2/19東京都新型コロナ353人の感染確認

経過と近況

東京都新型コロナ353人の感染確認

東京都は、新たに353人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。なお、グラフの赤い点線は1週間の平均を表しています。グラフからも分かるように明らかに減少傾向が見られます。

65歳以上の感染者は68人で全体の19%で高齢者の割合が医療の安全圏にまで減少したと言い難い状態です。

65歳以上は重症化するリスクが高いのでなんとか感染を抑えたいところです。家庭、施設をはじめ、重症化リスクの高い高齢者への感染の機会をあらゆる場面で減らすとともに、基本的な感染予防策を徹底する必要があります。

 

東京都の実効再生産数は、0.82と下げ止まり傾向

47%の166人は、これまでのところ感染経路が分かっていません。

2月16日の検査実施件数は、9243件です。
2月17日までの7日間の検査人数の平均は、6757.0人です。
陽性率は4.2です。
・2月18日の時点で、東京都の実効再生産数は、0.82とここしばらく変化はありません。やや、下げ止まりの傾向が見られます。

東京都の実効再生産数は、
緊急事態宣言が出された
・先月7日時点で1.28、
・先月14日時点で1.22と「1」を超えていましたが、
・先月21日時点では0.94と「1」を下回りました。

その後、
・先月28日時点で0.73、
・今月4日時点で0.75、
・今月11日時点で0.78、
・18日時点では0.82と、収束の傾向は変わらないものの、感染が減少するスピードは今月に入って以降やや鈍る傾向になっています。

年齢別感染者数と割合

東京都の高齢者の感染確認者の割合が高い状態がつづいていましたが、少し減少てきました。19日は、20歳代の感染が84人で全体の24%と再び増加しています。感染が少しおさまると、最初に若者の緩みが始まります。その兆候かもしれません。

この画像には alt 属性が指定されていません

高齢者の感染が減少

世代別感染者数と割合

感染しても無症状か軽症で済む人が多い49歳以下は220人で全体の62%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、家庭内・職場内・飲食店で感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。常に、注意を怠ることのないようにしてください。

20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは242人で全体の69%です。この世代が飲食店で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。

今感染が拡大しているのは、20歳代から50歳代が会食をして感染し、家族に広めているのです。緊急事態宣言中であっても飲酒・飲み会や夜遊びの習慣を絶つことの出来ない人が大勢いることが分かります。

大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食は控えてほしいと思います。

高齢者(60歳以上)の感染者数は84人で24%です。

次亜塩素酸水生成器

水道水と家庭用食塩だけで、電解次亜水(次亜塩素酸含有食塩水)を生成できる機械です。簡単に殺菌力の高い、除菌水が作れます。

除菌・消臭に!肌への刺激が少なく、安全性の高い殺菌方法です。
→→→次亜塩素散水生成器についてもっと見たい

 

重症者は84人と横ばい

都内で今まで感染が確認された人の数は10万9135人です。

都の基準で集計した重症の患者は、84人(+-0)で全体の1.5%です。

東京都の重症者の割合極めて低いのは、若者の感染者数が多いため重症者の割合は相対的に低くなるためです。

重篤者の年代は、30歳代1人、40歳代3人、50歳代11人、60歳代16人、70歳代38人、80歳代13人、90歳代2人となっています。

重症になる患者を性別で見ると、男性70人、女性14人と圧倒的に男性が多いです。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は10万3667人。

 

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えていました。退院したりする人がいるため、入院中の重症者数は減少したり、増加したりを繰り返しています。現時点では、重症者は、感染者の減少から1週間遅れて減少傾向に転じています。

この病気は、高齢の方や基礎疾患等抵抗力・体力の低下が著しい方には致命的に体を破壊する恐ろしい病気です。感染が拡大している時期は、高齢の方や基礎疾患を持つ方は、人との出会う機会を出来るだけなくすようにしてほしいです。

東京都内の感染 高齢者の割合が2か月連続上昇

東京都内では、新型コロナウイルスの新たな感染確認が減少する一方、感染が確認された人に占める65歳以上の高齢者の割合が2か月連続で上昇していて、今月は先月より10ポイント近く高くなっています。

都の専門家はひっ迫が続く医療提供体制を正常化するためには、重症化リスクの高い高齢者の感染を減らすことが重要だと指摘していて、都は、感染が確認された医療機関などに専門のチームを派遣するなどして高齢者への感染の広がりを食い止めたい考えです。

東京の新規感染者数、2日連続で前週を上回る

東京都では、新規感染者数が2日連続で前週の同じ曜日を上回った。18日に約1カ月ぶりに上回ったことを受け、小池百合子知事は19日の定例記者会見で「予断を許さない状況だ」と懸念を表明した。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました