしょうか痺れを感じます。
重い物を持ちたいために、手袋を3重にはめ持ちました。力を一部に強く入れると血液の流れた悪くなるのでしょうか、しびれを感じます。手足の一部分に強い圧力がかかることをしてはいけないことに気がつきました。
風が吹くと気化熱で顔の温度が下がり痺れを感じる
気温が暖かくても風が吹いていると気化熱で顔が冷やされしびれを感じます。・
・風が吹くと外出できません。仕方がないので、ネットで調べて「バラクラバ フェイスマスク」と言うものを購入しました。
バラクラバ フェイスマスク
・家庭は抗がん剤治療を行っている人が安心して過ごすことが出来る場ではありません。すべての物が凶器ですので、常に手袋をはめて生活する必要があります。
こんな感じで薬の副作用が2ターンより強力になっているのでしばらくは徹底した対策が必要です。
急性花粉症が治まる
この症状は2ターンの時も出ましたが、点滴を受けた3日間程度は私の場合「急性花粉症」になります。
どうゆうことかと言いますと、私は花粉症ではありません。しかし、点滴を受けた後3日間程度の間だけ花粉症の症状が出るのです。
花粉に対しても体の感度が高くなっているせいでしょうか。このことは調べてもどこにも載っていませんので原因はここで書くことはできません。
しかし、3日目の午後にはほぼ治まりました。
その他、自覚できる副作用
- 点滴のあとがしびれる。痛み。
- 便秘と下痢の症状が同時に出て苦しむ
- 悪心・嘔吐(おしん・おうと)、食欲不振対策
- 自覚症状が出なくても常時対策を必要とする副作用として、口内炎と手足症候群があります。
点滴のあとがしびれや痛みは治まりつつある
点滴の針を刺した周辺(上下関節から10Cm)が少しだけしびれを感じています。2日目になるとこの副反応もだいぶ治まります。
便秘と下痢の症状が同時に出て苦しむ
1ターンでも2ターンでも点滴をした後、3日間は便秘と下痢の症状が同時にでてともて苦しいです。3日目になり、定期的に便意を感じるようになりました。
1ターンの時に、便秘と下痢の症状が同時に出て苦痛を感じ苦しんだので、パンテチン錠 酸化マグネシウム錠 センノシド錠 を処方しても貰いました。なぜだか3週間分も処方してもらっていたので、パンテチン錠 酸化マグネシウム錠だけを夕食に各1錠のみ様子を見ることにしました。
薬のパワーが出たのでしょうか、今回はなんとかお通じがでました。念のために3日目の昼にもパンテチン錠 酸化マグネシウム錠だけを夕食に各1錠のみました。
軽く吐き気を感じる副作用が強くなる
吐き気を感じるます。空腹感がなく食欲を感じません。それでも、耐え難い苦痛と感じる物でなく、他ごとをしていれば忘れてしまう程度です。
しかし、軽い吐き気に加わり、便秘気味でお手洗いに行きたいと感じる便意が継続して怒ってくると、何か重い荷物でも背負って生活しているような不快感を感じます。
3ターンの3日目になり、痺れ以外の副反応もだんだん強くなってきました。しばらくは、重苦しい思いに耐えながら生活する必要があるようです。
CAPOX療法の実際と副作用について
1 CAPOX療法とは?
2 CAPOX療法における副作用;手足症候群対策
3 CAPOX療法における副作用;悪心・嘔吐、食欲不振対策
4 CAPOX療法における副作用;口内炎対策
5 重大な副作用に至る可能性がある主な自覚症状
6 自覚症状がない副作用、検査によって分かる
抗がん剤治療中に日常生活で気を付けること
- 食事食べたらすぐに寝ない。
- 1回の食事の量を減らす。
- よく噛んで口の中で食べ物を消化するぐらいの気持ちになって食べる。
- 水分を多くとる。1日1リットル以上。
- スキンケア
・手足を清潔に保つ
・手は1日に5回以上保湿剤を塗る。手のひら・爪
・足は1日に3回以上保湿剤を塗る。足の裏・爪
・常時、手袋・靴下を身に付ける。 - 冷たい物に触らない。冬は暖房をしている部屋の中でも手袋をはめて生活する。
- 冷蔵庫に入っている飲み物をそのまま飲まない。常温でも敏感になっている時は痺れをかんじる。
- 寒い日は外に出ない。
- 外出する時には日焼け止めを塗る。
- 2時間ごとに水道水でうがいをする。ぐちゅぐちゅうがい。(口の中の細菌は2時間で増殖するため、うがいで菌を出す)
- 柔らかい歯みがきで軽く歯を丁寧に磨く。
- 口の中を清潔に保つ。
- 抵抗力が落ちているので、非感染対策を徹底する。「新し生活様式」を守り、常に実践する。
- 抵抗力が落ちるので過度な運動(仕事)はしない。
- 腸内環境を整えるために、小腸、大腸まで届く乳酸菌飲料を毎日大腸と小腸に届く製品をどちらも食べる。
女性であれば自然に出来ていることかもしれませんが、スキンケアなど男性は初めてする方もいるかもとおもいます。しかし、これらを怠れば重大な副作用に至るリスクが高まります。半年間、徹底的に実践する必要があります。以上の項目を生活習慣として確実に身に付けましょう。
注射部位反応について
注射部位反応とは、オキサリプラチンの点滴の為に針をさした部分、およそ20cmのあたりがしびれたり、痛みを感じたりすることです。これはほぼ全員に起きるそうです。
防ぐことはできませんが、2・3日で気にならない程度におさまります。完全に痺れがなくなるには1週間程度かかりますが、日にち薬で済みます。
コメント